イマジナリーフレンド所持者は心の奥底に眠る前提条件を探れ

創造型や邂逅型の経験者が発生型を追加獲得するなら話は別です。しかし、人工精霊やタルパの未経験者となると怪しくなって来ます。本当にそれは人工精霊やタルパに準ずる存在なのか？本来の意味としてのイマジナリーフレンドにしても、年齢的に不可能では⋯もちろん、こう言ったものは個人差もあり、絶対とは言い切れませんが、常識的に考えて懐疑的な姿勢にならざるを得ません。本物であれば発生源となる何かが、本人の意識の中に眠っているはずです。それを証明すれば本物だと言えます。本物であれば必ずあるはずです。ダイブまでは不要ですが、発生型と思う存在の生まれ故郷を直感でイメージして見てください。どこか懐かしい感じを覚えたら、ご自身の幼少期と因果関係のある存在、遅れて出現したイマジナリーフレンドである可能性を認めます。

発生型と信じる存在に前提条件を与えてみる

発生型だと信じる存在の生まれ故郷、元いた場所と仮定する世界をイメージしてみることで、その正体がわかります。懐かしい感じがしたり、楽しい雰囲気のするものが直感で得られたら、遅れて出現したイマジナリーフレンドです。ただし、確率的に見てわずかな人に限られると思います。地獄のような場所が思い浮かんだり、過去の悪い記憶やトラウマを想起したら、やはり、問題あるものと考えます。だからと言って、残念に思う必要はありません。真正面からそれらの問題を受け止め、克服する勇気を持てば⋯しかし、それは容易ではありません。もしかすると挫けて、発生型と思う存在が暴走し出す危険性があります。それならば開き直って、ダイブまで習得する必要はありませんが、地獄のような世界を楽しい世界へ変える空想でもして、存在と一緒に楽しめば良いでしょう。

時代遅れになるかもしれない創造型

空想世界の中で、既存の人工精霊やタルパの作り方（創造型）を試みる方が、むしろ不自然なやり方になるかもしれません。空想世界は多くの住人が暮らしている場所ですから、そこにどんな出会いが待っているか分かりませんから、邂逅や発生のようなパターンが多くなるかもしれません。ここまでは空想世界の中だけの話になります。では、そこで作ったイマジナリーフレンドを現実世界にも呼び出すことができるようになるのか？気になるところだと思います。単純に、空想世界を作る際に決めた出入り口からそうさせれば良いと思います。すでに人工精霊やタルパ、従来のイマジナリーフレンドをお持ちの方も、相棒を空想世界に送り込めるようになるかもしれません。人工精霊・タルパの世界でも一部の方がダイブの技法を習得、活用しているので造作もない話になると思います。

イマジナリーフレンドの視覚化について

次に「視覚化」について説明します。空想世界から呼び出したイマジナリーフレンドを、現実空間を背景に「見える化」する技です。本来は人工精霊やタルパの技法ですが転用可能です。ただし、懸案となるポイントになります。まともな人とそうでない人の分かれ道になると言っても過言でありません。意図的な幻視と病理的な幻視が混同されやすく、当サイトでは必須としません。むしろ、非推奨とします。統合失調症を患った人と遭遇する確率も飛躍的に上昇します。朱に交われば赤くなりますし非常に危険です。頭おかしな人と付き合うと自分もバカになります。メンヘラの頭で空想世界を作り出すことは不可能ですし、そのような輩との住み分けを推進する意味からもお勧めしません。既存の人工精霊・タルパ愛好家は、空想世界を作りそこへ移住させることを主張します。

視覚化の基本原理

視覚化とは、脳内のイメージを現実空間の上に重ね合わせ、それを無意識に発現できるようにコントロールする技法です。意識レベルで行うもので、体内の特定個所（チャクラ）に意識を集中させながら鍛錬することで実現が可能となります。初期段階は瞑想を用いますが、最終的に通常意識（変性意識でない）での自然な発現を目指します。これに対して、病的な幻覚は、心因的なイメージが現実空間の裏側から現れて来るものです。生理レベルの現象であり、コントロールが難しく放置すれば悪化は避けられません。後者の一部が自分の身に起きている事実を受け止められず、人工精霊やタルパ、イマジナリーフレンドと思い込みます。人工精霊やタルパは修練でしか獲得できませんし、イマジナリーフレンドは先天的なもので、ある日突然見えるようになるものではありません。