存在しないはずのタルパ

話がかなり込み入って来た。ここで一旦、これまでの情報を整理したい。まず、木口氏のXアカウントを再分析、更梨氏のブログと突き合わせを行ったところ⋯タルパ戦争の真実が鮮明に浮き彫りとなって来た。当初、オカルト研究家の出井氏により捏造された「存在しないはずのタルパ」を巡る事件と思われていたが⋯ここに来て、7月30日から8月2日までの間にかけて、そのような事実はまったくなかったことが明るみとなって来た。現状において人工精霊・タルパ界隈で広く認識されている⋯木口氏と浮島氏の二人が、オカルト研究家の出井氏により騙し討ちに遭ったと言う事実はまったくなかったのだ。ただし、タルパ戦争と無関係なところで本当にあった話のようだ。つまり、更梨氏がこれをタルパ戦争に結び付け、話を誇張しただけに過ぎなかったようだ。

暴走したタルパの正体

繰り返しになるが⋯実験で暴走した木口氏のタルパは、木口氏固有のもので、その存在性と一貫性に疑いの余地はない。また、本件で要となるタルパは一体のみで、それは木口氏のタルパで間違いないようだ。つまり、オカルト研究家の出井氏により捏造され、更梨氏の指摘する「存在しないはずのタルパ」とは完全に別々となる。そもそも、更梨氏が作り話をしているのだから⋯やはり、単に木口氏・浮島氏を快く思っていなかった更梨氏自身の心情が動機、真相のように思われる。しかし⋯ここで注目すべき点は、霊能者への霊視依頼とそのタイミングである。まず、一般的に界隈で流布されている内容ベースで考えると、すでに出井氏により暴露されている状態なのだから、あらためて霊視を行う必要性はないように思われる。更梨氏もそれで十分に満足するはずだ。

霊視を行った本当の目的

つまり、更梨氏のタルパ戦争最終報告なる記事は、最後の下りで不自然な矛盾を抱え込んでいるおかしな状態だと言える。その後、存在しないはずのタルパを宇宙意思に由来する存在と評論している様子から⋯彼自身、何か困惑している様子が伺える。タルパ戦争最終報告なる記事は、情報がよくまとまっており、一見すると冷静に書き上げられた文面に見えるが⋯随所にそうした矛盾点が散見されるのだ。よって、霊視は別の目的や意図で行われたと見るべきだろう。これは前回記事でも指摘した通り、木口氏のタルパに対する疑念だろう。恐らく、共有ダイブに用いられたものだろう。共有ダイブに疑いを持っていたから、共有ダイブで意識共有された木口氏のタルパの存在性と一貫性に疑いを持つのは当然だ。その観点からのものなら納得が行く。実際のところはこれだろう。

告発者まで行方不明となる不可解な事件

しかし、霊視の結果は更梨氏の期待を裏切るものだった⋯だからと言って、別件の話を持って来て、むりやりこじつけるのは無理があり過ぎる。更梨氏自身もそれはわかっていると思う。個人的なカンとなるが⋯タルパ戦争最終報告なる以外の記事やコメントも読む限り、更梨氏は言われているほど悪人ではない気もする。私も以前、人工精霊・タルパ界隈の住人らを弄り回して遊んだ。それはともかく⋯これ以降、更梨氏も行方をくらまし界隈から完全に姿を消した。その様子から察するに、何か不測の事態に巻き込まれた可能性を匂わせる。もちろん、霊視依頼の話まで作り話であったなら、この話もそれまでとなる。しかし、更梨氏まで行方をくらまし沈黙している事実から、何か尋常ならざるものを強く感じる。すべて更梨氏のウソと一蹴するには早計な気がして来る。

実験で何かが起きた

更梨氏のタルパ戦争最終報告は、終始一貫、冷静に書きあげられているように見える。しかし、最後の最後で宇宙意思は納得できない。これは当初から指摘している通り、真実を隠すための方便に思えてならない。何よりも、更梨氏は「存在しないはずのタルパ」を異常に恐れている点も不自然だと言えよう。肝心の霊視を行った結果の詳しい内容も⋯いずれもヤバイだとか何だとか騒がれている。しかし、何度も繰り返し言うが、これは実験で暴走した木口氏のタルパのことではない。話の流れからそのように思えるが、事件以降、木口氏は顕在で何も霊的問題は発生していない。事件から数年後、更梨氏のブログのコメント欄にも降臨しており、その様子から精神的に何ら異常な様子は見られなかった。どうも、怨霊は木口氏・浮島氏以外の間で跋扈したのかもしれない。