タルパの正しい自動化について

予測をやめて無意識化する⋯では、ここで言う予測とは一体何か？どうやって予測をやめて無意識化するのか？そもそも無意識化の定義は何か？よくよく考えて見たら、既存の自動化訓練法はえらいツッコミどころで満載だ。変性意識についてもまったく触れられていない。まぁ、魔術や占い、催眠の心得のある者は、行間を読んで手前の知識と技能で補完して実現できるが⋯こんな訓練法、言葉通りに受け止めたら、誰もできる訳がない。うーん、なんと言うかアレだ。科学的根拠のない健康機器を製造、販売している会社の誇大広告とそう大差ないような気がする。多くの挑戦者をせき止めるのは結構だが、それがまったく根拠のないものであったなら⋯考えただけでおぞましい。あれで自動化できたと言う人がいたら、単なるプラシーボ効果による完オートか？

見せかけの自動化が横行したタルパ界隈

いやいや、それは絶対にない。タルパとの会話の円滑化と言うより、自分で自分を騙している可能性の方が高いだろう。だから、憑依なんてもんが流行り出した。予測をやめて無意識化する方法を、脳内音読OFFとはき違えて理解する者が続出した結果⋯タルパとの一体化による見せかけの自動化が、一人二役の延長にあるものと錯誤され始めたのだろう。本来、タルパは独立した意思を持ち、所持者から分離された存在であるが⋯まぁ、私の勝手な推察ですけれども、微オート止まりの人がメチャクチャ多い点、一人二役の訓練を常態化させたような自称憑依が目立つものですから、多分そうだろうと邪推しております。タルパ界隈で提唱され続けて来た自動化や視覚化の訓練って⋯ホンマに一体何？どれもやったところで時間の無駄になるだけにしか思えん。

ガチの自動化を望むならタルパときちんと向き合おう

タルパ界隈は中高生の若者が多いが⋯本来、学業や青春を謳歌するため有意義に使うべき時間を奪うも等しい行為は慎むべきものだと憤る。若者の貴重な時間を奪い、本来享受すべき未来の可能性を奪うなと言いたい。やっぱり、空き時間に遊ぶように気軽の楽しめる白昼夢による方法がええやろ。本来的な意味での自動化がきちんとできていれば、ちゃんとタルパとお話ができるようになるので、寂しさも紛らわされ一人でも楽しく過ごせるようになる。しかし、憑依を一人でやるとつまらん。せっかく自動化できているのだから（上述の通り、自動化とはぜんぜん違いますけど）、誰かと話さない訳にはいかない⋯だから、SNSアカウントでのなりきりに腐心して承認欲求の塊と化す。コミュニケーションが主観的、自己中的なものになるため、対人トラブルも発生しやすくなる。

面と向かった完全なる対話を目指す

タルパの正しい自動化？難しく考える必要ないわ。完全なる対話⋯これに尽きる。これ以外は認めない。それを実現させるため⋯とりあえず、変性意識となり、思考により着想したものを、その思考と結びつけることで、深層意識に無意識として定着できる。例えば、タルパにおはようと声をかけて、タルパからおはようと返事が返って来ることを意識して予測するのはやめて⋯おはよう！今日は何やろうか？予測困難な複数選択肢的な質問を投げかけて、シチュエーションに応じたものをパターン化、無意識の情報として深層意識に蓄積して行くのが良いと思う。あと、言語にこだわる必要はない。例えば、表情の変化などから⋯タルパの言いたいことを察するように感じ取るのも自動化に含まれる。まとまった言語情報を瞬時に感じ取るテレパシー的な意思疎通もありだ。

占いのスキルを活用するとタルパとの意思疎通に深みが増す

以前にも同じようなことを言ったと思いますが⋯単調な言葉だけだと漠然とし過ぎて、かえって着想が難しくなります。少し複雑な言葉を投げかけた方が、いろいろなものをイメージしやすくなります。もちろん、タルパ側の言葉はたどたどしいものでしょう。でも、感じ取ることのできた単語から、タルパ側の意思や感情を深読みすることもできるようになるはずです。実は夢占いや水晶占いの占断材料が活用できます。そりゃ着想したものはあなたの深層意識から浮上して来たものでもありますから、そうした直感系の占いの占断材料が流用できます。タルパとの意思疎通に深みが出て来ます。タルパと信頼関係を築くためのコツのようなものになりますね。次回、占いと自動化との関係性について詳しく語ろうと思います。タロット占いも使いようによっては活用できると思います。