大脳生理学・神経生化学の観点から見た思念体

投稿日 2023.07.17 更新日 2023.07.18
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思念体を作り出すためには、原則として瞑想等により変性意識状態で行う必要がある。ドーパミンを始めとする各種の脳内物質を効率的に分泌させて、意識の中に芽生えた幻影とのコミュニ―ケーションを試みます。これが自動化訓練の基本形態であり、一つの独立した意思を持つ存在の醸成作業となります。人工精霊やタルパの作成は⋯生化学的に見たら、脳内物質を活用した幻影のコントロール術と言えなくもありません。これにより深層意識にしっかり刻まれ、通常意識状態でも存在を認知できるようになります。まるで本当に生きた存在であるかのように⋯思念体を一度でも完成させてしまうと、消すことが難しい不可逆的な代物となる理由も⋯少し怖い話になりますが、脳内物質を過剰分泌させることによる「ある種の依存症」になるからかもしれません。

思念体は脳内物質の依存症

思念体を作る際、意図的に脳内物質を分泌させて、存在を深層意識に刷り込んで行きますが⋯完成後も絶えず存在と戯れ続けることで、脳内物質が無意識に放出される機会は多くなるのかもしれません。その量も一般人よりも確実に多くなり、やや過剰気味になると思います。ただし、依存症が依存症として感じることなく、現実生活にまったく影響が出ないのは、架空の存在たる思念体できちんと自己完結しているからと考えます。前回記事でも指摘した通り、本物の思念体所持者であれば、承認欲求も完全に抑制されているので、思念体を維持するために他の何かを必要としません。孤高の境地で最高の幸せを感じているはずです。思念体は統合失調症と似て非なるものです。脳内物質による依存症も⋯制御されているか否かの違いがあるだけで、紙一重な状態なのかもしれません。

思念体作成に瞑想が必要である理由

瞑想=脳内物質のコントロールだからです。単に瞑想をするだけでその能力が自然と身に付きます。特にそれを意識して瞑想を行う必要はありません。まぁ、間違った方法で瞑想をやると、逆効果であるのは言うまでもありませんが⋯思念体の世界にメンヘラ等の問題児が目立つ原因の一つが、脳内物質のコントロールがまったくできていないことによる弊害だと考えます。それは瞑想による以外方法がありません。瞑想なしでも思念体は作れなくもありませんが、投影などの心理的阻害要因が発生しやすく、そう言ったリスクを抑制する意図からも、瞑想を前提条件の一つとして強く推奨しております。通常意識状態で過ごしている時、何かの拍子で感性や感情を大きく揺さぶられても、瞑想により身をもって覚えたものでコントロールされ、悪い方に影響を及ぼすことはありません。

メンヘラの頭でも変性意識にはなれるが⋯

メンヘラが瞑想等で意図的に変性意識を得ようとすると、深層意識から良からぬものが浮上して来るため、本能的にこれを激しく忌避する傾向があります。故に、思念体を作ろうとして瞑想を積極的に活用しない人は、基本的に怪しいの一言に尽きます。申し訳ありませんが⋯この点について、次回あたりにでも詳しく説明しようと思います。一方で、メンヘラがまったく変性意識になれない訳でもありません。メンヘラの場合、投影による優越感が最高潮に達するとそうなるようです。多くの場合、悪い方に影響を及ぼし、現実で様々な問題を引き起こします。関連する掲示板での誹謗中傷行為がそうでしょう。投影ですからほぼ自己紹介となりますが⋯この世界に巣食っているメンヘラは主人格で何かを言うことは絶対にありません。思念体と称するものを通じた投影しか行えません。

投影によるドーパミン依存症

通常の投影は自分以外の誰かに対してそうすることで、冷静さを保てるよう自分で自分を騙す行為になりますが⋯思念体を作ろうとして発生する投影は、自分で自分に対して行っているようなものになるので騙しようがありません。情緒不安定となり感情的な言動が表面化します。メンヘラは瞑想や空想はできませんので、投影や幻覚で感情を大きく揺さぶられた時に大量分泌させるので、関係する掲示板で誹謗中傷行為を行っている者は、そうすることで快楽を得ているのでしょう。結果として、投影による「ドーパミン依存症」にすり替わり、自作自演など様々な問題行動が目立ち始めます。そして、最後は統合失調症です。多くは元から双極性障害や内在性解離など精神疾患を患っていますから、10年以内に重症化して、そうなるのは目に見えてますね(この根拠も次回語る)。