思念体といじめ問題

前回の続きである。いじめ問題に際して、よく聞く言葉であるが⋯いじめられる側にも問題があると言うものだ。しかし、具体的にどのような問題であるのか聞いた試しがなし。せいぜい、何となく腹が立つだとか、加害者本人の主観に基づくものばかりだ。そんなものは加害者本人が解決すべき心の問題である。だいたい、いじめをするような子は家庭環境が普通でない。私の小中学時代、いじめっ子は⋯両親が離婚していたり、父親が失業中だとか、母親がアル中だとか、祖父母宅に住んでいるとか⋯訳ありな子と相場が決まったいた。金持ちケンカせずなる諺がある通り、平和で豊かな生活をしていれば、そのような行動には走らないものである。少なくとも、裕福な家庭の子で、そんなバカなことをする子は一人もいなかった。今もそうなんじゃないかと思う。

いじめられる側にも問題があると言う本質

翻って、人工精霊・タルパ・イマジナリーフレンドの世界はどうか？見たところ、育った家庭環境に訳ありな人が多い世界である。冒頭後半の文面が胸に突き刺さる思いになる人は少なくないだろう。いじめ被害経験者を自称している者も自分を省みろ。本当はいじめ加害者だったのではないかとさえ疑いたくなる者もいる。よく、児童虐待犯も実は幼い頃に親から虐待を受けていた被害者でもあるとの話を聞く。実際、その事例は多い。いじめ問題もこれと同じで、加害者はかつて被害者であったことが多い。小学校高学年あたりから中学の間でいじめに走るような子は、幼少期から小学校低学年の間にいじめを受けていた可能性が高い。個人的な範疇となるが幼馴染にそんなヤツが何人もいた。いじめられる側にも問題がある⋯これは、かつての自分を投影しているのかもしれない。

いじめっ子もいじめられっ子だった？

もちろん、全員とは言わない。多くの子は克服して立派な大人に成長しているものだ。社会的に成功している人はそうした辛い過去の持ち主が多い。しかし、ごく一部であるが⋯今度は大人になってからいじめる側に成り果てる惨めなヤツがいる。幼少期から小学校低学年あたりの被害体験なのか⋯中学校、思春期あたりの被害体験なのか定かではないが、前述した構図、負の連鎖が遅れた形で、いい歳した大人になってから発現するものだ。ネット上の誹謗中傷犯にもそう言った手合が多く見受けられる。いじめ問題と少し話は違うが、会社のパワハラ上司も若い頃は⋯まぁ、そんな感じの構図が本当に多い。人工精霊・タルパ・イマジナリーフレンドの世界は、圧倒的大多数が「もどき」であり、心理投影の世界と化している。そのような悪い構図が生まれやすい空間だと言えるだろう。

自称いじめられっ子の正体を垣間見た瞬間

誰とは言わないが⋯私は思い切って、掲示板上でそのような人物と接触を試みたことがある。実はIPアドレスは抜き出し済みで、かなり以前からネット上での動向を注視していた人物である。最後に誹謗中傷行為をしていたことを匂わす書き込みをして消えた。一時は可能性を垣間見たが⋯やっぱりである。恐らく、この人物は死ぬまでに幸せになることは決してないだろう。イマジナリーフレンドの方面からこちら側の世界に接近して来た者であったが、話をしていても常に否定から入る感じであった。まるで占いジプシーのように現状の自分にとって都合の良い何か求めている感じであった。助言の類はすべて無理と最初からあきらめており、社会に対する絶望感が半端なかった。まぁ、自分の意思で何もできない者に、人工精霊・タルパ・イマジナリーフレンドは無理ですわ。

負の連鎖に囚われている卑屈な者に思念体は無理

人工精霊、タルパ、イマジナリーフレンド⋯いずれにしても、誰かに頼まれてやるものでもないだろう。あなた自身が決めてやるものだ。そして、何が起ころうともすべての責任を負う⋯勝手に出現して来た！！突然見えるになった！！だから、それはビョ～キだって⋯思念体は自らの意思でもって作り出すもの、生み出すものである。イマジナリーフレンドも幼少期からでないと説得力がない。以前、指摘した遅延性イマジナリーフレンド、発生型タルパは⋯本当に天才でないと無理だ。双極性障害や内在性解離を患っていたり、ただの薬中、私生活があり得ないほどガタガタ状態の者に、そのような奇跡は絶対に起こり得ない。これは以前運営していた「運の光」で伝えたことであるが⋯過去のわだかまりは断ち切らないと、思念体を作り出すことは不可能である。