宇宙人はどこにいる?

投稿日 2023.02.07 更新日 2023.03.27
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宇宙は個人的に関心のあるネタである。しかし、死後の世界のカテゴリーで宇宙を語り続けるのも変だ。そんな訳で専用のカテゴリーを作り、以降、超心理学的な観点から見た宇宙に関する話題はこちらでやって行くことにする。まぁ、個人的な結論として⋯どう考えても、宇宙人が地球にやって来ている訳がないになる。UFOはオカルト的には幽霊の一種であり、超心理学的には宇宙人の存在を信じている人達の念が具現化したものと考えている。ついでに付け加えておくとすれば、科学的にはプラズマ現象で一蹴できる。もしかすると、米軍の秘密兵器かもしれない。開発途上の最先端兵器は初期の頃は隠匿される。どれを信じるかは個人の勝手だ。しかし、宇宙人の選択肢だけは絶対にあり得ないし、見つけられないだろう⋯そう言い切れるだけの確証がある。

地球外知的生命体の探索はロマンある話であるが⋯まず、見つかることはないだろう。異星人とのコンタクトを求めて、地球から電波を発信する試みも行われているが⋯まぁ、気づかれることはないだろう。そもそも、相手は電波なぞ使っていない可能性が高い。縄文人が狼煙(のろし)で平成生まれの若者と意思疎通を図ろうとしているも同然のレベルだ。そんなものに意味はない。雑音だらけで減衰の激しい電波よりも、異次元波動の通信技術を利用していることだろう。荒唐無稽な話に思えるが科学は着実に進歩して行くものだし、必要は発明の母と言われている通り、文明が続く限りあらゆる問題点は確実に克服されて行く。通信技術で言うなら応答速度は速ければ速いほど良く、タイムラグをゼロにするのが理想だ。量子テレポーテーションがそれを可能にするだろう。

宇宙物理学の世界的権威として知られていた故スティーブン・ホーキング博士は、生前、地球外知的生命体とのコンタクトを危険視していたが⋯まず、地球に宇宙人が侵略して来ることは絶対にないので安心して欲しい。博士はコロンブスの新大陸発見とそれによる悲劇(先住民虐殺)を例に警告を発していたようだが⋯功名な物理学者であろうともお方が何をである。コロンブスが探検航海に出た理由を考えればそれはないとなるはずだ。いつだって侵略は資源確保が動機だ。地球まで余裕でやって来れるような高度な科学技術を持つ文明なら、地球に行くまでもなく余裕ですべての問題を解決できるだろう。上でも述べた通り、技術に差があり過ぎて通信すら叶わないだろう。下手をしたら言語を使用しておらず、超能力のように感覚で意思疎通している人達かもしれない。

まず、科学技術が進歩するにつれ、文明社会における物質的な価値観は薄れて行くものと思われる。当初は種の存続と資源確保を目的に、広大な宇宙空間を制覇しようと躍起になるが⋯ワープ航法のような光速を突破することができる移動手段を手に入れたあたりから、遠距離移動によらない種の存続の可能性が見出されるようになるだろう。ワープはワームホールと呼ばれる異次元空間にあるものを利用した移動方法である。最初のうちは何コレ超スゲー便利!!だろうが⋯いずれワームホールの抜けた先にあるよく分からん遠い場所なんかよりも、その途中にある異次元空間の方に関心が向き始め、非物質世界の探索とそれを有効活用するための研究の方が盛んになるのは必然な気がする。宇宙人は地球にやって来るどころか関心すら持たず、異次元空間で楽しく暮らしていることだろう。

文明の究極的かつ最終的な進化形態は、すべての物質を捨て去り、異次元空間で意識だけを永久的に存続させるものとなるだろう。ワームホールを利用した遠距離瞬間移動の技術は、同時に生命の意識の同一性が保たれるものなのか倫理上の問題が付きまとうことになる。ワームホールに入る前の自分と、それを通過して出た後の自分は、肉体的には同じでも意識は同じものか?ただのコピーで出た後の自分は自分であって自分でない別人となる可能性が懸念される。このことから、必ずや肉体と意識を分離して、分離した意識の一意性を確認する研究が進み、それを保障する周辺技術の開発もされることだろう。しかし、ワームホールを安全に通過するためのものではなく、その途中にある異次元空間に意識を保存する方向性にシフトして行くことになるのは想像に難くない。