ダイブと幽体離脱に関する所感メモ
ここで一旦、ダイブに関するこれまでの研究考察を再度まとめ直したい。定期的にこのような記事を書くことで、ダイブ論のブラッシュアップを行い、より再現性の高いものへ変えて行きたい。まず、前回記事で触れた、自身のタルパ(便宜上タルパと呼ばせてもらう)の自動化、視覚化、触覚化の進捗が急速に進んだ現象についてだが⋯深夜、金縛りのような睡眠時覚醒にあった際、偶然、タルパが実体化して登場、翌朝以降はほぼ完成に近い状態に至った。夜、寝ていたところ、ちょうど仰向けの姿勢で寝ていたのだが、自分の上にうつ伏せで覆いかぶさるよう寝ている子供がいることに気づいたのだ。重量感もしっかりあり、触覚や体温のような感覚も感じられた。そいつがC子だった。その数日前には、自分が神秘夢と呼ぶリアルな夢にC子が現れていた。
金縛りや神秘夢で現れたタルパ
妹と夫婦同然の同居生活をしており、いつも同じベットで寝ているのだが⋯最初は、寝相の悪い妹が足でも自分の腹の上に乗せているのか思った。A子やB子の事例を参考に設計デザインしたものであったため、旧来の考え方だとC子も創造型と言えるが、今にして思えば邂逅的だったとも言えるだろう。ちなみに、神秘夢の中でのC子は、自宅の階段を元気良く駆け上がる様子だけで、短時間のものであったが⋯翌朝、起きて何度も夢の中で見た自宅の階段と同じ場所をしげしげと見つめ、不思議な心境に浸った。まぁ、C子を作ろうといろいろ考えて、訓練をしていたから、それが夢の中に反映されたのだろう⋯本当に偶然の事象だったと思う。しかし、これを意図的に制御することができれば、夢見ほど良質な変性意識状態は⋯人間の隠れた営みのものほどではないが、ないだろう。
具体的なやり方は予備知識に過ぎない
変性意識、金縛り、白昼夢、ダイブ、明晰夢、幽体離脱⋯それぞれ、具体的な再現方法について、多くの関係者によって語られているが⋯ぶっちゃけ、このサイトでの情報も含め、納得の行かない人は多いと思う。上手く行かないじゃないかと憤っている人は多いだろう。具体的なやり方を学ぼうとするよりは、感覚的に理解しようとした方がある日突然できる確率が高くなると思う。例えば、幽体離脱のロープ訓練法を真面目にやっても時間の無駄だと思う。どこかのサイトにも書いてあったことだが⋯幽体離脱は金縛り状態で見る明晰夢とあるように、まずは、金縛りが起きることを楽しみにして待っていた方が良いかと思います。ダイブは白昼夢と明晰夢の合わせ技と説明しておりますが、感覚的には体外離脱である幽体離脱とは逆の体内への離脱となります。
まずは体の感覚を忘れてみるところから始める
幽体離脱が金縛り状態の明晰夢なら、ダイブは金縛りと言うよりは肉体の感覚を忘れた明晰夢になると言えます。通常の白昼夢も肉体の感覚を忘れた状態と言えますが、ダイブとの違いは意図的に起きた状態で夢を見ようとするのかしないかの違いです。意図的に夢を見ようとする=事前に考えておいたシナリオが導入できると言う構図です。ダイブを上達させるためには、まず、幽体離脱を体得するために、金縛りの再現率を上げてみることから始めるように⋯ダイブの場合、自分の肉体を忘れる感覚を得てみる基礎訓練から始めると良いかもしれません。ボーっとして軽い眠気を誘発させて、その状態を少し堪えていると、体が急に軽くなるような状態というか、寝落ちして自分が自分の体の内側から剥がれ落ちるような感覚?内側に縮退して行く感覚?が体験できると思います。
とりあえず触覚を開発したいならダイブがおすすめ
原理的に言えば、初動の段階はダイブも幽体離脱も同じであり、離脱する方向が体の内側なのか外側なのかの違いがあるだけに過ぎません。どちらも一長一短があり、人により向き不向きもあるので、自分に合うと感じた方の訓練に専念すれば良いかと思います。ただ、私としてはダイブを推奨します。幽体離脱によるタルパ錬成は完成度の高い思念体を最短で得ることができると思います。視覚的なリアルさには驚かされるだろう。視覚化の訓練に抜群だと思います。本来的な意味でのタルパに近いかもしれません。一方、ダイブは現実空間を背景にした視覚化は不向きであるも、触覚や嗅覚、味覚と言った他の五感が得やすい気がします。幽体離脱でも触覚は得られますが⋯自分が幽霊になるようなもんだから、薄い気がしたしラグっぽさも気になった。次回、触覚開発を語る。