一般的なものなら具体的に説明できるはずでは?

投稿日 2024.07.13 更新日 2024.07.13
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前回の続きである。最後は関係者でないと話がよく見えない内容となった。つまりはこうだ⋯変性意識にならなくてもタルパは作れる!これが現状におけるタルパ界隈のスタンス、一般的なやり方だと述べている人がどっかのウィキのコメント欄にいたと言う話だ。これには笑撃⋯いや、衝撃だ。微オート止まりの人が急増、難民化している現実に対する誤魔化しである。具体的な助言を与えず、ただ信じてやり続けろはないだろう。それこそ、その一般的なやり方に基づく助言をすればいいだろう。まぁ、その一般的なやり方が本当にあるのであればの話だが⋯またこう言うと、人によって違って来ると誤魔化すんだろうがな。反対意見は歓迎だが具体的な話をして欲しいわ。実際、自分の体を使い実践していることなのだから、本物であればきちんと説明できるはず。

変性意識はタルパ界隈の問題点を洗い出した結論である

主観や心象は十人十色となるが、人間の意識の働き方には傾向が出る。それを解明するのが心理学である。その視点から見ると、現状におけるタルパ界隈のスタンス、一般的なやり方と言うのは⋯前回の記事でも指摘した通り、記憶学習的な設定条件の積み上げによる方法と言える。このやり方なら瞑想もダイブも明晰夢も幽体離脱も不要だ。しかし、効率が非常に悪い上、多くのデメリットが問題となる(脳機能障害や変な自己暗示にかかる恐れもある)。自動化に必要なすべての設定条件を丸暗記してやって見ようと言う形だ。自動化どころか全手動型の脳内リソース大量消費の思念体となる。いや、実質的に思考のみで動かすようなものなので観念の塊か。一部の情報を忘れたら整合性が取れなくなり機能しなくなる。開成とか灘くらい行ける頭の持ち主なら容易いかもしれんが⋯

現状におけるタルパ界隈の自動化訓練の有り様

自分はタルパ界隈をよく「山」に例える。誰も頂点を極めていない未踏峰の山だと⋯現状におけるタルパ界隈の自動化訓練の有り様は、まるで八甲田雪中行軍遭難事件、二百三高地を思わせるものとなっている。なんだこの旧日本陸軍的な発想は?いったいどれだけの挑戦者が犠牲になった?そんな時間を無駄使いするだけのつまらん訓練は今すぐやめるべきだろう。時間を忘れるように小説や漫画を読み耽り、作品の世界に没入した経験のある人は多いだろう。感動的な映画やアニメを見て、自分自身を作中へ投影して余韻に浸った経験のある人も少なくないだろう。気づけば架空の世界であるはずの場所にいて、空想が自然に巡っていたと思う。それらは全部、変性意識状態にあるものだ。それを思念体作りに活かそうと言うのがシナリオ空想法だ。そうなれる台本を書けばいい。

挑戦者を不安に陥れるだけの助言には疑問

ゲームでも似たような現象が起きる。気づけば視野狭窄のような状態になっており、まるで画面の中の世界に身をおいているような感覚に囚われたことのある人は多いだろう。操作しているキャラクターが高い場所から飛び降りると、自分の身体も落下するような不思議な感覚も覚えただろう。さらには、その日の夜、寝ている時にゲームの世界の中にいる夢を見たりする⋯まぁ、前回記事でも述べた通り、これを現状におけるタルパ界隈の自動化訓練に上手い具合に結び付いたら、本当に自動化が叶うかもしれない。夢は何気ない生理現象だがその力は絶大だ。それにしても、完成度や進捗は気にせずマイペースで楽しむって⋯これは自動化なんかしなくても良いと言ってるも等しい実践性のない本末転倒で五里霧中を思わせ不安感を増大させるだけの助言だよな?

だから力を入れるな楽しめってあれほど言った

みんな、時間はかかっても良いから、確実に自動化できる方法を欲しているのだ。不安を拭い去りたいのだ。別に自分の提唱するやり方、変性意識を積極的に利用するやり方が絶対正しいとは言わない。通常意識のみでタルパを作り出す方法がある、これが一般的なんだと言うのであれば⋯せめて、その具体的な方法を質問者に対して丁寧にわかりやすく説明しろと言いたい。ただ、焦るな自分を信じろって⋯そんな精神論だけでタルパって作り出せるもんなんですかね?思念体作りにおいて「信じる」ことは重要ですが、それは自分の行いに対して盲目的にさせるためではなく、深層意識から秘めたる力を自然に引き出すため利用すべきものだと考えます。そうなると⋯やっぱ、変性意識になる必要がある?そんな感じですわ。変な力が入ってしまいそうな信じるはダメでしょう。