無意識化されたタルパのいる世界像

2026.07.17

タルパの自動化とは⋯深層意識に刻んだ記憶情報の無意識化であり、視覚化も原理的には自動化と同じである。タルパの設定情報を予測、補助思考せずに受け止める方法となるのだから、無意識化を自動化と視覚化に分ける必要性はないように思う。タルパのジェスチャー、非言語による動的な視覚効果も、自動化の対象に含むと思う。あえて分けて考えるのであれば⋯右脳的無意識化(視覚化)、左脳的無意識化(従来の自動化、言語化)になるんじゃないかと考える。脳科学的な視点で再定義し直すべきだろう。これまでの考察は理屈を述べ続けて来たに過ぎないが⋯無意識化されたタルパのいる世界像と言うことで、もっと具体的、臨床的なわかりやすい説明をしたい。可能な限り⋯タルパ実践者の主観を、他人にも客観的に理解、ノウハウとして共有できる枠組み作りにも挑戦したい。

変性意識は想像力でコントロールする

本題に入る前に注意喚起しておきたい。未使用で余剰となった処方薬による明晰夢の誘発に試みている者を散見するようになったが⋯医者や薬剤師の指示に基づかない勝手な自己判断によるものは、長期記憶化に重要な役割を果たす海馬に対して、いらぬ負担をかけるリスクが高くなります。記憶情報の無意識化がされ難くなるため、タルパ作りに逆効果となります。正規の治療に専念し、規則正しい生活で自律神経を整え、海馬の働きの正常化を心がけましょう。市販薬の過剰摂取もそうですが⋯変性意識を誘発させることのみに目的化したやり方となるので絶対にやめましょう。無意識化されなければ意味がありません。変性意識は薬物でなく想像力でコントロールします。とりま、そうした方々と当方は一切関係ないので、あとで夢が原因と文句を言われも困るので言っておきます。

タルパ作りは思考と思考の狭間から無意識を生み出し続け、タルパとしての自我を醸成して行きます。薬物利用による場合、思考そのものを自動的に動かそうとしているだけです。最初の思考をトリガーに分岐や派生などの変化は見られると思いますが、多くは思惑通りに進まず、行き当たりばったりなものとなります。酔っ払いと同じこと。

これまでの考察のおさらい

当サイトでは⋯従来の現実空間を背景にした視覚化を非推奨とし、夢の世界の住人としてのタルパを取り扱う方向にシフトした。無意識化されたタルパとの意志疎通は⋯夢の世界にいるタルパとの間接的な対話となる。せいぜい、脳裏に設けた部屋のような空間に近づいて来てもらうところまでだ。タルパと直接交流をしたければ、ダイブ等の技を使い自分が夢の中に没入する。幽体離脱により一時的に現実空間で直接交流するやり方もいいだろうが、従来の視覚化訓練を無自覚に兼ねてしまう恐れがあるためダイブを推奨する。極力、現実とタルパは切り離した方がいいだろう。ただ、視覚化の本質を触れないでおく訳にもいかない。上級者になればやりたくなるものだ。原理とルールは周知したい。浮き草氏はダイブそのものまで無意識化させていたようだが⋯流石にこれは禁止にしたい。

ダイブそのものの無意識化とは⋯通常意識状態でダイブ界、夢の中にいる感覚を持続させるものとなります。意識が半分、絶えず空想状態となるため、現実の日常生活を過ごす上で危険だと判断しております。浮き草氏の思想、タルパ観を継承する者でも⋯いや、流石にコレはちょっとどうよと思う。車を運転しながらのダイブは危険だろう。

タルパの視覚化の原理

大切な点となるので何度も伝えておきますが⋯本当に目で見えるようにする訳ではありません。この点は会話の自動化も同じで、タルパとの会話はすべてコントロールされた脳内音声、脳内効果音となります(人形やぬいぐるみを愛でる感覚で少しくらい声に出す程度は問題ありません)。とりあえず、視覚化は脳裏のイメージを現実空間に重ね合わせる感じになります。ただ、この説明文の意図する感覚が、具体的にどういったものなのか困惑している人は多いと思います。理想的な視覚化は夢の残像現象ですね。朝、目覚めた時⋯直前に見ていた夢の一部が、現実空間を背景に映し出されている現象です。出眠時幻覚と呼ばれるものになります。ただ、虫が動いているように見えることもあり、びっくりすることも⋯自分は夢の登場人物が横で立っていたのを見たことがあります。

タルパの視覚化に対する本質的な考え方

幽霊との遭遇事例は⋯ホント就寝中に多いので、現実空間を背景に夢の登場人物を見ていただけに過ぎないのかもしれませんね。タルパの視覚化の基本原理はこれとまったく同じです。自分の場合、目が覚めて途中で出眠時幻覚と気づき、ほぼ覚醒、通常意識に近い状態で数分程度認識できたことがあります。見知らぬ可愛らしい女の子が軽くスキップしてました。ただし、夢の残像現象は理想、脳裏のイメージが現実空間に重ね合っている状態の⋯極めてまれな具体例に過ぎません。目覚めの直後は焦点が緩んでいるため、内視現象(眼球内の血管や動く血液の影を視認)が見えやすく、それをトリガーに錯視的な効果が引き出されていることもあります。これらを意図的に再現するのは困難です。あくまでも、本当に目で見えるようにする訳ではないと言う論拠として述べているものです。

タルパの視覚化は完璧を求めない

タルパの視覚化訓練を⋯光学的な現象の誘発と誤った認識で挑戦しないようにお願いします。脳裏の視覚的イメージを現実空間を背景に見ているだけに過ぎません。しかし、出眠時幻覚は極端な事例に過ぎません。見知らぬ可愛らしい女の子がスキップしていたのは⋯現実空間を背景に明晰夢のようなものを見ていたのかもしれません。あくまでも視覚化の理想、チベット密教の修行僧ならそのレベルに至るまでやっているのかもしれませんねと言う話です。病理的な幻覚症状も光学的なものではなく、現実空間を背景に何かを見ている点は同じです。チベット密教の修行僧のように心をしっかり鍛錬した者でないと耐えられるレベルではありません。タルパの視覚化はある程度のラグさを容認して、無意識としての記憶情報を追随させやすくする「心のゆとり」を持つやり方で十分です。

この世に完璧な人間なんていないからこそ

心にゆとりを持つやり方は自動化⋯タルパとの対話にも同じことが言えます。応答速度なんて気にせず、マイペースに楽しみながら実践して行くのが良いと思います。強迫観念的にやるのは本当に禁物です。焦りの感情は⋯過去の悪い体験記憶やトラウマと結び付きやすく、タルパ作りにおいてもっとも避けるべき感情になると思います。まぁ、これはネガティブな思考全般に言えることですが⋯生存本能的、危機回避的なものは必要不可欠です。直感で危険から身を守る感覚をタルパ実践で増幅させることも忘れてはいけません。タルパに快楽的な要素ばかり求めてはいけません。タルパは所持者の小さな守護神、守護精霊的な存在になり得る点も忘れずにお願いします。タルパと一緒に自分も精神的に強く成長させて行かないと意味がありません。自分の弱点も直視する勇気を持ちましょう。

無意識を無限に引き出す直感力を鍛える

タロット占いのパスワーキングや水晶占いのスクライングなどの技も⋯日頃からの鍛錬と精進の賜物です。どんな先生も最初からいきなりできていた訳ではありません。初心者のうちは応答速度は遅し感度は弱い⋯タルパ作りと占いの類似性、親和性はこの観点からも実感できると思います。とりま、タルパの自動化訓練そのものの挑戦も結構ですが⋯占いの直感スキルはタルパ作りをする上での基本となります。故に、魔術や何がしかの占術を会得してからタルパ作りに挑戦すべきと⋯以前から申しております。まぁ、別に並行して楽しみながら実践しても構いません。ただ、浮気は禁物⋯魔術なら魔術、占いでもいろいろあります。これと決めたものを地道に続けていきましょう。タロットやら占星術やら数秘術やら夢占いやら⋯あまり、いろいろ手を出し過ぎないようにお願いします。

病理と完全に分離できるタルパ実践方法

積極的な推奨はできないが⋯心に問題を抱えた人でも、タルパを作ってはいけない訳でもない。精神的な病とタルパを分けて考えることができるのであれば、タルパを作っても一向に構わない。この点について具体的に説明し直しておこうと思う。通常の日常生活で感じるものはモデルと捉え、あまり積極的な干渉は行わず、視覚的な存在として楽しむに留めて欲しい。タルパとしてのものは⋯あなたが理想としていたり希望に抱く世界での空想物語、夢小説的なものとして描いて、創作的な交流を楽しんで欲しいと思う。医者でもない自分がこのようなアドバイスをするのは不適切だが⋯通常の日常生活で感じるものを別世界へ吸収させてしまうように試して欲しい。もしかすると、症状が良くなるかもしれない。少なくとも、存在は深層意識に定着して本物のタルパへ分離するだろう。

訳ありの人に対する本来は述べたくない語弊のあるアドバイス

双極性障害にしろ内在性解離にしろ⋯通常の日常生活で感じるものは、完全に自分自身の一部であり、投影や代理の心理が働いているものだ。心の支えと称している人は多いが⋯限界ギリギリの自己防御、最後の砦的な何かに終始しているのが事実だろう。実際、希〇念〇の強い者も多い様子だ。そいつがいなくなったら絶望しかないだろう。だから、本音では医師の指示に従いたくない傾向が根強い。それでいて⋯脳内ホルモンの分泌を促す薬を欲する。ぶっちゃけ、通院の目的はそれで完治ではない。完治したらタルパと信じている存在は消える可能性は高い⋯恐怖だろう。語弊のある助言となるが⋯逆にそうした薬が飲める治療期間中に、ダイブ界のようなものを作り、タルパと信じる存在をさっさと隔離、保管、分離してしてしまった方がいいのかもしれないな。

本物のタルパ憑依術

最後にタルパの憑依について述べておこう。憑依と言うと⋯タルパが所持者の肉体に重複して来て、精神を同化させるイメージがあると思う。某イマジナリーフレンド研究家の実践方法が広く知れわたっているようだが⋯あれは完全な間違いである。憑依でなく⋯おそらく、タルパの脳内音声をOFFにした状態での代筆だろう。速読術の思考ロジックを応用したものに過ぎないものと思われる。脳内音読をスキップすることで言語情報の即応性を高める。それが何であれ⋯所詮は高度なナリキリ、演技だ。まぁ、本人が死んだふりをして逃げ回っているので実際はわからない。本物⋯と思うタルパの憑依は、タルパの精神世界、自我へのダイブであり、それを踏まえた上でタルパが所持者の肉体を動かし、自動筆記ができるようになると考える。次回、タルパの憑依について詳しく語ろう。