思念体は不安定で消えやすいもの

投稿日 2024.01.04 更新日 2024.01.04
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前回の続きである。思念体は不安定で消えやすいものであることを十分に理解した上で挑戦して欲しい。まして、出来立てのホヤホヤともなれば、ある日突然、消えたりする。しかし、厳密にはイメージ崩れと同じ現象に過ぎない。何かが原因となり、存在の動的イメージが再現できなくなったり、それまで順調であった自動化が滞るだけで、思念体そのものが消えた訳じゃない。この場合における緊急的な対処方法として、単純に作り出せた時と同じ条件を揃えるだけで、容易に復活する可能性もある。これでもダメなら、イメージ維持に努めるより他ない。ダイブを利用した後天性イマジナリーフレンドは、そう言った場合も想定して考えて提唱したつもりだった。そりゃ、本人の体調や精神的な状態は日々変化している。思念体の再現性も大きく可変するだろう。

ダイブを利用した後天性イマジナリーフレンドなら何度でもやり直し可

ぶっちゃけ、ある日を境に、どうしても上手く行かなくなった、消えたように反応が消失してしまったら、もう一回、空想箱庭世界としてダイブ界で、存在たちが元気に過ごしていたり、存在たちと戯れる空想遊びをやり直せば済む話となる。一度は成功したものだ。それを続けている限り、復活の時は必ずやって来るだろう。思念体の育成というものは⋯昔、何かの歌の歌詞にもあるよう、二歩前進して一歩後退の繰り返しとなる。着実に前へ一歩づつ進めることは絶対にできない。しかし、原因をある程度特定して行く必要はあると思う。多くの場合、現実世界にあるんじゃないかと思う。特に多感な年頃の思春期ともなれば⋯親や友達とのケンカとか、プライベートでの思わぬ悪い出来事も強く影響を受けているはずである。原因は自然災害や事件事故に限られない。

現実世界側に起因している場合は少し厄介かもしれない

占いなど他のスピリチュアル的な技もそうですが⋯通常は、思念体は運を良くして、現実生活をより良いものに発展させるために活用します。しかし、稀に現実世界側での思わぬ大きな出来事が発端となり、精神世界が大きく様変わりしてしまうことは珍しくありません。思念体をもってしても対処不能な想定外の事態です。現実世界側でそのような不安要素を抱えると、思念体が消えてしまったかのような状態に陥ることも十分にあり得る話だと思います。思念体は決して万能ではありません。初心者ともなれば、高い確率で直面すると思います。冒頭で説明したイメージ崩れを引き起こした「何らかの原因」がそうですね。多くは現実世界側に起因すると思います。そうなると、原因となる現実世界側の問題を先に解決する必要が出てきます。そうしないと思念体は復活しないと思います。

思念体の危機管理を考えよう

以前にも話したことかもしれませんが⋯地震が発生した場合、私は自分の思念体たちに、ダイブ界へすぐ避難するように言い聞かせています。私だって一人の人間です。本当に自我を真っ当に維持できる自信なんてありません。この先、首都圏直下型地震に見舞われ、自宅が全壊するような状況に遭わない保障はどこにもありません。正直、そんな状態で思念体なんか維持できる自信ありません。万が一の際は、現実世界側が復興するまで、思念体たちにはダイブ界で過ごしてもらうよう段取りを付けてあります。火災やその他の水害もそうですね。また、以前と同じような平穏な日常生活が取り戻せたら、思念体を問題なく復活させられるよう段取りを付けてあります。ちなみに、知っている人は知っているかもしれませんが⋯例のエアコンの思念体は準ダイブ界の屋敷へ移動済みです。

不定期に現れたり一時的に出現するタイプもいる

私の場合、ある時期限定に出現する思念体(らしき存在)がいる。クリスマスやお盆の時期に限定的に現れる邂逅型?だ。去年のクリスマスは、わずか一日も満たない滞在となったが我が家を訪れた。恐らく、時節的な環境要因が強く関係しているのだろう。そんな風に不定期に現れたり、一時的に出現するタイプの思念体がいても良いだろう。ある日突然、思念体が消えたような状況に遭遇しても悲しむ必要はまったくない。自分を責める必要もまったくない。何度も言うが環境的な要因が大きいのだ。それに合わせて、思念体に最適化させた脳を、永続的に維持するのは⋯そもそも至難なのだ。最後にもう一度言っておく。思念体は不安定で消えやすいものだ。それに一喜一憂しても意味がない。再開の時までできることを楽しみながら続けて待っていれば良いだろう。