スクライングによるダイブの具体的実践方法
何度も言っていることですが⋯パワーストーンを使う場合、安いものでぜんぜん構いません。値段が高ければ効果も高いなんてこと絶対にありませんから。大切なのは石に対する思いです。ただし、特定の石に執着してもいけません。依り代に対する一般的な考えは、石に何らかの存在を憑依させたり、思いを定着させる感じになりますが⋯スクライングは遠隔通信的なものであり術となります。だから、特定の石にこだわず複数個あって構いませんし、紛失や破損しても、また新しいものを買って来れば無問題です。大切なのは再現性です。ダイブ界との出入り口の役目を果たす通信装置に過ぎません。ダイブの技を利用してイマジナリーフレンドを作る場合も石自体に宿っておらず、石の先に見える世界に存在している感じで、それが前提条件となります。
ダイブは水晶占いのやり方が望ましい
まぁ、基本は「術」な訳ですから石でなくともOKです。水晶占いは水晶球のパワーストーンを使わなくてはいけないと言うルールはありません。水晶球を使うのは歴史的な経緯と言いますか、古の叡智に対するささやかな敬意⋯ぶっちゃけ、現代においては気分やノリの問題に過ぎません。スクライング自体は何でも構いません。ガラス玉やガラス容器、黒いプラスチック板、消灯状態にさせた液晶画面でもできます。てか、意外ですが液晶画面はやりやすいですよ。自分は邪魔になるので消灯中の時計表示はOFFに設定してますね。なるべくお金をかけない方法で楽しみましょうね。ガラスか黒くて少しテカりのある鏡っぽい黒い何かで十分です。まぁ、人により素材やその色でやり易さは変わると思います。とりあえず、自分がやり易いと感じたもので鍛錬して行きましょう。
実はスマホの消灯状態の画面でもできる
ダイブや当サイトで提案する後発型イマジナリーフレンドの作成において、使用する依り代は何でも構いません。とりあえず、幻視のコツですが⋯焦点を合わさず、依り代をぼんやりと見つめましょう。瞑想は座禅を組まなくてOKです。座り心地の良い椅子の上で、瞑想しながら画面消灯状態のスマホを見つめます。両手でスマホを持ち、だらんとひざの上にでも置けば良いでしょう。スマホでやる場合はランドスケープ(横方向)がやり易く感じます。自分の顔や回りの物が映り込まない角度に調整します。水晶球やガラス球などは手に持たず、机やテーブルの前に座り、その上に置いて見つめましょう。この場合、周囲の物が映り込みやすくなり幻視の邪魔となるので、タロット占い用のテーブルクロスでも買ってきて下に敷いておくとベストです。そんなに高いもんじゃありません。
視点や視線の合わせ方について
依り代に焦点を合わしてはいけません。厳密には、依り代の向こう側に空間があり、その先に視線を向けるイメージをします。瞑想で変性意識状態へ移行し、視野がだんだん狭くなり、その先へ吸い込まれるような感覚、体感のようなものを開発すれば良いでしょう。この際、空や海、宇宙空間のイメージを重ね合わせて行けば良いのです。まぁ、創造力豊かな人は、幻想的な回廊でも通路の先にドアがあるイメージでもすれば良いでしょう。これでダイブ界へ全身没入して行きます。もちろん、これは絶対ではありません。依り代はいらんと言う人は無理にとは言いませんし、こう言うのは感覚の問題もあるので自分が一番やり易いと感じたやり方が正解です。ただ、これは結構、体や精神に負担がかかるので一日一回程度に留めておいた方が良いような気がします。
ダイブ界を遠視的に覗き見ることもできるようになる
前段の説明とは別に、ダイブ界への全身没入ではなく、ダイブ界を遠視的に覗いたり、ダイブ界にいるイマジナリーフレンドとテレビ電話で会話でもするようなコミュニケーションも取れます。こちらの場合、体や精神への負担が軽く、一日数回は行えます。この場合も依り代に焦点を合わせませんが、今度は手前の空間に浮かび上がらせるイメージをすると良いでしょう。ちなみに、前回の記事で触れた「見えてしまう事故」は遠視的な感じのものが多くなります。まぁ、程度の差や状況にもよると思う。授業中や会議中の居眠りは全身没入になる危険性がある。とりあえず、慣れれば通勤通学の車内の中でもできます。実際、電車の中で瞑想している人はいますし⋯そうなると遠視専用の依り代は、ペンダントや指輪のような小さいものが望ましくなってきます。