思念体は時間をかけてイメージを安定化させて行こう

投稿日 2024.01.06 更新日 2024.01.06
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イメージには二種類あると思う。思考的な空想によるものと、そうでないものだ。このサイトでは、後者である「そうでないもの」を、ダイブ界作りやダイブ界でイマジナリーフレンドの発生を試みることに特化させた形で活用する意図から、演技的な空想と呼んでいる。事前に練って考えておいた空想の内容⋯具体的には、空想世界の舞台設定や、そこでの架空の存在との出会いや交流等のシナリオに基づき、言わば、本番の舞台に立つような行為となる。現実の舞台とは違い何度でもやり直し可能。思考的空想と演技的空想を交互に繰り返して行くことで、ダイブ界の自律化や架空の存在の自動化が自然と備わって行く。後は勝手に物語が展開して行くという訳だ。最初に考えたいたシナリオも、アドリブのようなものが次々と付け足され、話が膨らんで行くことだろう。

自然の成り行きに任せた方法を推奨しているが⋯

思念体は前提条件を整えたら、後は楽しみながら自然の成り行きに任せるべきである。しかし、慎重に前へ進めて行こう。二歩前へ進んだら一歩後退する⋯その繰り返しでゆっくり着実に行こう。自分の望む状況展開が起きるまで、納得の行くまで、何度でもだ。演技的空想は思考よりも着想を重視するため、想定外のイメージが想起しまくり、思うような状況に進めない時もあるだろう。それに対して、イラついたり焦りのような感情は禁物だ。また、最初からやり直せは済む話だし、何ならそれ自体の問題解決を楽しんだ方が有益だろう。テーブルトークRPGのような感覚、ノリで構わないのだ。そうやって、どんどんイメージを膨らませて行こう。気づいたら、ダイブ界は生きた場所に変わっており、架空の存在とも自動的な対話ができていることだろう。

ドラクエやFFも最初からメンバーは全員そろっていないだろ?

とにかく、先を焦ることなく、時間をかけてじっくり楽しんで行けば、それまで構築して来たイメージは壊れにくくなる。途中で大きなイメージ崩れのようなものが起きたり、消失まで至るのは、前へ進み過ぎた証拠である。そもそも、抽象的で物質的な形のないイメージは、時間の経過とともに不安定化するのは致し方ない問題で、上級者でも避けがたい事象である。初心者ともなれば言うに及ばない。短期間に存在の数を急激に増やしたり、物語のゴールのような状況を作り出してはいけない。ドラクエやファイナルファンタジーのノリでじっくり楽しんで行こう。冒険の仲間が最初から全員そろっていてはつまらない、それで楽しめるとは思えない。物語のゴールは⋯この定義はちょっと難しいものとなるが、現実世界での自分自身の死の時に設定しても良いくらいだと思う。

自分が死ぬまでに完成できればいいやくらいに割り切り気楽にやろう

生きている間に物語が完結できれば良いくらいの感覚で気長にやろう。思念体界隈の住人は10代を中心に若い人が多い。現実世界におけるあなた自身の人生もまだ先は長い。急いでやる必要はないし、空き時間の空想遊びのようなものとして片手間に楽しんで行こう。これだけにすべてを捧げてはいけない。現実ではやるべきことは山ほどあるはずだ。人生は長い⋯思い通りにならない事の方が圧倒的に多いだろう。多くの人は人生なんてこんなものと割り切り、老いてただ死んでいきます。人間の死は、これから朽ち果てるであろう肉体から意識が分離されて、永遠の時の狭間へ向かって行く事象だと考えます。その先に何があるのか実際に死んで見なければわかりませんが、きっと、生前に作っておいたダイブ界が死後の世界や来世のような場所になると信じております。

現世で作った思念体とあの世で再会するためにも

そこを天国のように永遠に楽しい場所にするためにも⋯できるだけ、人生を楽しく有意義気に過ごし、一日でも長く生きることです。私は100歳まで生きたいですね。80~90代の占い師なんてざらにいるようですから、まだまだ人生長く楽しめそうです。まぁ、そのためにも、日頃から健康管理と交通安全に留意しております。少し話が逸れてしまいましたが、そんな訳で⋯先を急ぐようにダイブ界や思念体を作らないようお願いします。イメージ崩壊のようなものが起きて、途中でワケワケメになるのは当たり前です。少しでもイメージ違いのようなものを感じたら、一歩だけ後退しましょう。設定やデザインの再確認です。メディアからの影響も多分にあると思います。アニメやゲームが好きな人は、そればかりにならないよう注意しましょう。国際ニュースなども見ましょう。