霊道を作る前の下準備と霊道以外の方法について
前々回、霊道の作り方について述べましたが⋯補足をしておきたいと思います。良質な気の流れる場所を選ぶと解説しましたが⋯察しの良い方なら気づいていると思いますが、事前に風水の技を使い気の流れを調整した自宅内での話となります。オカルトに視点をおいた風水的な実践方法としては、別途「幽霊の嫌う生活環境」の記事をご覧ください。こちらに書いてある内容を行うだけで、家の中に良質な気が流れ始めます。当然、廊下と階段は自宅内の気の流れの大動脈となります。そこに一番集まり各部屋へ伝わって行きます。まぁ、風水なんて信じない、風水に対する懐疑心の強い人は⋯恐らく、テレビや雑誌などで紹介されている開運グッズのイメージが強いためと思われます。風水は本来、環境整備の学問であり、黄色い財布を持っても金持ちにはなれません。
風水と心霊現象の関係性について
風水は古代の自然哲学であり、環境整備のための学問であるため、風水師はオカルト的なものを嫌う傾向があります。おそらく、風水をこのような形で紹介するサイトに対しては怒りを禁じえないと思います。その点は少し申し訳なく思いますが⋯しかし、オカルト的な観点からしても、風水は心霊現象と一定の相関関係があると言えます。実際、悪霊や怨霊、悪しき動物霊の類は、空気の淀んだ暗くて臭い場所を好みます。風水の基本的な考え方を踏襲、毎日実践するだけで、結構な除霊力を発揮させることができます。掃除と換気、整理整頓ですね。これだけで運はかなり良くなります。風水と言えば方位になりますが⋯方位を織り込んで風水を実践するのはプロの風水師でないと難しいです。結論からして、方位まで気にする必要はないです。私は鬼門はぜんぜん気にしていない。
霊道以外で現実世界とダイブ界をつなぐ方法
自宅内の鬼門となる方角線上に、風水的に禁忌とされる水槽を設置しておりますが⋯別になんも悪いことは起きていません。風水は実用性重視で楽しくやって行きましょう。方角だと色だとか余計な要素を考え始めるとワケワケメになるのがオチです。どうしてもそこまで気にすると言うのであれば、プロの風水師さんに依頼しましょう。次に、これまで説明した霊道以外によるもので、現実世界とダイブ界をつなぐ方法ですが⋯人工精霊・タルパの錬成プロセスの記事でも軽く触れた通り、ダイブは方向的感覚と事象的感覚の二通りによる方法があるので、霊道以外の方法も開発できます。霊道が方向的感覚なら、霊道以外の方法が事象的感覚になると言えます。具体的には、押入れやクローゼットの扉を現実世界とダイブ界をつなぐ出入口に見立てるやり方です。
現実世界とダイブ界をつなぐ「どこでもドア」を作る
霊道は⋯依り代とは別に思念体が現実世界とダイブ界を行き来するための通路であるなら、事象的感覚によるものは依り代と兼ねられる設定もできるようになります。思念体が通れそうな大きさをした額縁があれば、それにダイブ界の雰囲気にマッチした感じのする絵でも飾り、壁に立てかけておけば良いでしょう。タペストリーでも構いません。これならば引っ越しや部屋替えなどによる影響は受けません。新しい部屋や住まいに一緒へ持って行けます。押入れやクローゼットは自宅内の設備であるため、それを移動させることはできません。私の場合、持ち家で引っ越す予定はありませんが⋯家庭の事情で引っ越しの多い人は、事象的感覚かつ移動可能な何かを⋯現実世界とダイブ界をつなぐ「どこでもドア」として設定することをお勧めします。それ自体が依り代にもなります。
依り代とアラジンの魔法のランプ
以上の話は例えばの話になります。こう言った主観的、内面的なもんは、各人の感覚で良いと思ったものが一番の良いやり方になります。アラジンの魔法のランプのように⋯小さな依り代から出入りするように、現実世界とダイブ界を行き来する様子をイメージしても良いと思います。私は人工精霊を作り始めた際、当初はそのような感じで思念体たちは依り代から出入りしていました。ただ、視覚化や触覚化が進むにつれて、現実世界と妙に馴染んで行き、次第にそのような光景がなくなり⋯まぁ、途中からタルパ化させたい個人的な思惑も出て来たため、依り代から完全に切り離されました。今度は霊道作りを目的に、試しにもう一度同じことをお願いしたら⋯そんな狭いもんから出入りするのは無理!!と拒否されてしまい、先の階段の話に至りました。まだ、話足りないので次回へ⋯