人工精霊・タルパは心の代謝物である。つまり⋯

人工精霊やタルパを取り扱ったオカルト系サイト等でよく目にフレーズであるが⋯何もない「無」の空間から云々と言った感じのものだ。これも実は比喩表現に過ぎない。本当に何もないところから何かが生まれ出て来ること決してない。無から有への変遷は絶対にあり得ない。何かを得るためには別の何かを必要とする。そして、それは同等の対価のようなものでなくてならない。物理的にも精神的にも⋯等価交換の法則は意識世界にも適用されるのだ。以前、思念体を作り出すためには「気」を必要とするとも説いたが⋯それ自体も比喩表現であり、周囲に無限に存在しているものとされる概念であるため、それ自体に等価交換的な価値はない。比喩表現でない実質的なものが要求されるのだ。これをよく理解せず、人工精霊やタルパの作成に挑戦する人が多過ぎる。

思念体は現実的な努力を怠っている人には無意味

まず、脳内リソースと時間を大量消費する。然したる目的や目標もなく、ただ消費するのは愚の骨頂である。一人で寂しかったから⋯自分を理解してくれる存在が欲しかったから⋯まぁ、別にそれでも構いませんけど、もっと大きなものを意識しましょう。ぶっちゃけ、現実的な方法でどうにでもなる程度の問題に、人工精霊やタルパを利用するのは⋯時間の無駄だと思います。友達や恋人を作る方法ならいくらでもあります。そちらの方を模索した方があなた自身のためになります。その努力や苦労は長い目で見ると必ず報われます。現実的な方法がない⋯だから、非現実的な方法で現実を突き抜ける⋯それが思念体です。本来、人工精霊は限りない力と栄誉を求める好事家たちの趣味ですし、タルパは密教の坊さんたちが己の修行の成果を極めた証として欲されていたものです。

思念体は因果律の過程で生み出される

思念体は実践する人の心が別の何かへ変わる過程で生み出される⋯言わば、心の代謝物だと言えるでしょう。思念体を作り出すためには、自分自身が別の何かへ変わる必要もあるのです。例えば⋯対人関係に悩む消極的な性格をした人が、より良い人間関係に恵まれる状況へ変わる過程で、人工精霊やタルパがその人の意識世界から生み出される⋯と、逆説的に説明できなくもありません。これが人工精霊やタルパを作ろうとすることで望みが叶う基本原理とも言えます。現状維持的、ただの現実逃避的な姿勢で人工精霊やタルパを求めると⋯望むと望まざるとに関わらず、結果が必ず導き出されます。多くは悪い結果でしょうね。人工精霊やタルパは因果律の過程で生み出される精神的産物なのです。脳内リソースと時間を消費したのですから、空いたそこに結果は必ず現れて来ます。

目的なき行動の末路

何の目的もなく地面の大きな穴を掘る人はいないだろう。現実が嫌だ！！入る穴があれば入りたい！！まぁ、そう言う感じの人だろうね。人工精霊・タルパ界隈に巣食うメンヘラ連中、問題児たちは⋯そして、自ら掘った穴の中へ入り閉じ籠る。やがて、雨風に晒され続けることで、穴は崩れ始めて、中に水はたまるわでギャーギャー騒ぎ出す。本当にそんな感じ。本来は宝探しで穴掘りを楽しむべきところを⋯私なら実のなる大きな木でも植えるわ。目的や目標なき行動に出れば、高確率で想定外の何かで苦しむようになるのは当然だ。手段の目的化がいかに愚かで逆効果となる行為か理解できない年齢でもないだろう。大半はしょうもない三十路なのだから⋯人工精霊・タルパ界隈は十代の若者が多いが⋯これを他山の石としてよく見ておけ。そして、将来は絶対にあんな大人になるな。

運を良くしたいなら夢を持て

人工精霊やタルパを作ったら、自分の将来の夢や目標を語って見たり、それを人工精霊やタルパと約束すると、高確率で夢や目標が叶うようになるとは⋯以上の話が根拠です。もちろん、科学的な根拠はありませんけど、気分や気持ちの問題にも等価交換の法則は作用すると思います。そう言えば⋯だいぶ以前、タルパ質量保存の法則なるものを提唱していた方がいた記憶があります。あの後、具体的にどうなったのか気になるところです。自らの結果も語ってもらいたいところですね。私？うん、虫のタルパを一体作っておけですね。マジで運が良くなる。カイコの成虫、まぁ、蛾のタルパですけど⋯今じゃ完全に自分の守り神ですわ。常に自分の頭の上に乗せている。こいつだけはダイブ界に行かず、現実世界で一緒に過ごしている。先月は5万円分の商品券に当選しますた。