共有ダイブの危険性について

投稿日 2023.08.21 更新日 2023.08.22
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現在、オカルト界の鮫島事件「タルパ戦争」について集中的に執筆しておりますが⋯この事件の注目ポイントとして「共有ダイブ」と呼ばれるものがあります。初めて耳にする人もいると思うので、かんたんに説明しておきます。ダイブ(白昼明晰夢)は原則として一人で実践するものになりますが、二人以上で同時に行い、一つのダイブ界を共有⋯つまり、互いの意識を共有するやり方もあるとされています。これが共有ダイブ(合同ダイブとも言う)です。共有ダイブ界で様々な思念を交換し合うことも可能とされています。当然、思念体もそれに含まれます。自分の作ったイマジナリーフレンドを別の誰かに譲渡することも可能となると言われています。スカイプ等を利用すれば、遠隔地間でも可能とされています。しかし、結論から言うと共有ダイブは実現不可能です。

共有ダイブは実現不可能

情報通信ネットワークで例えると⋯共有ダイブは一つのホストコンピューターに複数人数で同時アクセスするイメージになると思います。しかし、メッシュ型通信網⋯いや、伝声管による伝言ゲームに近く⋯ぶっちゃけ、テーブルトークPRGと然程変わりありません。占い界隈で言うところの「思念伝達」の一種と呼べなくもありませんが⋯そんなものはプロの占い師や霊能者でないと無理なのは言うまでもありません。もちろん、思念伝達の一種となりますから、共有ダイブのようなものは不可能ではありません。その場合、双方のダイブ界を遠視し合う感じのものになるでしょうね。双方でイメージを一致させた思念が、双方のダイブ界に再現される形になると思います。あくまでもパラレル化、コピーであり、その中間で唯一無二のものが生み出されることはありません。

洗脳手法として悪用可能な危険なもの

心理学的には双方で暗示をかけ合うものになると言えるでしょう。意図的に誘発させる「集団幻覚」と言えなくもありません。まぁ、これはこれで面白いと思います。やるからには自己責任でお願いします。ただ、お勧めできません。当サイトとしては禁止とします。今後もダイブに関する考察を続けるつもりですが、当サイトの情報に基づき共有ダイブに挑戦するのだけは絶対にお止めください。何を懸念しているのかと言うと⋯カルトによる悪用ですね。洗脳手法としてはこれほど都合の良いものはありません。すでに似たようなものがあります。その具体例とやり方は悪用防止のため説明は差し控えさせて頂きます。そもそも、ご自身の深層心理を他人の手で直接触れられ、何らかの操作を受けるのは、普通に気持ち悪いと思いませんか?危険です。絶対にお止めください。

オカルト的に見た共有ダイブの危険性(霊を信じない人はスルー推奨)

次にオカルト的な観点で共有ダイブの危険性について説明します。こちらの記事の冒頭で軽く説明させて頂いておりますが⋯オカルトマニアなら「山小屋の四人」の逸話を知らない人はいないと思います。ベタな怪談なので今さらこれに畏怖心を抱く人はいないと思います。その派生形なのかなんのか知りませんが、ガンダムのジェットストリームアタックの四人目のかけ声も有名ですね。MSパイロットは例の三人しかいないのに⋯それはさておき、冗談抜きで共有ダイブは謎な存在を招き寄せる危険性があると言えます。思念伝達を交互にやり合い続けているうち、その間を狙って、誰かのダイブ界に動物霊や浮遊霊などが紛れ込んで来ないとも限りません。まぁ、自分は霊の存在なんか信じないと言う人は、洗脳と言う観点で警戒していれば十分です。

共有ダイブの提唱者の人格まで否定しない

共有ダイブに関しては、かなり厳しい評論をさせて頂いておりますが⋯あくまでも、占い師と言う立場上の視点からのものになります。提唱者のU氏の人格まで否定するものではありません。この点はご了承願います。個人的な思いとはなるが⋯U氏の思想の一部に関しては強い賛同の意志を持っており、願わくば対話の時がやって来るのを望んでいる次第である。あと、共有ダイブを評論するにあたり、テーブルトークRPGを例えとして引き合いに出しましたが⋯心理学的にもオカルト的にもそれ自体に悪要素は一切ありません。みんなで楽しく遊べば問題ありません。テーブルトークRPGで遊んでいたら⋯霊に紛れ込まれる⋯なんてこと、ありませんでの安心してください。何事も楽しく過ごしていれば、動物霊や怨霊、悪霊の類から狙われることはありません。他の記事でも述べた通り、それら悪しき存在は人間の醜い心が好きなだけです。