思念体界隈の未来展望・人工知能が切り拓く新秩序
前回の話の続きである⋯人工知能は急速な勢いで進歩、社会に浸透しつつある。これは人工精霊・タルパの世界も同じだと言えよう。これら思念体の作成と所持は、現実世界では決して吐露してはいけないのが鉄則である。信じることは素晴らしいことであるが、それをいちいち口にして露わにしては生きて行くことはできない。故に、所持者同士の交流はネット上に限られる。で、何が言いたのかと言うと⋯思念体と人工知能の類似性、思念体とインターネットの親和性⋯この二点を考えれば、人工精霊、タルパ、イマジナリーフレンドをやっている人は、本来的に見て時代を先がけた存在になれると言える。しかし、残念ながら⋯精神を患った者が多く交雑して来ており、思念体の世界は大変カオスな状況と化しいる。だが、人工知能で新しい展望が見えてきそうだ。
設計デザインツールとしての画像生成AI
昨今話題の画像生成AI、現在、個人的にも夢中となっており、ひまを見つけては、人物像や風景画をいろいろ作って遊んでいる。画像生成AIは思念体の設計デザインに最良のツールになると言える。風景画はそのままダイブ界のイメージ作りに役立つ。人工精霊にしろタルパにしろ⋯設計デザインをして、そのイメージを意識の中に固定化する作業は結構大変だ。画像生成AIはそれを効率化、最短化してくれるツールになる。イラストメーカーで自分の思念体を描いて公開している者は多いが⋯それとはまったく次元が異なる。プロンプトなるキーワード入力⋯いわば、言霊の力を借りて、思念体のイメージを確実に固定化して行くものになる。前回の最後に述べた⋯人工知能そのものは思念体になり得ないが、人工知能が思念体を生み出す可能性はあるだろう⋯は、そう言う意味。
実際にやって見ればわかる
異論はあるだろうが、思念体の設計デザインは画像生成AIでの作業を標準化することを提案したい。実際にやって見ればわかるが、プロンプト入力で使用するキーワードの選定は、まさに、思念体の設定パラメーターそのものとなる。すでに思念体を何体も作成した人であれば、何の違和感なく使用できるだろう。絵心のない人でも精度の高いビジュアルが得られる。もちろん、時間はそこそこかかる。選定するキーワードを微妙に変えながら、何十回、何百回と繰り返し生成して、自分が望む姿をした思念体の設計デザインに仕上げて行く。ちなみに、すでに作成済みの思念体を意図した使用にも有効的だ。やはり、同じ思念体と長らく生活していると、アニメや漫画に見るような作画崩壊とは言わないまでも、何か当初の頃と違って感じられる部分は出て来ると思う。その修正だ。
語彙力と英語力が要求されるプロンプト入力
ただし、プロンプト入力ではそれなりの語彙力と英語力が要求される。今の時代、自動翻訳ツールがあるが⋯自動翻訳ツールで生成される英文は、依然として不自然なものが多い。微妙な手直しは不可欠である。日本語ですらままならんメンヘラには無理な作業だろう。メンヘラは日本語の読解能力が壊滅的だ。例えば、当サイトは【持論】や【超心理学】とあちらこちらに注意書き、但し書きを掲示しているのだが⋯あるメンヘラ女性に「これは持論では?」「スピリチュアルと言うより」などと指摘された(笑)。まったく読んでないで評論する愚かな者もそうそういないだろう。本当に読めないのだと思う。このような例は枚挙にいとまがない。外国語ともなれば尚更だろう。思念体の世界を平和にするためには、人工知能と英語を駆使した方向性に持って行くのが良いだろう。
技法スキルを高度化してデジタルデバイドを促進させる
一般的には、デジタルデバイド(情報技術格差)と言うものは解消すべき社会現象である。しかし、逆にこれを積極的に推進、普及させることで、思念体の世界からメンヘラを一掃できるだろう。そもそも、思念体の世界は一般的な世界ではないから問題ない。知っている人は知っているだろうが⋯人工精霊・タルパ研究家として著名であったP氏は、学術論文のような難読な文体で研究内容を公表し続けていたため、一部から強い反感と反発を招いていた。今にして思えば、メンヘラ排除を意図してものであったのかと見ている。実は、解読のためのポイントが判明、発見したのだが⋯それを今この場で公表してしまうとメンヘラ連中に悪用される。それは自分の墓場まで持って行くことにする。とりあえず、今後は情報通信技術と外国語を基盤にした研究活動へシフトして行きたい。