この世とあの世の中間世界「デスタウン」への行き方

投稿日 2023.01.25 更新日 2023.06.22
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形ある物はいずれ朽ち果てこの世から消滅する。せめて、それがこの世に存在していた証と、それに込められた思いを永久保存しようと考えるのは⋯知的生命体の性(さが)と言えるだろう。しかし、すべての知的生命体が意識世界へ活路を見出せるようになる訳でもないだろう。多くはそこまでに至らず滅びると思う。しかし、宇宙は広い⋯とにかく広い、多くは滅びるだろうが、意識世界で文明を存続させている知的生命体も少なくないと思う。我々、地球人類は⋯現時点において、空間をねじ曲げたり、光速を突破する術を持ち合わせていない。果たして、太陽の寿命が尽き果てるまで、全人類の意識がそれを獲得できた世界線へ集約されるかどうか⋯神のみぞ知るところになるだろう。とりあえず、今回からしばらく間「デスタウン」について語って行こうと思う。

すべては気の持ちようである点をお忘れなく

その前にちょっとだけ余談です。前回の最後の方で書き添えた「最終的にすべての意識が存続できる世界線」の話は、あくまでも持論に過ぎません。私は神様ではありませんので、やっぱり、どうなるかは⋯みんな意識の持ち方次第になると思います。戦争ばかりして自滅したような文明の意識なんか救われないと思いますよ。まぁ、超心理学的に見た場合の「知的生命体が絶滅する原因」については、また別の機会で考察してみたいと思います。本題に入ります⋯デスタウンと言う特異な字面から、これを初めて目にしたり耳にした人は、イカれた住人が集う荒廃した街、近寄りがたい怖い場所のイメージしか思い浮かべられないと思います。もちろん、そのようなデスタウンもありますが⋯多くは、天国のような楽しい場所になります。なんでも思い通りになります。

この世とあの世の中間世界「デスタウン」とは何か!?

デスタウン⋯直訳すると「死の街」となりますが、そんな直球ストライクな怖い意味合いは本来的にありません。タイトルにもある通り、この世とあの世の中間世界で「死後の世界」の一種となります。正確には「現世」と「三途の川」の間にある霊界となります。もっとも⋯三途の川と言うものは、日本独自の宗教観に由来する比喩表現的な概念に過ぎず、それに相当するものがあると言うだけに過ぎません。人により門であったりトンネルとなるようです。とまぁ、ここまでオカルト界隈の与太話になります。以降、超心理学的に見たデスタウンとデスタウンへの行き方について説明します。ええ、実は気軽に行ける場所なんですよ。ここで「えっ?それ怖くない?」と思った方⋯ちゃんとこの世に戻って来れるので安心してください。ただし、それなりの心の準備と訓練は必要です。

デスタウンは楽しい意識世界

これまで述べて来た通り、高度な科学技術で時間を超越した地球外知的生命体は、最終的にすべての物質的価値観から脱却して、意識世界で文明を存続させる道を選ぶだろう。考え方によっては「現世の代替的な場所」と言えなくもないだろう。本来の「死後の世界」はより大きな「理」に支配されているが、人工的に作られたり開拓された別次元の意識世界は、本当にやりたい放題の世界と化すだろう。しかし、それでは治外法権のようなメチャクチャな場所に成り果てる。恐らくではあるが⋯意識世界の中にあっても、現世の時と変わらないよう、きちんとした行政機構が整えられ、国のようなものが整備されると思う。国から許された範囲内で、個々人が思う存分、永遠の明晰夢を楽しめるようになるんだと思う。そう⋯意識世界における国が超心理学的に見たデスタウンとなる。

具体的にどうやってデスタウンへ行くの?

このため、この世とあの世の中間世界を単なる空間として見た場合、デスワールドが正確な表現になるような気がするが⋯まぁ、そんな細かい話はどうでもいい。それよりも、今はデスタウンへの行き方である。遠い未来は科学の力でそれが実現されるかもしれない。しかし、現時点ではダイブ以外に頼れる方法がないと言うのが結論である。かなり以前の記事で「ダイブ界の作り方」を紹介したが、ダイブ界はまさにデスタウンになると言えるだろう。深層心理の世界へ潜ることでデスタウンへ行くことが叶う。具体的なやり方はいろいろあるが、基本は瞑想による精神没入となる。ここまで話が来ると、何やら危険なオカルト臭を感じさせるが、半分は認知心理学的なものになるので安心して欲しい。次回以降から、ダイブのための瞑想のやり方について語って行く。