心象箱庭世界(ダイブ界)の作り方|異世界トリップ

投稿日 2022.09.16 更新日 2023.10.04
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異世界へ行くための方法について解説して行きます。異世界へ行く⋯そのように言われると、多くの方は、異世界転生をネタにした漫画やアニメの主人公に見るよう、ある日突然、なんかの事故に巻き込まれ、気がついたら見知らぬ王国の王子様やお姫様に転生していた!!なんて心を躍らせる展開を期待すると思います。もちろん、そんなこと起こり得る訳がありません。ネット上では、アクセスすると異世界へ行けるサイトもあるらしいですが⋯都市伝説やデマの類であり、体験者と称する者は鮫島事件と同じノリで語っているだけに過ぎません。その他、エレベーターで行く方法からタットワの技法まで、様々な方法が紹介されていますが⋯どれも情報量が少なく、実現性の低いものばかりです。当サイトでは、ダイブと呼ばれる比較的実現性の高い方法を紹介します。

ダイブに関する最新研究は、死後の世界とイマジナリーフレンドのカテゴリーをご覧ください。一括して閲覧したいならダイブのタグをご利用ください。本稿は古い内容であり、将来的に非推奨化される見通しです。

ダイブとは何か?

自分自身の意識世界へ深く潜る

多くの方は、海へ潜るアレか?と思うことでしょう。SF好きな人なら、攻殻機動隊に見るような、脳を情報通信ネットワークに直結させることにより体感できる電脳世界(仮想現実)になると思います。まぁ、どっちにしろ似たようなもんです。本稿で唱えるダイブとは、変性意識状態となり意識世界の深い領域に潜ることを指します。顕在意識と潜在意識の境界付近まで潜り、通常の意識状態では体験することのできない心理状態になります。オカルトやスピリチュアルの世界では、それにより様々な神秘体験が可能となります。ここでは、異世界へ行くために活用します。この段階で、自分の意識世界に深く潜ることで、どうして異世界へ行けるの?と疑問に思った方もいることでしょう。行くと言うよりは、意識世界の中で作り出すが正しく、ここでの異世界はダイブ界とも言います。

変性意識状態とは何か?

検索エンジンで調べてみると、上位にヒットする多くのサイトが「変性意識とは、意識は失っていないけど、通常とは異なる意識状態だよ」と、話を切り出していると思います。うーん、で、だから何?と思うことでしょう。実際、言葉で上手い具合に説明するのが難しい概念となっております。状況にもよるし個人差もあるので何とも言えませんが、具体的には⋯音楽を聴いて鳥肌が立つ瞬間、短距離走のスタート直前、ゲームに集中している時など、意識が明後日の方向に飛んでいるような⋯少し不可思議な感覚と言うか、妙な心地になったことのある人は多いと思います。余程、鈍感な人でない限り、オーケストラの演奏を生で聞いて何も感じないはずはありません。鳥肌が立ったり変な高揚感を覚えたりするはずです。トランス状態も変性意識の最たる例になります。

変性意識状態になるための方法

異世界へ行くためには、意識世界の深いレベルまで潜れるようになる必要があります。それをダイブと言う訳ですが⋯質の良いダイブをするためには、当然、質の良い変性意識の状態になる必要があります。では、どうすればそれができるようになるのか?じゃ~あ、とりあえず、音楽でも聴いて鳥肌を立たせれば⋯しかし、何度も同じ曲を聞いていると脳がそれに慣れてしまい、徐々に効果が薄れて行きます。やはり、一番ベストな方法は「瞑想」でしょう。瞑想はやればやるほど深みが増して行き、効果もドンドン高くなって行きます。瞑想って何や?坊さんが座禅組んでやるアレか?と思うことでしょう。そこまで堅苦しく考える必要はありません。座禅を組む必要はぜんぜんありません。ソファやベットなどの上で楽な姿勢でできます。とりあえず、瞑想を習慣化しましょう。

変性意識の質を高めることで深く潜れるようになる

変性意識状態は程度の差があり、音楽を聴いて鳥肌が立つのは軽めの方です。意識世界へそれほど深く潜っていません。ゲームに没頭して視野狭窄を起こし始めるあたりから徐々に深くなっていきます。人間は苦痛が最大限に達すると、本能的に自分の心身を守るため、脳内物質の放出量が急激に増えて恍惚状態になる場合もあります。ランナーズハイと呼ばれる現象はこれです。これも結構深いレベルになります。踊り狂ってトランス状態となり前後不覚になるとそりゃもう⋯いずれにしても、目の前にあるものに集中したり、快楽に近い感覚や感情を覚えるようになります。しかし、その程度はまだまだです。変性意識の質を高め、それよりも遥かに深く潜ると、意図的に白昼夢が見れるようになります。起きた状態で明晰夢を見るような感覚になります。それが異世界です。

瞑想のやり方

瞑想の具体的な実践方法

かんたんです。何も考えずただ無心になるだけです。一日一回で構いませんから、一回あたり最大10分程度を目安に夜寝る前などに実践しましょう。布団の中でやっても構いません。心地良い眠りにも誘われぐっすり眠れるようになります。睡眠不足状態の悪い脳では異世界に行くことも難しくなります。無心になり自分の呼吸音に意識を集中させると良いでしょう。田舎に住んでいる方は、家の外の自然音に意識を集中させても良いでしょう。ただし、目はつぶらず天井でも見つめていましょう。初心者は強い眠気に誘われ目がとろんとして来ますが、上級者になると全身を白いモヤのようなものに包まれ、宙を浮かんでいるように体がフワフワとして来ます。頭の中がじんわりとして気持ち良くなって来ます。まずは、その段階まで到達できるよう毎日瞑想を続けてみましょう。

瞑想を行う上でのコツ

瞑想を行う上でのコツのようなものとして、できるだけ全身から一切の力を抜く点にあります。呼吸もできるだけ浅くゆっくりとやります。くれぐれも、深呼吸するような感じにならないよう注意してください。ただし、瞑想を開始する直前は、1~2回ほど深呼吸をして、息を事前に整えた上で瞑想へ移行すると良いでしょう。よく、瞑想をするなら複式呼吸が良いと聞きますが、別に普通の呼吸法でも構いません。自分のやり易いよう自由にやりましょう。また、瞑想中は体の姿勢もできるだけ変えず、意識をすべて自分の呼吸音に集中させます。とにかく、全身から一切の力を抜き、呼吸以外すべての感覚や意識を停止させる方向に持って行きます。座禅は必須でありません。自分の好きなポーズでやって構いません。横になるか椅子の上で脱力状態になるのがベストです。

慣れて来たら瞑想の短時間化を心がける

瞑想に慣れて来たら、今度は瞑想の短時間化を目指しましょう。目的はあくまでもダイブであり、瞑想はそのための手段に過ぎません。当初、10分程度を目安にしていたものを、30秒~1分程度まで短縮させて行きます。つまり、変性意識状態への移行を素早く行えるようにして行きます。まぁ、毎日続けているうちに、徐々に深いレベルの瞑想が短時間で体得できるようになりますので、あまりダラダラと長くやるのは避けて、30秒~1分程度で意識が明後日の方向へ向いて来たと感じたら、すべての意識をダイブへ振り向けるよう切り替えましょう。ちなみに、水晶占いもダイブと似たような手順になりますが、事前準備(瞑想)のために客をいつまでも待たせている訳には行きません。水晶占い師も瞑想は手短に済ませ、とっとと占術モードに切り替えて仕事に入ります。

瞑想に関する注意事項

ダイブは自分一人だけで楽しむものですから、瞑想の時短化は必須でありません。しかし、肝心の異世界へのダイブを楽しむ前に、強烈な眠気に襲われそのまま眠ってしまうことも⋯また、瞑想を長時間行うのはおすすめしません。瞑想は脳内物質を効率良く放出している状態なので、それによる快楽に浸り続けるとダメ人間になります。ただし、先を急ぐ気持ちから絶対に無理に進めようとしないでください。時短化は上級者になってから挑戦しましょう。そこまでに至るためには、個人差もあるので一概に言えるものではありませんが、最短でも2~3カ月はかかるものと覚悟しましょう。その間は瞑想の訓練だけか!?と叫びたくなることでしょう。その間は自分が欲する世界観をした異世界でも考えておけば良いのです。次に並行してやるべき作業内容について説明します。

世界観を決める

壮大なスケールに仕上げよう

2~3カ月は少し大げさかもしれません。まぁ、力を入れず楽しみながら続けて行きましょう。とりあえず、瞑想の練習と並行するように、自分が行きたいと考えている、思う世界観をした異世界を決めましょう。もっとも、このようなサイトをネット上から見つけ出し、今、この文面を読み漁っているような人は⋯すでに、常日頃から憧れを抱き、思い描いている理想郷を心の中に持っていると思います。多くは、異世界転生モノのアニメやライトノベルに見るような、西洋風のファンタジー世界になると思います。おい、電車やバスの中でドラゴンと戦って美少女のお姫様を救出するなんて妄想しているヤツおるか?うーん、まぁ⋯別に人様の趣味趣向にケチをつけるつもりはない。別にそれでも一向に構わない。ただ、どうせやるなら壮大なスケールに仕上げよう。

異世界の具体例

じゃ~あ、そう言うお前自身の世界観はナンボのもんや?と、ツッコミを入れたくなった人もいることでしょう。余談まで、私が作り上げた異世界⋯ダイブ界の世界観について触れておきます。あらかじめ、具体例を提示しておくことで、後進の方々の参考となり、異世界作成がサクサクとスムーズに進めやすくなるものと思います。私はシムシティやA列車と言った都市開発シミュレーションが大好きで、さらに、重度のミリタリーマニアでエースコンバット(以下エスコン)の大ファンでもあります。エスコンのシリーズ全作品の共通世界観となるストレンジリアルと似たような異世界を作り、シムシティやA列車の感覚で惑星を日々開発している感じになります。地図はFantasy Map Generatorを使い作成しました。地名や国名もちゃんと決めてあります。

俺の異世界^^

人口は100億人。様々な国家や文明が存在、現実世界より少しだけ科学技術が進歩しており、宇宙軌道エレベーターなんかも建設されています。ちなみに月は二つある設定にしてあります。個人的にファンタジーの世界観はどうも苦手なので、全体的にクールに仕上げております。この惑星のお気に入りの場所に、自分の豪邸や別荘も建てており、ダイブ時はまずはそこに立ち寄ります。まぁ、ここまでマニアックにやる必要もありません。個人の好き好きで良いでしょう。別によくありがちな西洋風のファンタジーの世界観でも構わないと思う。王様になり異世界を支配するも良し!!勇者になってエルフの美少女と仲良くなるも良し!!好きに楽しんでくれ。ただ⋯精神衛生上よろしくないので、悪逆非道な独裁者になるのだけはやめた方がいい。

最初はコンセプトを決めるだけでOK

最初から完璧なものを求めてはいけません。最初は小さな島のようなものからスタートすれば良いと思います。日々、ダイブを楽しみながら徐々に異世界を発展、開発して行けば良いのです。そのルールと流れは⋯まさに、シムシティやA列車に見るような都市開発シミュレーションと同じです。詳しいやり方は後述して行きますが、顕在意識と潜在意識の境界を「海」に見立て、そこに浮かぶ島をイメージしながらやれば良いでしょう。私もスタートは小さな島からで、徐々に世界を広げ、最終的に一つの惑星へ進化⋯さらに、月を二つまで持つに至り、今後は月面開発もして行こうと楽しみしております。もちろん、無理に世界を広げる必要もない。ラピュタのような空に浮かぶ閉じられた一つの世界に終始するもの良いだろう。まさに、心象の箱庭世界になると言えるだろう。

ただの空想遊びでは?

ただの空想遊びを深化、高度化させたものがダイブになります。言ってしまうと、ダイブとはプロフェッショナルな空想遊びです。この時点で「オレは一体何をやろうとしているんだ?」と疑問に思われた方は⋯正常でまともな人間ですわ。そんな方にこそ実践して頂きたい。何の抵抗感も覚えず先へ進むことを期待した人は、少し自重した方がいいかもしれません。洗脳されやすい人であったり、霊感商法に騙されやすい人でしょうね。本気で注意してくださいね。それはともかく、瞑想の時短化までできるようになって来たら、いよいよ、異世界へ繋がる扉を開く段階へ移行します。これより先、生半可な気持ちで挑戦すると、もちろん成功しませんし、自身の精神に悪影響を及ぼす事態を招きかねません。注意事項はよく読んで、気を引き締めて挑戦するようお願いします。

注意事項

いきなり暴言

まず、人生に対して不真面目な奴。メンヘラと病み系の閲覧はお断りします。この手のサイトを始めると、メンヘラと病み系がゾンビのようにわらわらと登場してきます。お前らゴキブリですか?ただの現実逃避で見るな。当サイトは運を良くして、人生を明るく楽しいものに変えたい方のみ入場願います。ここは開運サイトなんだよ!!医療サイトじゃねぇ!!もちろん、精神疾患に対する差別や偏見を助長するつもりはありません。てか、メンヘラや病み系の人達の方こそ、精神疾患に対する差別と偏見を助長しているようなもんですわ。当サイトの至るところで明記してあることですが、真面目な人や誠実な人が精神病むのはまったく別です。そう言った方には心の癒しを与え、なんだか訳もなく楽しくなり、生きる勇気をもたらす最高な何かになることでしょう。

基本的に箱庭療法と同じ

なぜ、のっけから厳しいことを言うのかと言えば⋯このページに記載ある内容は、心理療法として知られる「箱庭療法」をベースにしたものだからです。箱庭療法とは⋯底一面が青色に塗られ、水面に見立てた浅い箱の中に、手触りの良い砂を入れて、島のような地形を作り、人形や家、乗り物のオブジェを配置して遊ぶ心理療法です。これにより、無意識の内面世界を分析して、そこの潜んでいるものを探し出そうと言うものです。また、そうすることで一定の癒し効果も得られます。心が凹んだ人がやれば、その原因を特定する可能となり、治癒に向けた具体的な対策が可能となりますし、心の傷も癒されていきます。しかし、重度のうつ病や統合失調症の人がやると、確実に最悪の結果を招くので禁忌とされています。完成した世界を見て発狂するなど、症状がより悪化します。

自分を変える意思なき者はどうぞ他所へ

てか、現実の日常生活を楽しく過ごそうと考えない卑屈な人は何をやってもダメです。怒り、憎しみ、怨み⋯それって、生きる上で必要なものですか?あなた自身の未来のためになるものですか?そんなものを引きずったまま、これ以上先へ進むと、今の不幸はより一層大きなものと化します。今よりももっと苦しい状態に追い込まれます。深層心理世界の入口近くまでダイブすることにより、日頃から抱いているネガティブなものが具現化⋯もう、トンデモない形であなたを襲い始めます。そのうち、消えろ!!やめろ!!とか発狂し始め、そして廃人へ⋯オカスピの世界に長らくおりますが、そのような者を嫌と言うほど見て来ております。どうしてもスピリチュアル的なもので心に安寧を求めたいなら、この手のサイトや占いなどではなく、お寺や教会へ行くのが一番です。

この条件にあてはまる人は禁止

まず、心療内科などに通院中の方は、原則として治療を優先してください。どうしてもやってみたい!!興味がある!!と言う人は、必ず先生に「箱庭療法に興味あるんだけどやってもいい?」と確認を取りましょう。何かあってからでは本当に手遅れとなります。これは必ずです。個人による勝手な判断は絶対におやめください。また、自傷癖のある方、市販薬を過剰摂取する⋯いわゆるODと呼ばれるアホな行為をする人はお引き取りください。おまえらみたいなのとは関わりたくありません。あと、人生の重大局面にある人は、こう言ったものは生活が安定してからにしましょう。具体的には、現在、就職活動中であったり、受験を間近に控えた学生さんは、目の前の現実的な試練を乗り越えてからにしてください。いらんことに神経や思考を消費しないでください。

異世界のメリットと効果について

ただの現実逃避はいけませんが、現実と向き合い直すために、一時的に異世界へ逃れるのはぜんぜん構いません。現実世界でも「旅行」と称して、どこかへ遠出することで心がリセットされ、再び現実世界で元気良く活動できるようになるものです。異世界トリップは言わば「心の旅行」や「魂の洗濯」になります。また、旅行は同時に思い出作りの場でもあります。自分の意識世界の中にある悪い記憶を、異世界の記憶にドンドン置き換えて駆逐して行きましょう。精神状態をポジティブな方向へ自然と持って行くことができるようになります。異世界をできるだけ壮大なスケールに仕上げる意図もここにあります。創造意欲も掻き立てられて、現実世界でも生産的行動力や問題解決能力をアップさせる一助になります。結果として現実の人生も明るく楽しいものに変わります。

異世界のデメリットとそれを抑止する方法

異世界トリップはルールを決めて必ず守りましょう。一日の中で実施する回数や時間帯は決めることを推奨します。開始タイミングのルール化は必須となります。詳しくは「異世界へ入る方法」で説明しますが、常態化して容易に異世界へ行くスイッチが入りやすくなると、現実世界との区別が付きづらくなります。視界が白昼夢でも見るかのように異世界の何かで疎外される場合があります。車を運転している時にそんなことが起きたら危険でしょう。この点は十分に留意願います。私はロードバイクが趣味で晴れた日は走りに行きますが⋯ランナーズハイと呼ばれる現象に陥ることがたまにあります。マラソンでよく知られたものですが自転車でも起きます。視界を一時的に異世界のもので遮られた経験が何度かあります。普通の人より安全意識を強く持つ必要もあります。

異世界へ入る方法

異世界への入口を作る

瞑想の時短化にも慣れて来たら、いよいよ、異世界への扉を開く訓練を開始しましょう。訓練と言っても堅苦しく考える必要はありません。ここまでも、これからも⋯力を使わず楽しんで行きましょう。とりあえず、瞑想により自分の意識が明後日の方向へ向き始めて来たら、今度は無心状態から一転、自分が理想とする異世界のイメージに専念します。異世界への扉を開く⋯つまり、そのための切り替えの儀式みたいなものになります。儀式と言うとこれまた仰々しいので、マイルールと呼んで差し支えありません。また、そんなに複雑なものではありません。具体的には、回廊のようなものをイメージして、その先を進むことで異世界に辿り着ける設定にすると良いでしょう。あるいは、どこでもドアのようなものでも構いません。各自自由な発想でやりましょう。

精神的な安全性を確保するためのルール

異世界へ入るためのルールは、一度決めたら変更しないようお願いします。これは開始プロトコル、ちょっとした「おまじない」みたいなものになります。変性意識の状態になるたび、異世界がいちいち垣間見えたら怖いでしょう。程度の差こそあれ、変性意識は日常的に起きていたりします。ですから、開始のための儀式やルールは固定化しましょう。ただ、これもこれで人によるので、自分がやり易いと思ったものを模索すると良いでしょう。その中で一番と思ったものを選びましょう。私の場合、2パターン開発しました。一つは、自分を自分の中に縮退させる離人的な感覚です。自分と現実世界の境界線をスクリーンにして、異世界を映し出すような感じに移行して行きます。VRのような感じですね。もう一つは、水晶占いのスクライングを応用した遠視的なものです。

補助的なアイテムを使用するやり方

タットワの技法のやり方を転用しても良いでしょう。入口を連想させるカードを見つめながら瞑想して、異世界に入る際にカードの残像を拡大化させて、その中へ入り込んで行くやり方です。タットワのルールを厳密に守る必要はありません。ほとんど個々人の感覚の問題になるので、自分がこれが一番だと思う絵柄をしたカードを使用しても構いません。なんなら自分で書いたものを使用しても問題ありません。水晶占いのスクライングを転用しても良いでしょう。手頃なサイズをした水晶球でもガラス球でも用意して、それを見つめるように幻視するやり方です。私の場合、遠視的に異世界を覗き見る場合に限定した使い方をしておりますが、その中へすべての意識を浸透、全身を投影させて、異世界へ入り込む方法もありだと思います。各自の自由でOKです。

補助的なアイテムを使用する場合の注意点

補助的な何かを使用する場合は、値段の安いもので構いません。値段が高ければ効果も高い、成功する確率や精度が上がることはありません。ぶっちゃけですが⋯幻視をするためのアイテムなら、そこらにあるものでもできます。ただの黒いプラスチックの板でも構いません。電源OFF状態の液晶モニターなんか、幻視をするなら最適な代物です。水晶球などのパワーストーンを使用するのは、ほとんど気分的な問題に過ぎません。たしかに、気分を上げるのは重要なポイントになります。値段が高く大きな水晶球を買って使用することに、まったくの意味がない訳でもありませんが⋯できるだけ、お金をかけない方法を探りましょうね。百円ショップで売られているガラスキューブなんか良いアイテムになると思います。透過するものは黒い布を下に敷いてやると効率が上がります。

異世界作成の手順について

異世界のイメージを初期化する

各自好きな入り方で異世界とのアクセスを試みると良いでしょう。ダイブにより異世界の空間に入ったり、垣間見えるようになったら、まず最初に、異世界の空間を初期化するようなイメージをします。当サイトの提唱する異世界は箱庭療法的なものとなるため、やはり、一番のおすすめは空と海をイメージすることです。美しく広大に広がる空と穏やかな海を想像してください。海面はあなた自身の顕在意識と潜在意識の境界となります。海面はオレの顕在意識と潜在意識の境界なんだ!!そう自分に何べんも言い聞かせてください。自己暗示と言うか⋯これはわりと重要なポイントとなります。しばらくの間、これだけをやると良いでしょう。ダイブを開始して初期化イメージを自然と視覚的に感じられるようになるまで繰り返し行います。初期化イメージを完全に固めます。

異世界の地形を考える

次に異世界の土台となる陸地をイメージします。最初は小さな一つの島から始めると良いでしょう。自分の好きな感じのもので構いません。すでに考えてあるものがあれば、それを反映させて行けばいい。しかし、この辺の感覚は意外と難しい。現実世界にある何か手頃な大きさをしており、イメージしやす地形をした島を参考に作ると良いかもしれない。地図でも見て探すと良いだろう。自分の場合、上でも述べた通り、コンピュータにより自動生成したものを使うことにした。どこからでも上陸可能ななだらかな地形にするか、断崖絶壁に囲まれた厳しい地形にするか⋯自分の好みに合わせ、念入りに仕上げて行こう。湖や川を付け足すならこの段階が望ましい。島の地形のイメージが固まって来たら、次は生態系となる。異世界に生息する植物や動物などを考えて行こう。

異世界の生態系

異世界を生きた世界に仕上げるため、生態系のようなものも考えよう。何も現実世界に則したものでなくても構わない。現実に存在しない動植物を考えるのも存在楽しい。各自の自由な発想でやろう。そして⋯だいたい、この辺りから中断すべきか否かのポイントにもなって来る。どうせ、ただの空想遊びでしょ?と軽く考えている人はまだ多いと思う。心に大きな問題を抱えていたり、精神状態が不安定な人が、変性意識で何かを思考したり模索するのは本当にヤバい。おどろおどろしいモンを想起したのなら、そいつが侵入思考化しないうちに、異世界作りを止める決断をしよう。普通の瞑想でも突然発狂して泣き喚いたり、発作的に窓から飛び降りヤツもいるくらいだ。少しでも危険を感じたら中断して欲しい。次に異世界の中核となるシンボル的なもの、知的生命体を考えたい。

異世界の住人や文明を考える

異世界の住人となる知的生命体は何も人間でなくても構いません。異世界ですから獣人やエルフがいても良いでしょう。文明のレベルやモチーフも各自の自由でやるといい。あとはシムシティの感覚で楽しんで行くと良いでしょう。道路や線路を引いて街作りに励もう。宮沢賢治のイーハトーブも井上直久のイバラードもそうやって作られたもんだと思う。この段階で「以降、それだけか?」と思う方もいることでしょう。実際、シムシティをただの作業ゲーと揶揄するようになり、プレイ途中で飽きてしまい投げ出してしまう人は多い。都市開発ゲーの真髄はもっと他の部分にあるのですが⋯それはともかく、シムシティと違い、特定の異世界住人と仲良くなり、交流を妄想することができるのは魅力的だ。そいつがイマジナリーフレンド化することだってあり得る。

異世界の初期化イメージ

顕在意識と潜在意識の境界を想起させるものにする

基本的に空と海のコントラストを推奨しておりますが、何か理由があり海が嫌いだと言う人は、無限に広がる大地でも構いません。顕在意識と潜在意識の境界を想起させる光景であれば、空と陸のコントラストでも良いでしょう。草原や砂漠、グランドキャニオンのような雄大の光景や、ヒマラヤやアルプスに見るような神々しい山々に囲まれた場所など何でもOKです。開拓者精神の強い人は、月面のような荒涼とした大地にSF風の未来都市を築くのも良いでしょう。自由な発想で楽しみましょう。中にはラピュタに見るような空中都市やスペースコロニーを望む人もいると思います。その場合、顕在意識と潜在意識の中間世界と言う設定で楽しむと良いでしょう。いずれにしても、異世界の基礎となるイメージは、一度決めたらなるべく変更しないようにしましょう。

東西南北の境目は曖昧にする

異世界の上方向は顕在意識、下方向は潜在意識の象徴となりますが、東西南北の横方向については、厳密に何かを決める必要はありません。シムシティやA列車などの都市開発ゲーをやる際、画面よりはみ出た見えない部分まで考えながらプレイしたりしますか?普通はしませんよね。それと同じで東西南北の果てにある光景は特に決める必要はありません。異世界の拡張性のようなものを確保する意味でも、水平線や地平線の彼方については、あまり深く考えたりせず、曖昧なままにしておきましょう。私の場合、上でも紹介した通り、最終的に海が全部つながり、一つの丸い惑星へと進化した形になります。ただし、これは絶対と言う訳でもありません。地球平面説のような世界観にして、水平線の先には大きな滝があると言う設定にしてしまうのも面白いでしょう。

初期化イメージの意図

異世界作りが思うように行かず⋯まぁ、人間ですから、リセットしたい気持ちになるかもしれません。その場合、数日くらい間をおいて、あなた自身の気持ちも完全にリセットさせたら、もう一度、異世界の初期化イメージから異世界を作り直しても構いません。ただし、これを短期間に何度も繰り返すと、スランプ状態に陥り、理想的な異世界作りが一生叶わなくなるでしょう。また、陸地のような場所や生態系まで考えたあたりまでやるのが限界だと思います。文明や意思のある知的生命体まで生み出したのであれば、最初からやり直すことはおすすめしません。改善や改良と言う道を模索しましょう。現実世界でも思い通りにならない事はたくさんあるように、これを機会に問題解決の思考習慣を身につけると、現実世界を生きるあなた自身のためにもなります。

問題性のある初期化イメージ

こう言ったものは個々の感性に由来するものなので、それぞれが好きなようにやれば良いと思います。固定観念や先入観に縛られることなく、自由な発想で挑戦しましょう。とは言うものの、異世界は美しく幻想的な光景にするのが望ましいと言えます。まともな人ならそうすると思います。初期化イメージの段階で、血のような赤黒い夕闇や、漆黒の暗闇に包まれた空間を真っ先に思いつくような中二病は、頭を悪くするだけなので異世界作りはやめましょう。何もかも真っ白な極寒の大地を思い浮かべた人は、運を悪くするだけなので別の何かに希望を見出すことをお勧めします。初期化イメージがなかなか安定せず、自分の中で何かグチャグチャになる、焦りに近い感情を覚えると言う人は、精神不安定になりやすい傾向だと思います。やはり、ここで中断した方が身のためです。

世界観の構築方法(1)自然科学・人文科学編

異世界の地理学

異世界の自然環境は自分好みで構いません。常夏の南国から郷愁な北国までご自由にどうぞ。当然、環境に合わせた生態系も考えて行きましょう。現実の世界もそうであるように、メインとなる異世界住人以外にも、他の動物や植物などの生命体も作ります。もちろん、すべて空想に過ぎませんから、現実世界に沿った忠実な仕上がりを目指す必要もない。現実に存在しない空想上の生き物を設定するなど、遊び心的な要素を積極的に取り入れて行こう。癒し的な要素がゼロで、気分が優れなくなりそうな殺風景な世界は、精神的にもあまりよろしくないので避けよう。砂漠やツンドラ地帯のようなイメージがダメとは言わないが、極端に荒涼として、隔絶された世界を望む人は、現実逃避願望が強いのかもしれない。この場合、先へ進む事を再考して欲しい。

異世界の水文学

水はすべての生命の根源です。異世界を生きた世界にするためにも、異世界の中における水の動きも考えよう。湖沼や河川、湿原や泉、滝など、水に関する要素は必要不可欠である。小さな島のような場所でも、泉のような場所は一つくらい作ろう。また、当然であるが水に動きや流れを持たせるためには高低差が必要となる。山地や台地などの起伏ある地形も同時に考えて行くと良いだろう。土台となる地形のイメージは平面的な作業となるが、徐々に立体的なイメージングの作業へ替えて行こう。水が上から下、内側から海側に向かって流れるイメージも醸成して行こう。空想だから常識に囚われる必要はないが、イメージの安定化を損なう恐れがあるので、水が下から上へ逆流する川や滝、ロプノール湖のような移動する水源などマニアックな設定は避けよう。

異世界の博物学

ハゲ山は見ていて悲しくなります。異世界の7~8割くらいは、樹木などの植物で覆い、森林地帯でフサフサにしておきましょう。後で伐採などして開拓すると言う設定も可能です。自分は花粉症なので杉の木が憎いと言う方は、杉の木が一本も存在しない世界にすれば良いと思います。まぁ、砂漠の世界がどうしてもお望みなら、それで構いませんが⋯どうせ作るなら、現実世界のどこにもないような、誰も見たことのないような、幻想的で美しい世界に仕上げましょう。後、異世界の地下から金銀などの貴金属や、不思議な力の宿った鉱物や石油のような液体が産出する設定にしておくのも良いでしょう。現実世界の常識に囚われることなく、ラピュタの飛行石に見るような架空の鉱物、地下資源を創作して楽しみましょう。エネルギー源は文明の原動力となります。

異世界の動物学

異世界なのですから西洋風のドラゴンが生息していても良いでしょう。でも、あまり怖い感じにせず、お人好しで人懐っこくドラゴンとしてあり得ないダメっぽい設定にしましょう。ダメな子ほど可愛いものです。いちいち火を噴かれたたまりません。空を飛ぶニワトリの大群、木の上に巣を作るネコ、地下に生息する犬、クモの巣を張るリス、競馬ならぬ競牛、空を回遊するイワシやサンマの群れなど自由自在に設定しましょう。なんなら二足歩行でき人間の言葉を理解でき話せる設定にしても構いません。これらはメインとなる異世界住民を引き立てる脇役として力を発揮するようになります。人間のいない獣人の異世界の場合、獣人に対して普通の動物の生態系を設定するのは少し奇妙です。この場合、動物の代わりに昆虫などの生態系を発展させると良いでしょう。

異世界の天文学

異世界にも月はあった方が良いでしょう。太陽はひとつあれば十分だと思いますが、2~3つくらいの月で異世界の夜空を飾ると楽しい気分になれると思います。さらに、現実世界に存在しない独自の星座も作ると、より一層の異世界感が演出できるようになります。ぎょう座、やく座、べん座、せい座、ぎん座、ご自由にどうぞ。ここまで話が膨らむと宇宙の中における異世界像も考えねばなりません。普通に水の惑星の中にある設定でも構いませんが、上でも触れた通り、地球平面説を踏襲したい人は、端っこが巨大な滝と化したら真っ平なあの世界にするのも悪くありません。まぁ、好き好きで。木星や土星のような巨大な惑星の衛星(月)に、異世界があると言う設定も面白いでしょう。空に木星や土星が大きく映え渡る光景は幻想的なものになることでしょう。

思念界の気象学

異世界なのですから幻惑的な気象現象を起こしまくっても良いでしょう。どうぞ、現実に囚われることなく好きに設定してください。ファフロツキーズ現象も精神的に悪いものでなければ設定して良いと思います。カエルでなく菓子でも空から降って来る設定にすれば良いと思います。赤道直下の常夏の場所を想定しているからと言って、オーロラや真珠雲は発生しないと言う現実の既成観念に囚われる必要もありません。自分は真っ暗な夜が嫌いだと言う人は白夜の世界もありかと思います。赤道直下の場合、異世界のある惑星の公転周期と自転周期を同じと言う設定にすれば、太陽は常に同じ位置にあり続けます。自分は夜型人間であり、夜をこよなく愛すると言う人は惑星の裏側に住めばOKです。植物の光合成は、月光でもOKな設定にして構いません。

異世界の民俗学

どのような種族をメインの住人とするかにより変わると思いますが⋯異世界の文化や風習は、現実の日本国内に則した常識的なものが望ましいと思います。中世ヨーロッパ風のファンタスティックな世界観であっても、現代の日本社会に相通じる価値観を浸透させておいた方が何かとやりやすいです。異世界モノのアニメや漫画ですら、チップの受け渡しシーンが描かれたものは見当たりません。自然体で行きましょう。スタートレックのように行く先々の星ごとに乗組員たちが奇妙な文化や風習に振り回される様子は、傍目からは見ていて大変面白いものですが、自分がそんな立場になると苦痛です。結婚式や葬式は全裸で出席しなければならない決まりのある星なんか行きたくありません。頭が本格的におかしくなりますので、この辺はあまり奇をてらった設定をしない方が良いでしょう。

異世界の歴史学

空間的に広大な世界を作り上げて行くことだけに止まらず、ストーリー性のようなものがあると趣が出てくると思います。あなたがこれから作ろうとする異世界に、銀英伝やファイブスター物語に見るような、壮大な歴史的背景、設定があると面白さがより増して来ることでしょう。かなりマニアックなレベルになるので、無理してやる必要もありませんが⋯歴史と言わないまでも、シムシティのシナリオモードのような前提条件があると、ゲーム感覚で異世界作りが楽しめるようになります。戦争で荒廃した世界を立て直し、平和で豊かな場所へ変えて行く思考態度は、現実生活でもかなりプラス要素になります。悲観的な考えばかり頭の中を巡らせている者は、悲観的な結果ばかり招くものです。ポジティブシンキングに切り替わり、何をするにしても上手く行くようになります。

世界観の構築方法(2)社会科学・科学技術編

異世界の政治学

意思を持った存在が多く住む異世界でも、良くも悪くも政治が必要となって来ます。異世界を王様や貴族、騎士が支配する王国風にするか、近代的な民主共和制国家にするかは作り手の趣味、趣向によるところとなります。共産趣味な人はソ連のような世界観にすれば良いと思います。私の場合、欧米社会を模した感じの立憲君主国に仕上げました。政治と言ってもピンからキリまであります。国会議事堂のような本格的な議会のようなものから、近所の集会場で執り行われる町内会の会合までと様々です。いずれにしても、異世界を統治する意思決定機関のようなものは必要です。政治が嫌いだと言う人も、せめて、町内会レベルのものは設置しましょう。天国のような場所を考えている人も、結局は神様らの会議が最高意思決定機関となります。天国も政治とは無縁ではありません。

異世界の法律学

集団社会には決まり事が必要です。それが例え空想上の世界であったとしてもです。ただし、六法全書でも作るように細かく考える必要はありません。異世界ではみんな楽しく元気に過ごすとかケンカは禁止とか、至極常識的で当たり前な事柄を箇条書きする程度のレベルでOKです。意外にこの点を見落としがちとなりますが、極力忘れない決めましょう。異世界作りの要となる部分になります。無法地帯にすると精神的なダメージも大きくなると思います。これは異世界作りに挑戦する本人の精神を健全に保つ、守るために必要な事項となります。私の場合、自分の異世界に複数の国がある前提となっているので、現実世界の国連やジュネーブ条約に相当するものも作っております。まぁ、ここまでマニアックにやる必要もありませんが、律儀な方はそうすると良いでしょう。

異世界の経済学

文明社会にはお金が必要です。そうなると通貨単位の設定が必要です。ギルでもゴールドでもなんでも構いません。物価水準や為替水準は1ギル=1円と現実世界と同程度にすると良いでしょう。その方が何かと都合がいいです。私の異世界でも、缶コーヒーは一本100円前後で販売されています。市場や何かの取引所も異世界の中心地に設置すると良いでしょう。なんか気分も高揚します。私は異世界でも、証券取引所や商品先物市場などの金融市場も機能させております。このため、たくさんの架空企業も作りました。架空企業と言うと現実世界ではマネロンや脱税を目的とした悪い感じのものになりますが、異世界ではちゃんと実在しており重要なものとなって来ます。主要な農産物や工業製品も決めておくと良いでしょう。私の異世界ではネコ缶が主要な生産品となります。

異世界の建築学

現実世界の建築基準法なんか気にする必要はありません。想像力や空間認識能力の高い人は、マウリッツ・エッシャーのだまし絵にみるような建物を作っても構いません。宙に浮かぶ建物もありです。SF世界に見るようなチューブ状の道路もありです。私の場合、現実世界の欧米諸都市のイメージをパクっただけですが、自由な発想で都市を設計デザインして構いません。まぁ、ここら辺は完全にシムシティやシティーズのノリで考えて楽しみながら創作しています。同ゲームをお持ちの方は、マップエディター機能でご自身の異世界を設計デザインしても良いかと思います。建築基準法は気にする必要はありませんが、防災や防犯の観点もわりと重要です。気分的な問題かもしれませんが、異世界で重要な施設には、消火設備や防犯装置は必ず設置しておきましょう。

異世界の工学・科学技術

子供の頃、図鑑や科学関係の本を読むのが大好きだった人、科学少年だった人は、その思いを存分に発揮できます。異世界は何も剣と魔法だけに限定された世界ではありません。空想科学やSFの異世界だってありです。科学の知識をフルに活かしましょう。宇宙軌道エレベーターやスペースコロニーのある世界、常温核融合や反重力が実現した世界⋯もう、なんでもOKです。ネコ型ロボットが登場して来る某アニメに見るよう、どこでもドアやスモールライトのある世界にしても良いでしょう。そんな子供っぽい世界観をした異世界は嫌だと言うなら、スタートレックやスターゲイトなど、ハリウッドのSF映画に見るような異世界にすれば良いと思います。転送装置やトラクタービームなど、現実の既存科学で絶対不可能なものも⋯まぁ、異世界なら可能となります。

異世界の医学

すべての病気が根絶された生物学的に理想的な世界にしても構いませんが⋯そこは一工夫すると、あなたの異世界に味わいのようなものが出てきます。SFの世界では様々な架空の病気があり、しばしば、ストーリー上における要として登場して来ます。ある時期になると、あなたの異世界で恋の病が流行して、多くの人が感染、発症してしまう設定を導入するのも面白いでしょう。もちろん、専用の治療法や薬も必要になることでしょう。まぁ、病気に面白いも何もありませんね。昨今は新型コロナの流行もあり、この辺はあまり露骨にやると不謹慎ですかね。とりあえず、個人の好き好きでどうぞ。当然、架空の植物の花粉症や食べてしまうと笑いが止まらなくなるキノコ(現実世界にも存在しますけど)など、少しくらい危険なものがあっても良いでしょう。

異世界の文化

異世界も現実世界と同様、何か面白いものを流行らせましょう。私の場合、自分の作った異世界のメインとなる場所は、一年中クリスマスと言う設定にしてあります。街中、そこかしこに年がら年中、クリスマスの飾りつけがされており、街の中心部には大きなクリスマスツリーがあります。アイドルが好きな人は異世界48でも作ると良いでしょう。秋葉原文化の好きな人はそういった趣のある場所にすれば良いと思います。軍ヲタの人はMEMORIES大砲の街に見るような異世界にすれば良いと思います。鉄ヲタの人は銀河鉄道999に見るような鉄道主体の世界観をした異世界に仕上げれば良いと思います。何も普通の都市国家にする必要はありません。現実生活で何か夢中になっているもの、別の趣味があれば、それを異世界のカルチャー、流行として取り入れて楽しみましょう。

異世界の魔術・魔法

まぁ、異世界の定番と言えばコレでしょう。私も自分の作った異世界に、魔術や魔法の類も存在しております。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストに見るようなものをそのまま導入しております。イオナズン?ええ、あります。私の異世界における就職活動でも、面接官に対する有効的なアピールポイントとなります。当然、異世界住人にHP/MPの概念もあります。なんだか⋯ここまで話が膨らむと、ただゲームやり過ぎな人に思われるかもしれませんが、異世界は何でもありの自由な世界なので、現実世界で大好きなものを導入して楽しむのは推奨されるべきものと考えます。悪いものでなければ積極的に取り入れましょう。西洋的な代物に縛られる必要もありません。不思議な呪力を発揮する風水師や結界師が存在していても良いでしょう。

世界観の構築方法(3)認知科学・情報処理編

以上の通り、世界観の設定項目は多岐にわたり、たいへん高度で複雑な世界となります。全体的なイメージ、方向性を損なわせることなく、これらすべての事柄を統一的にまとめる思考作業は至難です。そこで、世界観を決めて行く際、マインドマップを活用すると良いでしょう。一つの発想を起点に様々なアイデアを系統化できます。異世界の世界観作りに有効的なツールとなることでしょう。すべての情報を関連付けることができ、全体的な整合性が大きく崩れることを防いでくれます。思い付いたキーワードをポンポン付け足して行けば良いでしょう。異世界を構成するありとあらゆる要素(情報)は、すべて必ずどこで繫がるよう作り込んだ方が望ましいです。異世界の世界観を考える、設計する際は、マインドマップを利用することを強くおすすめします。

今後の異世界の楽しみ方について

異世界の自律化

異世界の全体的なイメージ、方向性が固まって来たら、次は自律化を目指します。自動化と呼んでも良いでしょう。別に明確な定義はありません。とりあえず、異世界も現実世界と同様に、あらゆる物が相互に作用し合い、日々変化させて行くように試みます。万物を流転させてこそ、真に生きた世界⋯まるで、本当に存在しているかのような場所へ昇華して行きます。ここからが「ただの空想遊び」「ただの創作」と袂を分かつプロフェッショナルな領域となります。心してかかりましょう。やり方自体は至ってかんたんです。異世界に時間軸のようなものを導入します。具体的には「暦」になります。異世界に令和だとか西暦はあり得ません。帝国歴でもコズミックイラでもなんでも構いませんから、自分の異世界にマッチした感じのものを考えましょう。

なぜ「暦」を設定することで自動化ができるのか?

暦は重要です。学校の歴史の授業で習ったことを思い返してください。文明発展の要となるもので、多くの古代文明で暦の策定を最重要政策事項に掲げ、為政者たちは時間を支配することに心血を注いだものです。将来に対するビジョンも見えやすくなり、より綿密な計画性がもたらされるようにもなります。暦がないと、あなたの作った異世界が全体的なバランス感覚や方向性を失い、イメージがドンドン薄れて、徐々に自然消滅へ向かって行くようになるかもしれません。何よりも成長や進化のようなものが実感できず、異世界作りに飽きてしまうようになるかもしれません。最初にしっかりとした全体的なイメージ、方向性があれば十分な気もしますが、それに時間の流れを意識させるものを加えることで、異世界はひたすら発展の道へ突き進んで行くようになります。

異世界で自分の分身(ダイブ体)を作る

変性意識状態となり異世界の中へ没入した場合、現実の自分自身の姿でも構いませんが、常日頃から理想としている自分の姿にすると良いかもしれません。それがいつか、本当に現実での自分自身の姿になることでしょう。良い方向に自己暗示をかけることで、現実も有意義な世界に変えることができます。ただし、容姿が極端に異なると⋯何か自分に対する難易度を高めるので、異世界での体験を現実に活かすことが難しくなります。ダイブを終了させて異世界から離脱した瞬間、虚しい気分になるだけですし、本当にただの現実逃避となるのでおすすめしません。もちろん、例外もあります。動物の姿なるのは悪くありません。本来の自分を解放させやすく、あえて人間社会のしがらみから解き放たれることで、未知の何かを探し出したり触れることが可能になります。

異世界で本拠地や職業を持つ

異世界でも自分専用の家や部屋を持つと良いでしょう。異世界へダイブする際は、まずはそこからスタートする設定にすると良いかもしれません。これがないと、どうも自分自身と異世界の関係性が曖昧になるような気がします。異世界を作った本人も、異世界の住人の一人として自覚、行動することができるようになります。もちろん、思いっきり自由にやって構いません。私の場合、異世界の中華街の一等地に10階建ての中華御殿を建てました(1階はパチンコ店と言う設定)。その他、スイスのような山岳地帯にもオーナーとして大きな山荘を持っております。異世界における私の職業は、空飛ぶスパゲッティモンスター教のような冗談宗教の教祖、団体代表と言うことになっております。異世界では学生となり、理想の学園生活を過ごしているのも良いでしょう。

異世界の友人(イマジナリーフレンド)を作って見る

異世界はイマジナリーフレンドの故郷にもなる

あなたの作った異世界の中に、心の支えとなるような友人を作ると良いかもしれません。上でも軽く触れた通り、異世界はイマジナリーフレンドを意図的に発生させる精神的な土壌ともなり得ます。この手のサイトをご覧になっている人ならご存知かもしれませんが、人工精霊やチベット密教の秘奥義として知られるタルパを、安全に隔離させた精神的領域の中で行う感じのものになります。そちら方面のサイトも参考にして、異世界の中に限定したエア友達を作ると楽しくなります。本サイト上でもイマジナリーフレンドの作り方について詳しく説明して行きます。ただし、実践形態の類似性から、重度の精神病を患った方が多く入り込んで来ています。うつ病や統合失調症による病理的幻覚症状を、イマジナリーフレンドと称している人がいるので注意しましょう。

後天性イマジナリーフレンドと言う可能性について提唱

異世界とイマジナリーフレンドの関係性について、もう少し詳しく補足しておきます。イマジナリーフレンドは本来的に先天的なものであり、誰もが発現できる現象ではありません。幼少期における特有の心理現象で、様々な環境条件に恵まれ、はじめて出現して来るものです。中学生以降の大人になってから、意図して後発的に作り出したり発生させるのは無理です。ただし、あるステップを踏めば可能になるかもしれません。それが本稿で唱える異世界作りです。ダイブによる異世界作りは、ある意味で幼少期特有の心理状態を仮想的に体験しようと言う試みになります。潜在意識と顕在意識の境界付近に、外部から干渉を受けない「子供のような楽しい心象箱庭世界」を作ることで、いろいろなものが抵抗感なく想起しやすくもなります(このため悪い感情はすべて捨てる必要がある)。

異世界でのイマジナリーフレンドの作り方

詳しい話は別ページでやって行くつもりですが、この点についても本稿で軽く触れておきます。手順ややり方自体は至って簡単です。自分好みの姿と性格をした人物なり動物をデザイン、異世界の住人の一人として扱えば良いのです。とりあえず、ダイブ体となり異世界の中で直接会ったり、異世界を遠視しながら電話でもするような感じでコミュニケーションを取ることを試みれば良いでしょう。もちろん、最初は一人二役的なぎこちないやり取りとなりますが、愛着を持ち時間をかけて接し続けていれば、無意識の状態で相手の言いたいことが分かるようになります。笑顔や身振り手振りなどの動きも感じられるようになってきます。そのうち、まるで本当に生きている存在であるかのように進化、成長して行くことでしょう。現実世界側に飛び出て来るようになるかも!?

異世界での運命的な出会い

寝ている時に見る「夢」は本当に不思議です。すべて自分自身の脳内で起きている現象なのに、夢の中に見知らぬ人物が登場して来て、自然な会話が成立するメカニズムは、未だ科学的にも明確に解明されておりません。ダイブはそれを「起きている状態でやろう!!」と言う試みになります。そうなると「夢」と同じような現象、出来事が起きるのは必然となります。あなたの作った異世界でも、まさに夢のような素晴らしい偶然や奇跡的な出来事が起きることでしょう。時に恐ろしい魔物が登場して来るかもしれません。しかし、そんなものは恐れず戦うくらいの気概を持ちましょう(詳細は後述)。そんなリスクを乗り越えた先に、運命的な出会いはある日突然やって来るかもしれません。イマジナリーフレンドを作ろうとデザインしなくても自然発生する可能性があります。

異世界は外部から思念(人工精霊・タルパ)を吸収できる!?

人工精霊やタルパを既存の方式で作り出した人に朗報です。従来のやり方で生み出した人工精霊やタルパを、それを後から作ったダイブ界へ送り込むことができるようになります。人工精霊やタルパを興味本位で作ってしまい、後になってからいろいろ困る問題に直面⋯消すことは難しく、例え消すことに成功しても、今度は激しい罪悪感に苛まれ続けることになるかもしれません。ならば、人工精霊やタルパの気に入る世界を作り、そこへ送り出してやれば良いのです。そこで永遠に楽しく過ごさせてやれば良いのです。気が変わり昔の作った人工精霊やタルパに会いたくなったら、ダイブした異世界で会いに行けば良いのです。発展的な関係解消、別れも決して悪いものではありません。それは双方にとって新しい旅立ちであり、次に向けた成長を意味する前向きなものとなります。

精神的に健全なダイブ生活の心得

ダイブ体の作り方とコツのようなもの

上述した通り、常日頃から理想としていたり、目標としている自分自身の姿が一番です。行動や性格ともにです。運が悪くなる原因の一つとして嫉妬がありますが、自分と誰かを比較して嫉妬して、卑屈な気持ちになるのが良くないのであり、理想の自分に嫉妬するのは良い嫉妬になります。生きる励みとなり、現実の自分もいつかそうなります。だから、理想の自分が望ましいと言えます。少しだけ成長した未来の自分にするのが現実的でもあり、ダイブ体を作る上でのコツになるかもしれません。あまりおすすめできませんが、尊敬できる人物の姿になると言う設定もありです。ただし、心が弱い人だと、自己喪失感へ至り、精神が不安定になるリスクがあります。やはり、自分自身をベースにしたものが良いです。現実の人気俳優やアイドルに成り変わるのはやめましょう。

現実生活に応用・活用できる異世界作りを目指そう

異世界を100%完璧な理想社会に仕上げる必要もありません。ぶっちゃけ、それは難しいと思います。異世界作りに限らず、現実生活で何かやろうとアレコレと考えを巡らし「よし!!これで完璧だ!!」と思っていても、たいてい、後から何がしかの問題が出て来て対応に追われるものです。複雑な思考の集大成である異世界ともなれば、時間の経過とともに様々な問題が噴出して来るのは当たり前です。具体的にどういったものかと言うと、前に考えた部分が、後から考えた部分と矛盾して来たり、イメージの齟齬が発生する現象です。街の区画整理を行い道路を引きなそうとしたら、以前に決めた何かとぶつかりできないと言った問題です。ここで嫌になり異世界を一から作りなそうとしないでください。解決方法を模索しましょう。その思考態度は現実を生きる上でも役に立ちます。

安易なリセットは禁物

所詮、ただの空想遊びの延長なんだから、自分が納得の行くまで何でもやり直してもいいじゃないか!!と思った方は要注意。問題が発生するたびそうやって逃げるのは良くありません。その思考態度は現実生活にも必ずや出て来て影響を与え始めます。気に入るまで何でもやり直すくらいなら、最初から異世界作りはやめた方が良いと言えるでしょう。現実生活で別の何か面白い趣味を見つけてください。そう言った完璧主義な傾向の強い人はジョギングなどのスポーツがおすすめです。内面世界に向かい合うよりも、何も考えず体の外に向かって思いの丈を吐き出すものが適切です。安易なリセットは要らぬ侵入思考を醸成しやすい精神的体質になりやすく、やればやるほど苦しくなって来ます。そのうち無限ループでも味わっているような苦しみに変わって行きます。

異世界の免疫的な機構について考える

人間の思い込みの力は絶大です。癌を患い入院していた人が、病床でひまを持て余すあまり、癌細胞を破壊して遊ぶ空想を毎日していたら、癌が勝手に治っていたなんて話をどこかで聞いたことがあります。真偽の程は定かではありませんが、これと似たような話はいくつかあります。精神的に健全な人でもダイブの最中に過去の悪い記憶やトラウマと対峙したり、何か得体のしれない存在と遭遇する場合があります。癌細胞をボコボコにして遊んで癌を気力で治した人のように、そこで気落ちすることなく「やっつけてやる!!」くらいの気概と心の余裕は欲しいものです。ダイブ界であなたを強力にサポートする機能、機構も考えると良いでしょう。少し子供じみたものとなりますが、ダイブ界に警察や軍隊のようなものを作れば良いんです。強力な兵器を持たせましょう。

異世界は自分だけのパラレルワールド、名前を付けよう

あなたの作った空想世界はあなただけのものです。それをただダイブ界と呼ぶのは趣がなく何か物足りません。冒頭でも触れた通り、イーハトーブやイバラードのように強い愛着感を覚える固有名称を付けると良いでしょう。〇〇バースでも〇〇ランドでも構いません。自由な発想でやりましょう。これは自分の作ったダイブ界の象徴、精神的な原点、アイデンティティーの醸成へ繋がります。精神世界で自分を見失ったり迷子になる人が絶えません。それを防ぐ意味でも、固有名称的な呼び名を考えて付与することを強く推奨します。名前を意識することで自己同一感、自分らしさが保たれるように、名称は統一感や安定性の確保に寄与します。きちんとした名称があるだけで、あなたの作った空想世界はさらに安定したものとなります。そして、一度決めたら極力変更は避けましょう。

脳のリソースを再配分して運命を変える

空想遊びを積極的に行うことで、脳のリソースの多くを精神的に良い方向へ再配分することができます。具体的には、過去の悪い記憶やトラウマに占有されている領域を、異世界作りのために消費してしまうことです。青春時代にあまり良い思い出がない人は、上述した通り、異世界で学生となり理想的な学園生活でもして過ごしていれば良いのです。これは記憶の改ざん等ではなく、あくまでも、脳の領域における情報の置き換えになります。一見すると本当にただの現実逃避のように思えますが⋯やはり、青年期を明るく楽しく過ごし、勉強や遊びが充実していた人は、晩年まで強運傾向が続くものです。基本的な運勢、運気のボトムは10~20代前半で決まります。残念ながら多くの人がそれに気づいておりません。つまり、異世界での体験は良い思い出や記憶の代替となり得ます。

異世界から離脱する方法

外部意識法

最後にダイブ終了、異世界から離脱して現実世界へ戻る方法について触れておきます。一番無難な方法は、ダイブ開始、異世界へ入る前に、スマホなどのタイマー機能を利用して、あらかじめ終了合図のアラームを鳴らすよう準備しておくことです。アラームの音色、種類は特定のものに決めておきましょう。iphoneのデフォルト音源は使用せず、できるだけ独自のものを見つけ設定しましょう。他の人も使用している音源は避けましょう。離脱直後は少し倦怠感のようなものを感じるかもしれません。その場合、軽めの体操をしましょう。夜、寝る前に限定したやり方もおすすめです。やっているうちに自然と眠気に襲われ、そのまま朝まで深い眠りに就けます。もしかすると、夢の中でも異世界を楽しめるようになるかもしれません。異世界の友人と楽しい時間を過ごせると良いですね。

内部意識法

異世界の特定の場所に現実世界へ繋がる出口を作り、ダイブを終了させる時にそこを通る設定にする方法もありです。異世界につながる入口を、今度は逆方向に進む手もありです。スマホのアラームが何らかの理由や原因で鳴らなかった場合、異世界から抜け出せなくなる、または、抜け出せても肉体が半分だけ失われているような妙な違和感が残るなど、中途半端な状況に陥る危険性も十分考えられます。これまで説明して来た内容は、セルフマインドコントロール、自己暗示、催眠的な要素も強いため、外部に依存したやり方以外にも、異世界の中で行える方法も確立しておいた方が安全だと思われます。夜寝る前以外など、特に日中帯に行いたい人はそうした方が良いと思います。でないと、現実の日常生活に支障が出かねないので、そのような安全策は講じておきましょう。

心象箱庭世界(ダイブ界)の本質は何か?

最後に哲学めいた命題を残して書き終えたいと思います。ずばり、あなたは死後の世界を信じますか?この手のサイトをご覧になる方なら「信じる」と言う人は多くなると思います。この問いかけに「信じない」と言う人を否定したり拒否する意図はありません。個人の自由で良いでしょう。論点はダイブ界との関係性です。オカルト的に見るとダイブ界も霊界の一種と言えなくありません。そこで作られた空想世界は、あなたの人生における最終ゴール地点、あなたの魂の行き着く先となるに違いありません。死後の世界と言うと⋯天国と地獄に分れた空間をイメージすると思いますが、それは人類の文明発展の経緯から生まれた政治的な概念に過ぎません。しかし、信仰や宗教の観点で見ると共通する部分が多くあります。詳細は「死後の世界」に関する記事を作り語って行きます。

よくある質問

ダイブ界は複数作っても問題ないか?

結論からして問題ありません。その日の気分に合わせて、まったく異なる世界観をしたダイブ界を複数交互に楽しむのも悪くないでしょう。ただし、かなり高度な技となります。欲張らず一つのダイブ界の開発に専念することをお勧めします。ダイブ界は一つの広大な世界です。一つのダイブ界の中にも、異なる文化を持った地方や地域のようなエリアは複数設定可能です。

俺様の独裁国家や悪の帝国を作ってもOK?

おすすめしません。どうせただの空想遊びでしょ?と軽く考えない方が身のためです。現実生活でたまったストレスやうっぷんを空想世界で発散し続けると、恐らく、薬物依存症に近い感じになって来ると思います。徐々に性格も歪みはじめ現実生活に支障が出て来る可能性も高いです。想像力や表現力をフルに発揮させて、笑って楽しむ方向性でお願いします。

完成までどのくらいの期間がかかる?

異世界作りに完成はありません。現実世界に終わりがないように、異世界作りはあなたが死ぬまで永続的に続けるものです。異世界の規模、大小にこだわる必要もありません。小さくて人口の少ない異世界だからと言って、弱いと言うことはまったくありません。長く続けるのがポイントです。異世界で定期的にお祭りなどイベントを企画して、異世界住人たちと一緒に楽しむと良いでしょう。

異世界の人口パラメーターは具体的にどうする?

異世界を作り始める際、意外と迷ったり難しく感じる設定項目になると思います。どのくらいの数字に設定しようか⋯最初から人口が多過ぎると、当然、難易度は上がり不安定な世界と化します。少な過ぎても文明の発展性が鈍り、変化の乏しいつまらない場所と化します。人によると思いますが、数百~数千人程度からスタートして、少しづつ増やして行くようにしましょう。

異世界の人口はどうやって増やすの?

あなたの異世界にベビーブームでも起こしたり、外部から移民団のような集団がやって来る設定(話)にすると良いでしょう。そこは自由な発想による創意工夫で増やしてください。このため、空港や海港は重要なインフラとなります。シムシティやシティーズのように、よく分からないけどマップエリアの外から、人や物資がやって来るような感覚で楽しむと良いでしょう。

考察メモ

ガラスキューブを使用する方法について

PhotoAC

水晶球などを使用して幻視を試み際、できるだけ薄暗い環境でやりましょう。やはり、表面に光が当たることでイメージが疎外されます。手かざしをして光のあたり具合を加減する訳ですが⋯慣れるまで結構むつかしい。反対に真っ暗闇に近い状態でやると、どこからどこまで異世界にいるのか境目が分かりづらくなり、精神的な悪影響が心配されます。物理的な何かに依存したやり方は、開始/終了のルールのイメージがないだけ注意が必要だ。まぁ、いろいろ試すしかないと思う。個人的には、添付画像のようにガラスキューブを上斜め方向から見つめるやり方がおすすめ。光の屈折の関係で、キューブ内部にもう一つのキューブが浮き上がって見えると思う。その側面は光を影響を受けないので、その部分を20~30㎝くらい離れた位置から見つめると良いだろう。

瞑想によるダイブのコツ

PhotoAC

意識が明後日の方向に感じられ始めたら、異世界のイメージングへ切り替えて、ダイブを図るのが大まかな手順、段取りとなりますが⋯その日の体調や気分により、上手くできたりできなかったりすることは多々です。どうしてもできないと感じたら、すぐにやめましょう。そうした状態が何回も何日も続くとスランプ状態と化します。その場合、数日ほど中断して様子を見ることも大切です。2~3日後にはすんなり上手くできたりするものです。とにかく、無理矢理やろうとしたり、強引に実現しようとしないでください。あと、座った姿勢に限られるやり方ですが⋯瞑想から異世界のイメージへ切り替える際、体をゆっくり左右に交互に揺らし(揺らすと言うよりはフラフラする)、軽めのトランス状態へ持って行くとダイブが捗ります。激しくやるのはNG。

あとがき

最後までお読みいただきありがとうございます。多くの人は検索エンジン等で偶然見つけた形での訪問、閲覧になると思います。これを機会に異世界やイマジナリーフレンド、超心理学等に興味を持って頂けたら幸いに存じます。当サイトではこれからも、現実生活を生きる上でも役に立つ、精神的に有益なものを提唱し続けて行きたいと思います。本当に個人的な愚痴となりますが、現在もメンヘラをはじめとする頭のおかしい連中との戦いは続いております。オカルトやスピリチュアルの御業、心理学の知識は連中のような存在のためにあるものでありません。連中に必要なものは「適切な医療行為」です。断固としてオカルトやスピリチュアル、心理学の世界から駆逐、排除せねばなりません。不適切な飲酒行為や医薬品の使用方法を流布する者も絶対に許しません。