浮き草氏が提唱した邂逅型との違いについて
今晩もやるか⋯これから毎晩やるぞ。
さて、私は邂逅型支持者に転向した訳だが⋯しかし、浮き草氏の提唱したものとは少し違う。
浮き草氏の提唱したもんを改良した邂逅型や。
ダイブに創作的要素を取り入れることで、偶然の出会いから、演出による出会いへ変えた。99%の確立で望む姿をしたもんと出会える。
あらかじめ、舞台としてダイブ界を作っておき⋯
その中での出会いを空想して遊ぶ。登場人物、場所、シナリオ、事前にいろいろ考えておく必要がある。
それを何度も繰り返しているうちに⋯
自動化されたもんが出現して来ると言う段取りや。とにかく、シナリオ通りに楽しく空想して遊べ。
創造型が思念体本体を直接的に造作しようとする行為であるなら⋯
新しい邂逅型は環境条件を整えることで、間接的に生み出そうとする行為になると言えるな。
例えば、美少女エルフの版権タルパが欲しいとする。
そいつが今流行りのフリーレンだとする。創造型はフリーレンそのものしか関心を持たんだろう。
映像でガン見したフリーレンを⋯
自動化や視覚化をしようと⋯今となっては無駄に思える訓練を始める。実際、従来方式で成功するヤツなんて皆無やろ。
現実空間を背景に⋯
空気フリーレンと会話しようと必死に一人二役のなりきり演技をしたり⋯自分の前の前に出現させようと躍起になる。
もう、そんなのやめろ。
葬送のフリーレンの世界観を参考して作ったダイブ界で、フリーレンとお友達になる空想でもして遊んでいろ。
その方が現実と空想の区別も付きやすいからな。
精神的に健全やわ。ぶっちゃけ、現実空間を背景にした視覚化なんて⋯統合失調症の幻覚と変わらんわ。
空想でも楽しくハマれば⋯かなり強い変性意識状態になれるぞ。
まぁ、この場合、意識世界で発生させるものだから、タルパではなくイマジナリーフレンドになる。
空想して遊んでいれば⋯そのうち勝手に自動化される。
もちろん、将来的には現実世界へ連れ出すことも可能になる。これは少し時間がかかるかもしれん。
