思念体理論の統一化に向けて

投稿日 2023.10.19 更新日 2023.10.19
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正直、自分でもワケワカメになりそうだ⋯これまでの考察内容を、もう一回まとめ直したい。重複になるかもしれんが⋯タルパは密教の修行僧でないで実現不可能。ネット上で流布しているタルパに関する情報は、西洋魔術や心理学を基盤としたもので事実上の人工精霊となる。故に、魔術や占術、心理学など、いずれかの分野に精通していなければ、作り出すことは極めて困難な代物となる。事実、微オートの報告ばかり目立ち、完オートの事例が皆無である。しかし、そのような専門的な知識がなくても、安全かつ確実に思念体を作り出すことのできる方法がある。それが当方で提唱している後天性イマジナリーフレンドとなる。魔術や占いを習う代わりにダイブの技を習得して、タルパや人工精霊ではなく、イマジナリーフレンドを手に入れようと言うものになります。

自動化訓練で行き詰っている方への提案

ダイブのやり方に関しては、当初は瞑想から入るやり方を提案していたが⋯空想から直接できる方式への改善を試み、もっと楽しく実践できるやり方を模索して行きます。とりあえず、人工精霊・タルパ界隈で提唱されている方式でも良いだろう。自動化訓練に行き詰っていたら一度中断して欲しい。それ以上は時間の無駄である。まずは、ダイブ界を作ろう。すでにダイブ界を持っている人はそれで問題の80~90%は解決である。今後はダイブ界の中でのみ思念体との対話を試みよう。一人二役のなりきり訓練も不要である。普通に思念体との楽しい会話や交流を空想して遊ぶだけでOK。ただそれだけである。特別何かを意識する必要は一切ない。本当にただの空想遊びをするだけでいい。ただし、空想にはコツがある。前回記事で説明した内容がそうだ。ぜんぜん難しくない。

思念体の「型」はみんな同じ

創造型や邂逅型、発生型など、いろいろな型が提唱されておりますが⋯よくよく考えて見たら、これらの型はみんな同じです。設計デザインで決める設定項目数の多い少ないの違いがあるだけに過ぎません。設定項目は年齢や性別、髪型や体格、性格や口癖など多岐にわたり、創造型ともなれば100項目近くにもなると思う。頭のてっぺんの毛から足の爪先まで⋯ガチでいろいろ決めて、イメージングして行く必要がある。一方で、偶発性に頼ったやり方もある。それが邂逅型や発生型で⋯まぁ、これらの型に関する詳細な説明は省く。とりあえず、設定項目のない創造と言えなくもない。そうなると、設定項目を必要最小限に止めて、あたかも求人募集をかける形の求人票型は、創造型と邂逅型の間を取ったやり方と思えなくもない。変性意識状態で行う前提なら全部同じと言えるだろう。

ダイブ界と求人票型の組み合わせが主流となるだろう

これまで提唱されて来た訓練内容な無意味だし、型の違いを巡る議論も無価値に思えて来る。すべて同じである⋯そんな気がして来た。最終的にそれらすべてが収束、行き着くところは、ダイブ+求人票型になると言えるだろう。設定項目の多い創造的求人票型、極端に少なくしたものを邂逅的求人票型と見て取れなくもない。提唱者にケチをつける訳ではないが⋯現状における求人票型は今一つ説得力に欠け、関係各方面から異論や反論を招きやすいものとなっている。そこはダイブと組み合わせることで威力を発揮するだろう。求人なのだから情景やモブキャラは必須となる。それはダイブ界でないと準備することができない。情景の中から出現するのか?モブキャラの中から現れるのか?まぁ、そこは人それぞれになると思う。そのための面接のシチュエーションも作って楽しもう。

楽しくない訓練は今すぐやめろ

これをお読みのあなた⋯本当に欲しいもの、本当の望みは一体何です?少なくとも、思念体で不幸になりたい人はいないと思います。幸福を追求したいですよね?自動化訓練とか視覚化訓練なんて⋯もはや「手段の目的化」です。もう、そんな楽しくないことは今すぐやめましょう。自動化訓練や視覚化訓練について解説したサイトはいくつかありますが⋯そのほとんどは、瞑想や変性意識について言及されておらず、もはや意味や価値のあるものとは思えません。オカルト的な側面から見て、魔術や占星術などの古の叡智、風水やヴェーダの世界に見るような太古の人々の経験に基づく根拠はありませんし⋯心理学や精神医学の側面から見ても、科学的な裏付けや根拠もまったく見当たりません。この上でチベット密教のゲルク派がどうたらこうたら幻想です。もう、やめましょう。