邂逅型としてのイマジナリーフレンドの作り方
思念体世界の関係者であれば⋯前回記事の内容に強い反感を覚える事だろう。また、話の内容が入り込み過ぎて全容が見えずらい。当方のこれまでの主張内容と、なんとなく矛盾しているようにも思え不信も抱くと思う。結論から言うと、当サイトが提唱する後天性イマジナリーフレンドの作り方は⋯やや創造型的手法を取り入れた邂逅型そのものであり、一度それに集約させたいと思う。邂逅型を主軸とする考え方自体はブレていない。その上で具体的に話を進め、最終的に今はどう名付けて良いかわからないが⋯求人票型的なものに固めて行こうと思う。その過程で発生型もこれに取り込み統一化を図りたい。そう言う話だ。ダイブ界と言う概念も含め、人間の想念はたった一つの原理や法則のようなもので説明できるようになるものと信じている。
邂逅型を支持するまでに至った道程
ただ、当方の言う邂逅型は従来の邂逅型ともまた違うだろう。人工精霊・タルパの世界で邂逅型が注目を集め、賑わった時期は⋯今から10年以上もだいぶ昔の話となる。私は当時の思念体世界を知らない。いわゆる、タルパ戦争と呼ばれた⋯邂逅型に対する信頼が決定的に失墜する出来事があった以降にやって来た者である。なので、私自身も当初は創造型のみが本物の思念体と頑なに信じた。自然発生した思念体なんか、生まれつきの先天的なイマジナリーフレンドを除いて、絶対にあり得ない現象と信じ、ただの病理的幻覚と容赦なく切り捨てていた。実際、精神を病んだ者、メンヘラ連中と激しい応報もした。こんな連中はオカルト・スピリチュアルの世界から追放せねばならない!!そう決意して今日に至った訳だが⋯その結果、皮肉にも今は邂逅型を支持するに至った。
メンヘラ撃退研究に着手
まずは、メンヘラを徹底研究して連中の弱点を洗い出すことから始めてみた。すると、メンヘラは瞑想をまったく実践しないどころから避けている傾向にあることに気づいた。また、ダイブ界を持っている者が一人もいないのが大きな共通点、特徴になると言える。さらに、極端なまで視覚化に偏り、こだわった姿勢には強い違和感を覚えていた。メンヘラはあまり自動化について触れない。思念体の本懐は自動化にあるのだが⋯それでは自己実現や願望成就もないだろう。メンヘラは会話ログ/会話形式に批判的な傾向にあったが⋯幻覚と対話すると気が狂う。そこで憑依を自動化の代替に考えて実践していたのだろう。そのように変な部分で現実主義的である点から、やはり⋯重度のうつ病、双極性障害や内在性解離、統合失調症などの精神疾患による幻覚に過ぎないと断言できる。
思念体世界の防壁としてダイブ界
憑依なんて思念体なんかよりも遥かに難しい技となる。メンヘラの言う憑依はただの「なりきり」に過ぎない。恐らく、元から罹患していた精神疾患に加え「演技性人格障害」でも併発しているのだろう。詳しくは米国精神医学会発行「精神障害の診断と統計マニュアル(DSM-5)」をご覧頂きたい。とりあえず、変性意識を思念体実践における前提条件にすることで、メンヘラを排除できる見通しが立った。具体的にはダイブ(白昼明晰夢)である。同時期にタルパ消去に関する議論で物議を醸していたので、何かの理由で思念体をやめたくなったら、思念体をダイブ界に放つことで後腐れなくやめられる方法も兼ね提案した。従来型のダイブ界(部屋のような閉鎖系)では閉じ込めるようで可哀想だ⋯ストレンジリアルのような壮大なダイブ界なら思念体も喜んで移住してくれるだろう。
考えれば考えるほど邂逅型が正しく思えて来たのだ
人工精霊の作り方「運の光」はすべて自らの手で潰した。あれは全部忘れて欲しい。全部失敗である。そんな訳ですべての理論を再構築、ダイブを積極活用した後天性イマジナリーフレンドの作り方へ転換した。当初はダイブ界の中で創造型の手法を用いて思念体を作成する方式を模索したが⋯夢のシチュエーションにすべてを委ねることで自然発生的なものしかでき得ないことに気づいた。もちろん、事前に練っておいた設計デザインはある程度通用する。完璧とは行かないので許容範囲を容認した上での実践が望ましいだろう。次第に⋯邂逅型っぽい創造型から創造型っぽい邂逅型へ認識が変わるようになり、今は完全に邂逅型を主軸にした思想に落ち着いている。これに発生型も合流させれば⋯まぁ、そんなところである。浮き草氏がどんな人物かは知らないが再来を強く望む。