意識世界は文明の理想的な最終進化形態となる!?
地球上におけるすべての生命の意識は、一体、どの時点で創造されたものなのか?はじめに言葉ありき⋯ならぬ、意識ありとなるはずです。しかし、超心理学的に「神」のような存在はあり得ません。あるとすれば「理」です。やはり、古代の生命体を起点に、系統樹に沿って多くの意識が芽生え、増えて来たものと言えます。それならば、この宇宙には地球以外にも多くの意識で溢れている可能性があると言えます。我々の意識と地球以外を由来とする意識との交流はあり得るのか?スピリチュアルの世界では、スターチャイルド(=宇宙人の魂)と言うものがありますが⋯超心理学的に見ても、その可能性はあると言えます。意識は時間を超越した存在ですから、光年単位の距離も瞬時に行き来できるかもしれません。天才と呼ばれる人の正体はそれかもしれません。
遠くの宇宙より近くの意識世界
余談だが、文明が高度に発展、進化すると、物質的価値観の愚かさがすべての意識に共有され、死後の世界はそうでなくなる可能性があるかもしれない⋯意識のみであり続けることだけに価値を見出し、脳だけが機械で生かされる段階を経て、文明の最終形態となる永遠の意識世界が完成するのかもしれない。宇宙戦艦ヤマトや銀河英雄伝説に見るようなスペースオペラは絶対に実現し得ないし、宇宙人が地球に飛来して来ているとは思えない。個人的にUFOはそれを信じる人が生み出す思念体だと考えている。物質世界における光年単位の移動は、どんなに高度な科学技術を持った宇宙文明でも不可能だと思う。むしろ、科学技術が高度化するにつれて、遠距離移動と言う物質的な価値観、目標をあきらめ、別の方法で意識だけを存続させる道を探るようになると思う。
わざわざ遠くの見知らぬ宇宙空間へ行く必要があるのか?
もちろん、遠い未来の科学技術の進展状況は、誰にもわからないし予想できるものでもない。少なくとも、恒星は永久不滅の存在ではないので、いつまでも同じ惑星に留まり続けていたら絶滅は避けられない。そうなると、いずれ滅びるであろう恒星からの影響が及ばない⋯どこか、遠い場所へ移動する手段が必要となる。そうなると光の速度を求め始めるはずだ。具体的には、ワームホールを利用した移動手段、ワープ航法等となる。しかし、それらの基礎技術を手に入れたあたりから、わざわざ遠い場所へ行くことよりも、光の速度を超えた先⋯すなわち、時間を超越した先にある「別次元、別空間での意識存続」が、未来文明の主要課題としてシフトして行く気がしてならない。個人的にダイソン球は物質的価値観の究極体型で、どの文明も選択する道になるとは思えない。
宇宙人が地球にやって来る訳ない根拠
宇宙人が地球に飛来して来ているとは思えないが、実はすでに我々の近くに存在しているのかもしれない。我々から見ることも触れることもできないだけで⋯意識を別次元、別空間に送り込むことができるようになれば、生も死も関係なくなる。荒唐無稽な話に思えるが、縄文時代の人々が現代の文明社会、科学技術の発展ぶりを想像できるとは思えない。それと同じだ。ただ、科学は加速度的に進歩して行く。CERNや筑波などにあるハイドロ加速器にみるよう、現状における科学技術の水準でも、別次元や別世界の可能性は見えて来ている。案外、そう遠くない未来に、我々、地球人類も時間を超越する足がかりとなる基本技術くらいは開発、実用化に向けた研究段階くらいには入っているかもしれない。と言っても1000年後か2000年後くらいかも⋯それはあなたの来世かも。
地球外知的生命体の探索はロマンある話だが⋯
日夜、天文台で観測を行い、真面目に研究されている方には失礼かもしれないが⋯地球外知的生命体の探索はロマンある話だが、残念ながら無意味に近い行為になると言えるだろう。遠過ぎて話にならないから、地球人類と同程度の文明を見つけ出すのはまず不可能だ。となれば、地球人類より高度な科学技術を有した文明の発見に期待がもたれる訳だが⋯上述の通り、科学が進歩するにつれて、外宇宙よりも異次元へ関心が向かい始めるだろう。そのような文明の人々は、自らを意識だけで存続し得る道を見つけ出し、孤高で至福の境地にあるものと思われる。もちろん、これはあくまでも最終進化形態であり、そこに至るまでの間、何がしかの情報通信手段は使い続けているとは思う。ただし、電磁波ではなく別次元で媒介する方式のものに取って代わって行くと思う。