夢の心象世界(ダイブ界)の作り方

投稿日 2025.10.22 更新日 2025.10.23

タルパを視覚化することによる現実の日常生活での共存関係は⋯病理的な幻覚症状との区別も付きづらくなるので推奨しない。また、幻覚は何も精神疾患によるものとは限らない。脳梗塞や脳腫瘍などの前兆現象としてのものもあり、これを見落とすと命に関わる。長期的に見ると心身への負担とリスクが大きいと言える。そもそも、現実空間を背景にした視覚化は⋯明確な訓練法は確立されておらず、実現できるかどうか定かではない。時間の無駄となる恐れが高いので、最初から心象世界の住人として扱った方が良いと言えるだろう。心象世界に内包させることで、所持者の意識に対する不要な干渉も起きないので、内在性解離や双極性障害などの気分障害により感じられる人格乖離感との区別も付けられる。それでは⋯空想の心象世界、ダイブ界の作り方から入り方まで説明しよう。

タルパとは⋯今は離れて暮らす旧友、幼馴染的な立ち位置にするのが良いのかもしれません。いつでも好きな時に始めて中断でき、気が向いたら再開すると言ったスタンスが精神的に健全です。間が開いていたとしても⋯やぁ、久しぶり。それでいいと思います。

新旧考察の比較

変性意識や思念体に関する研究は⋯日々、進展しており、当方が主張する内容も数年経てば変わる場合も少なくない。当時は正しいと思っていたことも、後に否定することもある。人工精霊の作り方「運の光」は間違いだらけだったと猛省している。古い考察はアーカイブ化(下メニューにある地下書庫)してあるが、現状においては陳腐化したもの、研究過程の考察雑記に過ぎず、興味本位で閲覧する場合は参考程度に留めておいて欲しい。とりあえず、新しいダイブ論を展開していきたい。旧来のものは変に細かな設定要素が多過ぎた。新しいものは確実的で再現性の高い要素のみ抜粋、簡略化したものを提唱して行きたい。かつ、占いのスクライングの技を併用する新しい形に生まれ変わらせたものとする。だからと言って、水晶占いのやり方にこだわる必要もない。

他の占術による方法

私が夢占いや水晶占いが専門であるだけに過ぎず、タロットのパスワーキングやタットワの技法に見るような残像幻視法も応用可能である。それらの方法でもタルパは作れると思うしダイブはできるだろう。実際、それに近いことをしている占い師さんはいる。当方の主張する内容は⋯あくまでも一例として考えて見て欲しい。自分ならこうするは大いにありである。柔軟な発想で応用力を発揮させて欲しいと思う。そもそも、タットワの技法は異世界に行く方法として知られたものだ。オカルトと無縁な一般人が興味本位で試したところ⋯あっさり幻視できてしまったことに驚きの声が上がっていたほどだ。もちろん、個人的にもタットワのカードを使用して幻視して遊んでみたことはある。海や山河のような神秘的な光景の中で、自由に空を飛びまわる白昼夢を見ることができた。

つづく⋯