忘れられない夢がある
夢と思念体の関係性について語りたい。しかし、その前に前回の補足だ。タルパとハートフルな交流を続け、感じるがまま素直な心で愛するタルパとの関係を表現し続けていた女性タルパーが一人だけいた。それは決して器用なものではなかったが、純心な気持ちは痛い程よく感じ取れた。しかし、そんな不器用な生き様を不道徳と理不尽に批判し始める空気の読めないメンヘラが現れた。結局、彼女は誹謗中傷により引退へ追い込まれてしまった。なぜ、本物が駆逐されねばならないのか甚だ怒りを覚えた。まぁ、いいわ。メンヘラはいずれ時間で滅ぶ。大いに苦しめ。じゃ、本題に入ろうか。思念体は夢の中に登場して来る人物や動物と同じであると考えている。同じ深層心理に刻まれた記憶情報(無意識)に由来するものだからだ。以降、オカルト抜きで話をしたい。
思念体と夢の人物・動物との違い
人工精霊やタルパ、イマジナリーフレンドなどの思念体と、寝ている間に見る夢に登場して来る人物や動物との違いを上げるとすれば、単純に無意識を制御しているか否かに過ぎない。だから、思念体は設計デザインした通りに作り上げることはできるし、夢の中に登場して来る人物や動物は再現性がない。一方、夢にもいろいろな種類があり、明晰夢を利用した思念体の錬成法があるらしい。正直なところ⋯明晰夢で思念体を作り出すことは実質的には不可能ではないかと疑っている。明晰夢は夢の中での行動が意識的に行えるようになるだけで、舞台設定的な要素やシチュエーション全体までの制御は難しい。しかし、通常の夢(個人的に自然夢と呼んでいる)と明晰夢の中間的な夢もあり、無理に明晰夢でやろうとするよりは、夢を応用するならこちらが確度の高いやり方になる気がする。
自然夢と明晰夢の中間的な夢
自然夢と明晰夢の中間的な夢⋯仮に神秘夢と呼ぶことにしよう。自然夢や明晰夢と違い、触覚や重量、場合によっては匂いや味まで感じられるリアルな体感を覚える夢だ。夢の中なのに五感がすべて働いているのだ。全身レベルで夢を堪能できるのだ。明晰夢や幽体離脱の経験もあるが⋯いずれも、リアルさはあると言えばあるが、神秘夢と比べるとないに等しいくらいだ。誤解がないように言っておくが⋯何もエッチな夢ばかりではない。てつやはやらしいことばかり考えているからそう言う夢を見るんだろう?とツッコミを入れたくなるだろうが、それ以外にもいろいろなシチュエーションがある。本物の犬猫とじゃれ合っているように感じられる夢、天使のような可愛らしい子供たちに囲まれて体中をくすぐられ大声で笑い出し同居している家族を驚かせてしまった夢、いろいろある。
美しい巨大なダム湖に映える山間の未来都市の夢
結構な頻度で見る。その中で一番忘れられない夢が⋯美しい巨大なダム湖に映える山間の未来都市の夢だ。関係者なら知っていると思うが「騙されて思念界のダム板に飛ばされたわけだが」で書いた内容がそうだ。あれは冗談ではない。自分が今まで見た中で一番鮮明に残っており、いつまでも忘れることのできない夢となっている。風景のみの神秘夢の場合、全身全霊で振るえるような体感が働いて五感が最高レベルに活性化、何とも言いようのない多幸感?夢の中で離人症の時のように感じられる震えにも襲われ不思議な感覚に陥る。あっ、一番は銀髪美女とのロマンスか⋯マジでもう一度会いたい(遠い目)。まぁ、そんな個人的な邪な事例はともかく、なんでこんな夢を次から次へと見れるようになったのか自分でもよくわからんのだが、思念体との研究を進め解明していきたい。
現実で体験したことのない五感(触覚化)をどう開発するか?
オカルト抜きと言っておきながらこんな話は反則だと思うが⋯もしかして、オレの前世と関係でもあるのか?果てまた未来都市風だから来世か?まぁ、いい。研究を進めよう。ただ、神秘夢(と自分が勝手に命名しているだけ)には触覚がある点だ。それもリアルな⋯こう考える。神秘夢の再現性を上げることができれば、ダイブ(白昼明晰夢)に変わるもっとリアルな思念体ライフが楽しめるようになるな⋯そう睨んでいる。いや、ダイブへ応用できる可能性も出て来る。ダイブでも触覚化までは難しいだろう。いろいろな心理的な実験を行い、検証して行きたい。神秘夢のリアルな触覚をダイブでも実現できるようになれば⋯喜べ!みんなアレが楽しめるようになるぞ。でも、現実で体験したことのない触角をどう開発するか⋯これも一つの大きな壁となりそうだ。