タルパ界隈を支配する同調圧力
ネット上におけるタルパ界隈のはじまりは、今からおよそ20年くらい前に遡るだろうか⋯某オカルト雑誌で、チベット密教の特集が組まれたのをきっかけに、オカルトマニアの間で密かに流行り出したものとなる。このため、創世記のタルパ界隈は、オカルト色が非常に強い世界であった。実際、幽体離脱や明晰夢を得意とする者も多くいたようだ。しかし、タルパ界隈が発展して行くに従い、興味本位や単なる憧れ心だけで参加して来るライト層が増え始め、本質のが徐々に失われていったものと思われる。依然として、推察の範疇を越えないが⋯恐らくであるが、そんな状況を憂いた浮き草氏は、タルパ界隈住人らを試すが如く、あのような形ですべてを清算、決着を付けさせようとしたのかもしれない。結末は本人すら驚愕するものとなり、さぞ、失望したことだろう。
浮き草氏の悲しい企み
ここでもう一度だけ、タルパ戦争について整理してみたい。以前から述べている通り、思念伝達を応用した超心理学的な検証実験に過ぎなかった点は変わらない。しかし、新しく気づいた証拠から、話の前後関係が大きく変わることが判明した。どうやら、騙したのは浮き草氏とホロ氏の側で、騙されたのはタルパ界隈民だったと言えるだろう。冒頭でも触れた通り、ライト層が増え、本来あるべきものが失われ始めていたことに憂い、自分の狂言を見破れる者が出て来るか試したのだろう。結果、多くの者がただの作り話を信じて、僕も私も俺も共有ダイブができたよ!と言う者が続出したのだろう。本当に推察の範疇となるが、ホロ氏の証言と状況からして、そのような話の流れで間違いないだろう。だから、行方を晦ましたり、実はただの遊びでしたとうそぶく者まで現れた。
タルパ戦争で多くの者が懲りたはず
そして、タルパ戦争からおよそ10年の月日が経過した。タルパ戦争の教訓は未だに活かされないまま、再び、様々な不都合が暗黙の了解と化したり、タブー視されるようになって行った。憑依、交代現象、自動筆記はもとより、変性意識の伴わない自動化や視覚化の訓練、自称DIDに内在性解離と辟易するものばかりだ。これらが思念体と関連付けられ、当たり前のように語られる風潮になり始めたのはいつの頃からだろうか?タルパ戦争で多くの者が懲りたはずだ。過去の過ちを二度も三度も犯す必要はないだろう。むつかしい理屈なんて考えなくていいから、実際に自分の体で起きていることを素直に語ろう。明らかに、適当に回りと話を合わせているだけの者も多い。同調圧力に屈して真実を捻じ曲げるのは楽しいか?自分に対してウソを付き続けるのはもうやめなさい。
オカルトの世界にあっても常識的価値観は大切
憑依はそうかんたんにできるものでないし、通常意識で訓練をやっても意味がない。思念体と解離性同一性障害は無関係だし、精神疾患に迎合した者は恥を知るべきだろう。オカルトの世界にあっても常識的価値観は大切だ。現実世界でダメなものは精神世界でもダメなのである。現実世界で何一つできない者が、精神世界で何かできるとは到底思えない。この5~6年、タルパ界隈を観察して来たが⋯長続きしない飽きっぽい人が本当に多いと感じる。タルパ界隈を出たり入ったりを繰り返したり、長くいる人も設定をコロコロ変えているなど、一貫性がなくいい加減過ぎる。そんなものは思念体とは呼べない。何よりも不幸そうなのが痛い。かなり厳しい言い方となるが⋯そのようなことを2~3回繰り返している者は向いてないので、別の何かに専念すべきだと思う。
残されたタルパ界隈最大級のタブーも壊せ
タルパ界隈は「妄想」がパワーワードと化しており、タルパの存在を疑うことはタルパ所持者に対する最大級の禁忌とされている。前提条件を満たさない者は別に容赦なく否定しても構わないだろう。それが嫌なら、きちんとした説明責任を果せるだけの心構えを各自が持つべきだ。何度も言うが⋯実際に自分の体で起きていることなのだから、創造型ならどうやって作ったのか?発生型はいつどのようなタイミングで生まれたのか?堂々ときちんとした説明できるはずだ。意外にもこれがぜんぜんできない人が多い。てか、意図的に避けてるもん多い。車の運転で例えれば、無免許や車検証不携帯みたいなもんだ。みんなもやってるから私もぉ~なんて風潮は壊せ。あと、タルパは消したければ消せばいい⋯こう言うと激怒する人がいるだろう。だが、怒るな。この本当の意図は次回語る。