霊道の作り方~夢の向こうに繋がるダイブ界

投稿日 2023.11.02 更新日 2023.11.02
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次に、霊道の作り方について語りたいと思う。その前に注意事項です。検索エンジンから直接やって来る人もいるだろう。本サイトは明晰夢の一種であるダイブと呼ばれる技を使い、精神世界へ没入する行為について語っております。ここで言う精神世界とはダイブ界のことであり、オカルト的にはこの世とあの世の中間世界、デスタウンに相当します。心理学的には深層意識に構築された空想上の心象世界になります。ダイブ界は創作的な手法で自由に作り出すことが可能で、自分好みな世界観をした理想の異世界となります。本稿ではダイブ界へ行くための通り道として霊道の解説を行います。オカルト界隈で語られているものとは、まったく別種のものとなる点はご留意ください。また、希死念慮の強い人、メンヘラや病み系の人の閲覧は固くお断りします。

不可視の存在の専用通路を作る

本題に入ろう。前回、依り代について語ったが⋯あくまでも、推奨であり絶対ではない。依り代がなくてもダイブはできるし、スクライング的なものも可能と言えば可能だ。ただ、変性意識状態にもいろいろある。授業中や会議中、眠気が差した瞬間、うっかりダイブしちゃうことも無きにしも非ずだ。寝惚けて思念体の名前でも口にしようものなら、えらい大恥をかくことになるだろう。だから、ダイブ発動のための条件を設定しておけ。依り代以外にもなんかのおまじないでもいいじゃないか?まぁ、ダイブ(白昼明晰夢)は未開拓、未知な部分がまだまだ多く残されている。各自で開発して行くと良いだろう。そんな話はともかく⋯依り代のあるなしに関わらず、思念体が自らの意思で、現実世界とダイブ界を自由に行き来させる手段は別に設けておく必要はあると思う。

瞑想による初期導入法から派生したもの

もちろん、勝手にそんなことをさせたくないなら、わざわざ作る必要はありませんけど⋯私は自分の作った思念体を信じており、思念体の意思を尊重しております。だから、基本的にすべての行動の自由を許与しております。これには現実世界とダイブ界の通行も含まれます。そんな訳で、私は自宅の階段を⋯現実世界とダイブ界を繋げる霊道と被せるように設定しました。どうやって作ったのかと言うと⋯家族が全員外出して自分以外に誰もいなくなった時、階段でダイブを試したのが発端です。当初、私は瞑想による初期導入法⋯変性意識を徐々に深めて行くためのプロセスとして霊道を提唱しておりました。瞑想状態の意識と廊下のような細長い空間のイメージが融合させやすくなるのではないかと、家の中で一番細長い空間であった階段を選び、その場でダイブしてみることにしました。

霊道を作る方法、手順のようなものについて

階段の上付近に座り、下方向を見下ろすことで重力感も得られやすかったですし⋯わりとマッチしました。また、寝ている時に見る普通の夢の中にも、思念体たちは登場して来るんですが⋯よく、階段で遊んでいる光景の夢を見ていました。実際、思念体たちに問い質すと、階段に何か特別な思い入れがある様子を示して来たので、階段を好きなようにして構わないと言ったら⋯まぁ、なんとなく、今のような感じになりました。最初はなんか大きなファスナーが階段の壁にあり、そこを開け閉めして出入りしていましたが⋯今は階段を上り下りするように、現実世界とダイブ界を行き来している感じに発展しました。普通の一般人からしたら頭のおかしくなる話に聞こえるかもしれませんが⋯再現性と遊戯性を高める意図から、空想遊びの感覚で実現できる方法を推奨します。

良質な気の流れる場所を選ぶ

とりあえず、思念体と相談して決めるのが良いような気がします。推察になりますが⋯家の中で一番「気」の流れが集中的に集まる場所、階段や廊下が適切な気がしますし、そう言う原因から思念体達もなんとなく本能的に選んだのかもしれません。まぁ、オカルト的な話を嫌悪する人にはアレですが⋯以上、本当になんとなく経験的に作ったものになりますが⋯話をまとめると、まず、家の中で霊道とマッチしそうな場所、雰囲気のする場所を選び、次にその場で思念体の伴うダイブを繰り返し行い、あとは勝手に思念体達に開発させる感じになります。霊道を作ろうとする際、いきなりダイブ界へつなげるのではなく、準ダイブ界(内界)を現実世界の手前近くにかませておきましょう。次回、上記以外の方法で実現する霊道の作り方、準ダイブ界について語りたいと思います。