ダイブのやり方を空想から直接できるように改良する

投稿日 2023.10.17 更新日 2023.10.17
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ダイブのやり方を改良しようと思います。もっと楽しいものへ⋯従来提唱したやり方は、瞑想で変性意識を徐々に深めて行き、事前に考えておいたものと想念融合、それを土台に追加で空想するように、ダイブ界を開発したり、後天性イマジナリーフレンドの発生を試みるものとなります。しかし、多感な人であれば空想と同時に変性意識状態に入り、そのままダイブを楽しむことができます。ただし、これは若い人に限られるでしょう。加齢とともにその効果は徐々に薄れて行きます。そのために、大人になっても好奇心を持ち続け、知性と感性を磨き続ける必要があるでしょう。それでも、空想しただけで若い時に体験したような状態まで持って行くは難しいです。そこで⋯空想を段階的に分けてやるやり方をおすすめします。思考的空想と演技的空想です。

空想を舞台演劇として考えて段階化する

空想を一つの舞台演劇として捉えるのです。舞台作品を作り上げて行く時の流れでやりましょう。シナリオを考え、役者をそろえ、舞台を整え⋯そして、いよいよ本番です。これと同様に、空想の世界観とシナリオを考え、空想に出現して来る人物を考え、空想の舞台を整える⋯そして、空想のシチュエーションを楽しみます。適当に思いつくまま空想しても、全体的な整合性が上手く取れず、思うようにストーリーが展開して行かない、話が先へ進めないと思います。そして、迷いの念が生じて、変性意識状態へなかなか入れません。ひたすら⋯本当にただ考えているだけの通常意識状態が続きます。先入観の少ない子供や前途ある若者なら、スムーズに空想を膨らませて行くことは可能ですが⋯人生経験をいろいろ積み重ね、穢れたもんも知るようになるとそうは行かなくなります。

段階化された空想をループさせることでリアルさも増して行く

大人になってから子供の頃のような感覚を発現するのは難しいです。宮沢賢治もイーハトーブをいきなり作り上げた訳でもないだろう。時間をかけてあれこれと自身が理想とする世界観を考え、その中で起こる出来事を作品として発表し続けたに違いない。空想の前提となる要素を考える空想が「思考的空想」であり、思考的空想に基づいて夢身を楽しむのを「演技的空想」として、効果的に空想で変性意識状態になる方法を提案している次第である。これらを具体的に説明すると、思考的空想とは舞台を考える空想であり、演技的空想は舞台でストーリーを体験して楽しむ空想になる。思考的空想と演技的空想を何回かループさせ続けることで、ストーリーをブラシュアップさせて行くことも可能となる。最終的にかなりリアルさの伴う夢見が楽しめるようになるだろう。

たくさんの空想をしてダイブ界を息吹かせる

白昼明晰夢でも登場人物との触覚化は十分に望める(意味深)。まぁ、ダイブの触覚化についてはまた別の機会に話そう。今は空想で変性意識を深化させるコツについて解説する。話を元に戻すと⋯毎回、同じストーリーだと飽きて来て、次第に変性意識の深化が得られ難くなる。だから、複数のストーリーを用意して自分を飽きさせないよう工夫しよう。ダイブ界は欲張らず一つだけに仕上げて行くことを強くおすすめするが、ダイブ界の中で体験するストーリーはできるだけ多く作ろう。できるだけたくさんだ。一つのダイブ界で一つの物語ではダイブ界自体もなかなか発展して行かない。事前に練り上げた世界観も十分に機能せず、狭い世界の状態のままだろう。ダイブ界で多くの人と出会い、多くの体験を積み重ねることで⋯ダイブ界が活気づき、自律的なものへと変わって行くだろう。

空想は「念」の集合体である

空想を段階的に分けることで、変性意識の得られやすい空想ができるようになるかもしれない。空想の段階化は今後の研究でさらに複雑化するかもしれない。最終的に「観念」レベルまで落とし込み、風水や八卦などの自然哲学に見るような思想をベースにしたものに仕上げるのが目標だ。以前に話をした、思念体世界の元素周期表のようなもの⋯とは、まさにコレとなる。次の5年後の目標としよう。ダイブは楽しむように実践していれば「引き寄せの法則」も発動され、現実生活もめちゃくちゃ運が良くなることでしょう。ダイブ界で金持ちの空想でもしていれば⋯もしかするとです。まぁ、以上の話は、メンヘラにはまったく関係のない話です。メンヘラには不可能です。常識的な人のみ成し得ることのできる技となります。メンヘラは病院へ行き治療に専念していてください。