人工精霊・タルパ・イマジナリーフレンドを消す方法
タイトルにもある通り、いよいよ、究極的な話題に切り込んで行きたいと思う。基本的に思念体は不可逆的なメソッドで、一度でも完遂したら二度と後戻りできない。それなりの覚悟と準備ができた者だけ挑戦して欲しい。何度も言っておくが⋯思念体は原則として消すことができないのだ。ただ、この「原則として」の表現は、わかっていない人はいないと思うが例外のニュアンスも含む。思念体は消すことはできないが、消したように忘れることはできる。作った思念体を深層意識世界へ戻すのだ。具体的にはダイブ界に移り住んでもらう。所持者と思念体の住み分けである。この方法を用いれば、先天的なイマジナリーフレンドや従来方式で作った人工精霊、タルパを⋯消すことはできないが、お別れと言う形で離れられるし、必要に応じた交流は続けられる。
思念体と一緒にダイブすれば問題解決
先天的なイマジナリーフレンドの場合、ダイブ(白昼明晰夢)やダイブ界と言う概念はないと思う。従来方式の人工精霊、タルパでも、ダイブまで能力開発している者は一部に限られる。いずれにしても、まず最初に、ダイブの能力を獲得して、ダイブ界を作る必要がある。その詳しい説明は、各自で当サイトの過去記事を漁って確認して欲しい。こちらに簡易にまとめた記事「心象箱庭世界(ダイブ界)の作り方」もある。ただ、何分まだ新しい分野で、未知なる部分も多く残されている。依然として研究途上にある。最新の研究内容は、随時、更新をかけて発表して行く予定だ。とりあえず、以降はすでにダイブ界がある前提で話を進める。思念体をダイブ界に移住してもらう方法について語る。やり方自体はかんたんで、ダイブをする際、思念体と一緒にそれを行えばいいだけの話となる。
ダイブ界への帯同方法
人によりやり方は違うだろう。しかし、この点について詳しく語っている者がほとんどいない気がする。従来方式の人工精霊・タルパの所持者で、ダイブを能力開発している者が、思念体を現実空間からダイブ界へどのように状態遷移させているのか不明だ。もちろん、疑っている訳ではないが⋯もう少し、詳しい説明があっても良いように思う。初心者にはやや不親切である。とりあえず、思念体を目の前に立たせ、深い瞑想状態に入り、背景だけが徐々に現実空間から内界、霊道、そして、ダイブ界に切り替わって行くような感じになるのだと思う。そんな感じで思念体と一緒にダイブ界の旅が体験できる。それを何度か繰り返し、思念体がダイブ界を気に入ったら、思念体が自分の意志で(依り代を介する形で)自由にダイブ界を出入りするようになるんだと思う。
空想に耽るタイプの場合
技としてのダイブそのものにも、実践者により微妙なやり方の違い、個別スタイルと言うものがあるだろう。みんながみんな同じと言う訳でもないと思う。形式ばった瞑想なんかより、空想に耽る感じでダイブを楽しんでいる者の方が多いだろう。良質な変性意識を得る方法はいろいろあって良いと思う。空想派だと言う人の場合、空想を始めると同時に思念体が一緒にいる感じになるんだと思う。所持者と思念体の意識共有、共鳴?と言ったところだろう。ただし、憑依とは違う。意識される概念(=ダイブ界)を共有するのであって、互いの自我を重複させる訳ではない。この点は注意されたし。DID的な要素をダイブに取り入れると、どんな精神的な悪影響があるか分からない。思念体をアバターのように取り扱うのは避け、アバターが欲しければ自分自身のダイブ体を作ろう。
罪悪感も一切残らない方法として
本当にどういう状況でそうなるまでに至るのか⋯自分には理解し兼ねるが、何か事情や訳があって思念体をやめたい人、思念体をダイブ界に移住させたい人は上述した方法を試みると良いだろう。少し話は逸れるが⋯やはり、Fセク目的で思念体を作成したものの、現実での結婚を機に、ダイブ界で2号さんとして大切にする目的で利用されるんだろうか。それはともかく、意図的に消そうと試みるよりは、遥かに高い確率で成功すると思う。何よりも罪悪感が一切残らない。しかし、ダイブ界を作るのはそこそこ時間もかかる。人生は本当に何があるか分からない。未来の予測などできない。これから思念体を作ろうと考えている人は、まず、ダイブ界を先に作っておいた方が良いだろう。できれば、当サイトが推奨する後天性イマジナリーフレンドに挑戦して頂きたい。