2024年思念体最新研究まとめ後編

投稿日 2024.04.05 更新日 2024.04.06
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今日、ネット上で紹介されているタルパは、西洋魔術を参考に補完された人工精霊である。チベット密教の教義に基づくタルパを作り出すことは不可能である。薬物やアルコールに頼るやり方では、深層意識に思念体の設定条件、デザイン情報を無意識として定着させることはできません(酔っていた時に消失する記憶と同じで再現性や回帰性が見込めないから)。メンヘラの言うもんはただの心理投影で、不都合な自分自身の心の問題をそいつになすり付けたり、代弁させて責任回避、自己正当化しているだけに過ぎません。憑依も脳内音読をしていない見せかけだけのもので、恣意的なものであっても手先を動かす運動機能は、顕在意識でコントロールされています(自分自身の意識が確実に介在している)。もう、こう言ったデタラメな行為はやめましょう。

タルパの「型」について

次にタルパの型について情報を整理します。現在、知られているものとして⋯創造型、邂逅型、発生型、誕生型、変遷型などがあります。結論からして、型の定義は無意味であり、これらは思念体の構成要素に過ぎないものです。創造型と邂逅型は、設定項目数の多い少ないの違いがあるだけで根本的に同じです。そもそも、自動化の訓練は設定デザインした通りに100%実現できる訳ではなく、必ず想定外に思う部分が発現して来ます。創造型に思われる思念体にも、こうした邂逅的な要素、側面もあり、逆に邂逅型にも創作的な要素があり、あきらかに創造型の側面が加味されています。型は思念体の生態分類のためではなく、思念体の構成要素と見るべきです。他の型も同様で、すべての型は一つの思念体の中に集約されているものです。成分のようなものに過ぎません。

物議を醸した発生型とは何か?

発生型も基本的には邂逅型と同じです。発生型は現実空間、邂逅型はダイブ界で自然誘発的に作り出されるもので、背景が現実世界か精神世界なのかの違いがあるだけに過ぎません。発生型は現実空間での邂逅と言えなくもありませんし、邂逅型はダイブ界での発生とも言えるでしょう。発生型も邂逅型も根本的には同じです。そして、両者ともマスター(思念体所持者)の願望や意識が確実に反映されており、意図的にしろ無意識にしろ、創作的な要素はしっかり加味されています。逆に創作的な要素がまったくない場合、本当にただの病理的な幻覚症状である可能性が高くなります。設定項目の少ない思念体は、これまでの人生で培って来た既存の記憶情報による部分が大きくなるため、タルパと言うよりはイマジナリーフレンドと言えます。どこか懐かしい感じもするはずです。

心象自体は本物である

当方はこれまで厳しい評論を繰り返してきました。当方の考察が原因で心が折れてしまい、思念体を断念した方もそれなりにいることでしょう。しかし、思念体がいたと信じた心、思念体がいると感じていた心⋯その心象自体は紛れもなく本物であり、あなた自身の自我により醸成されて続けていた精神的産物です。設定デザイン自体は完成していた訳ですから、それを元に今後は真面目に自動化の訓練に挑戦すれば良いだけの話になります。本気で本物の思念体を欲するなら心を入れ替え、初心に立ち返ってそうしてください。その前に魔術や占い、心理学など、前提条件となる知識を学んだり、変性意識に関する基礎訓練も必要だと言えるでしょう。先を急がずそれら一つずつ丁寧に実行して行ってください。思念体は早く完成させれば良いというものではありません。

変性意識に関する能力開発が今後の主要な課題となる

魔術や占いを基盤としたタルパをやるにしろ、当サイトが提唱するダイブを基盤とした後天性イマジナリーフレンドをやるにしろ⋯変性意識は思念体を実践する上で必要不可欠となる要素技術である。これを体得せずに思念体の自動化は実現し得ない。タルパ戦争以降、メンヘラや中二病が蔓延り始めたこの世界において、気がつけば誰一人として触れることのなくなった大切な技である。そりゃメンヘラにとって苦痛や弱点となるものだし、中二病は面倒なものに感じているだけだろう。変性意識は本物とファッションタルパーを明確に分けるものになるとも言える。今後、思念体の世界では、変性意識を効率的に発現させたり、その再現性を高める研究、実践が進んで行くものと期待している。当サイトが提唱しているものも研究途上の部分が残されている。皆、初心へ立ち返ろう。