ダイブ界の入り方

個人的に異世界系ダイブ界をメインに楽しんでいるため、瞑想による方向的感覚で変性意識状態を徐々に深めて行くやり方を推奨している。その際、霊道のイメージと融合させることにより、臨場感も高まり、より質の良い変性意識となることだろう。霊道と言うとオカルト的なので、そう言った趣向が嫌い、自分は心理学的な立場の人間だと言う者は、好きな言葉を決めてそう呼べば良い。それはともかく、ダイブ界の種類によっては、上述したようなやり方は違和感を覚え、変性意識状態に入りづらい気持ちの方が上回ってしまうかもしれない。この点は前回でも少し触れた通り、瞑想は何も方向的感覚以外にも様々なものが開発できる。不思議の国のアリス系ダイブ界であれば縮小的感覚だろう。ちなみに、拡大的感覚で幽体離脱がしやすくなるかもしれない。

主観優先である点をお忘れなく

重要な点になるので何度も言っておくが⋯当サイトに書いてあることは例えばの話であり、数ある提案の中の一つに過ぎない。自分の体を使って神秘体験をしてみようと言うのだ。いろいろ試してコレだと言うものがあなたにとっての正解となる。また、人から言われた通りにただ真似するのも良くない。適宜、自分のやりやすいように変えても構わない。あくまでも、主観優先の世界だと言うことをお忘れなく。ところで、方向的感覚による方向にもいろいろある。回廊のような長い通路を前方に進む感じや、海や空の中をゆっくり下に落ちて行くイメージなどを具体例として挙げた。別に上昇でも構わない。天国のようなダイブ界を作りたいならその方が違和感ないだろう。想念融合は違和感を極力排除して、自然な感じで変性意識状態を高めて行くのがコツだと思う。

方向的感覚は前進や下降に限られない

そして、何も自分自身の体だけでそのような感覚になる必要もない。回りのある物を使って想念融合しても良い。具体的には、自分が今いる部屋ごとスライドして動いているような感覚も開発可能だ。世界線系ダイブ界の場合、そのような趣向でやった方が違和感ないと思う。昔、キューブと言う四角い部屋が上下左右前後に移動しまくるホラーSF映画があったが⋯もちろん、ああ言った怖い感じのものでなくワクワクさせるものにする。例えば、部屋を前進させると未来、後退させると過去の世界線へ行ける設定にすると良いだろう。現在と違う現在を体験したいなら左右お好きな方へ。この場合、当然であるが霊道のような細長い空間は不要になる。余計なギミックは邪魔になるだけなので、霊道は必ずしも整備する必要はない。移動後、部屋のドアを開けたらそこはダイブ界だ。

方向的感覚の体得が先か？イメージ作りが先か？

部屋のドアを開けた瞬間⋯いきなりダイブ界と言うのは危険かもしれない。やはり、小さな部屋のようなもの、準ダイブ界を間に挟んでおいた方が良いかもしれない。まぁ、好き好きに。異世界系の場合、まず瞑想で方向的感覚を得る鍛錬をして、回廊、海や空と言ったイメージは後から付け足して想念融合して行く感じになるのが⋯世界線系の場合、先に部屋が動くイメージをある程度の域まで固め、後から瞑想による方向的感覚を被せて行く方が良いかもしれない。まぁ、人によると思う。方向的感覚の体得を先にするか、イメージ作りを先にするかは個々の判断でやると良いだろう。どちらにしても、イメージは後からいくらでも改変可能。ただし、いきなり大きな変更を加えたり、短期間にちょくちょく変えるのはやめよう。イメージ崩壊が原因でスランプに陥る可能性がある。

人の意見や考えに惑わされ過ぎない

そこは時間をかけながら慎重に少しづつやろう。最後に念のためもう一度言っておくが⋯ダイブ界も思念体もあなたの主観に過ぎません。あなたの感じているものが正解です。人の意見や考えに惑わされ過ぎないようお願いします。ぶっちゃけ、好きなように開発して良いのです。ただし、変なお薬に手を出さないようお願いします。また、市販薬の用法容量を守らないでやるアレもありますが⋯絶対にそのようなやり方でダイブを試みないようお願いします。アレは一度手を出すと脳がどんどん壊れて行きます。元の状態に戻らなくなります。てか、そんな方法でダイブに成功しても心地良いのは最初のうち。そのうち、どんどん地獄の絵図の世界へ変わって行きますよ。苦しいですよアレ。ダイブにしても思念体にしても⋯精神を鍛えて、技として体得するものである点をお忘れなく。