空想から直接的にダイブ(白昼明晰夢)する方法
ダイブに関する詳しい解説は、別カテゴリー「死後の世界」でやって行きますが⋯本項では、前回の話の延長にあるものとして、空想から直接的にダイブする方法について説明します。通常、瞑想などの基礎訓練、想念融合の能力作業を経て、ダイブ界までのルートを開拓。その後、ダイブ界へ自由自在に行き来できるようになったら、ダイブ界をご随意のまま好きな世界観に構築して行く流れになります。それなりの時間がかかります。しかし、一度でも完遂してしまえば、ダイブ界の楽しさは爆発的な勢いで膨らんで行きます。とは言え、直接的にやれる方法、もっと効率的に実現できる方法はないのか?と不満に思うことでしょう。イマジナリーフレンドを早く作りたい人ともなれば尚更です。ぶっちゃけ、瞑想だとか想念融合なんて話はすべて原則論に過ぎません。
ダイブで伝えたい本当の意味
自動車教習所で指導された踏切通過時の手順⋯あれ、免許取得後、律儀に守っている人います?いないでしょう。ええ、ダイブもそれと同じです。純粋な空想を楽しんでいるだけで、気づいたらダイブ(白昼明晰夢)の状態になっていることは珍しい現象ではありません。意外と多くの人が体験していると思います。なんか妄想に浸っていたら、気がついたら⋯あっと言う間に時間が過ぎていた!!電車で考え事をしていたら、降りる駅が過ぎていた!!なんて経験をしたことのある人。いると思います。まさにそれですわ。ただ、それを意図的になかなかできないもどかしさがありますけどね。でも、純粋に空想に浸っているだけで勝手に変性意識状態に移行してしまう現象は、当方で解説している手順やルールを律儀に守って挑戦するより、わりと確度の高いものになるかもしれません。
若い人ほどダイブは有利にできる
ただし、条件があります。先入観の少ない若い人に限られます。特に10代後半は将来に対する夢でいっぱいです。将来の自分を思い浮かべてワクワクしている人は多いことでしょう。勉強中、気づいたらそんな妄想をしていたなんて⋯あると思います。多くの場合、思考が勝手にめぐり動いていた感じになると思います。まさに、ちょっとした軽めのダイブと言えるでしょう。本格的なものは重要な注意事項さえ守っていれば、やり方や細かいルールに強くこだわる必要はありません。空想を存分に楽しめ。空想を楽しむだけでも軽い変性意識状態になれます。それを深化させて気合の入った本格的な空想ができるようになれば⋯それはもう立派なダイブですわ。じゃ~あ、なんのために白昼明晰夢と称して、回りくどくて面倒くさい説明をしているの?と疑問にも思うことでしょう。
子供のような純粋な気持ちでやれ
大人になるってのは⋯いろいろな意味で心が穢れて行くことです。まぁ、20代後半あたりから先入観はドンドン強くなって行きます。つまり、回りくどくて面倒くさい説明は、そんな大人のために示す希望の道です。ただ、個人差もあります。絶対にそうだと言えません。おっさんやおばはんでも子供のようなドリーミーな空想ができる人はいます。童話作家や児童文学作家の方は⋯ダイブが容易かもしれません。てか、作品を練る際、無自覚に実行しているかも。やはり、そのような特殊な職業に就いていない普通の一般人は、子供のような純真な世界観を持ち得るのは難しいでしょう。メンヘラともなれば絶対に無理。率直に言わせてもらいますが⋯現実を憎んでいる性悪な人には無理。空想世界は現実世界の先にあるものです。ダイブは現実世界をすべて受け入れて越えることです。
好奇心をくすぐれ
空想を楽しみ深化させるコツは好奇心くすぐることでしょうね。子供頃に夢見た何かを素直な気持ちになって反映させて行けば良いと思います。航空宇宙工学が好きった人は、スペースコロニーのダイブ界でも作れば良いと思います。自分のダイブ界には軌道エレベーターがありますけどね。そこを通ってダイブする時もあります。実にバカらしい空想遊びに思えるかもしれませんが、現実世界を越えるには、そう言うバカらしいことを抵抗感なく実行できる必要があります。実行と言いましたが、頭の中での話になりますよ。くれぐれも、現実世界でバカなことはしないでくださいね。ちなみに、メンヘラはこれが逆。頭の中は先入観でカチコチに固まっていて、現実世界で妙ちくりんな正義感を振りかざし、ためらうことなく己のバカをさらけ出します。そんな大人になるなよ。