ダイブ界隈の提唱
イマジナリーフレンドの作り方について解説して来ましたが⋯以降、個別の課題や問題点について詳しく語って行こうと思います。近縁メソッドとなる人工精霊やタルパに関する話題も交えながら、独自の研究活動を継続して参ります。まぁ、知っている人は知っていると思いますが⋯これらの世界は荒れに荒れております。オカルトやスピリチュアル(または、心理学や脳科学)とは無関係なメンヘラが大量に乱入して来ており、目を覆いたくなる惨状と化しております。心霊現象や都市伝説などの他オカルト界隈とは大きく異なる様相を呈しており、もはや精神病院の隔離病棟状態です。多くは「双極性障害」を患った者で、さらにそれを勝手な自己診断で拡大解釈し「解離性同一性障害」を自称、人格を人工精霊やタルパと混同している点は大きな問題と言えます。
諸悪の根源である双極性障害
まず、諸悪の根源である「双極性障害」について、占い師の観点から軽く説明しておきます。鬱状態と躁状態を交互に繰り返す特異な精神疾患になります。普通のうつ病とは大きく異なり、昨日まで落ち込んでいたかと思えば、急にハイテンションになり突拍子もない言動を表面化させるなど、極端な精神的、感情的な起伏が生じる病気です。程度の差も大きいため一括りにできる症状ではありませんが、重度になると安定的な社会生活は望めないものとなります。末期ともなれば統合失調症を併発させる状況まで至ります。放置は絶対に厳禁であり、専門医やカウンセラー等による指導の下での生活に専念すべきものです。この手の症状を患っている方にオカルトやスピリチュアルは厳禁になると言えるでしょう。下手に心理学へ興味を持たせるのも避けるべきです。
精神疾患と区別できる環境作りが急務
人は自分にとって都合の良い方向に傾きやすいものです。心神喪失状態に近い者ほどそれが顕著となります。曲解による現実逃避や一時的な問題回避は、そのような者の典型的な思考ロジック、行動パターンになると言えます。軽いうつ病であれば、オカルトやスピリチュアルは生きる勇気と希望をもたらすものとなり得ます。心理学は自分を見つめ直す良いきっかけとなることでしょう。しかし、妄想性の伴う重度のうつ病や双極性障害を持った者には禁忌です。症状を悪化させるだけになるのは⋯どう考えても当たり前です。手足を骨折した者が谷川岳登頂に挑戦するような無謀な行為としか言いようがありません。とは言え、やめろと言って素直に聞き入れるような人たちではありません。こういった方々と住み分けができる別の枠組みを整備する必要性があると言えるでしょう。
変性意識が諸問題を解決するポイントとなる
以降、文字数の無駄となるので、重度のうつ病や双極性障害を患った者をメンヘラと表記します。ただし、当サイトは精神障碍者を侮蔑する意図は一切ございません。ネット上で迷惑行為を働く一部の者に限られます。以降、本題に戻ります。前項の続きですが⋯それならば、常人にできてメンヘラにできないものに着目すれば良いと思います。メンヘラの頭では良質な変性意識状態になることはできません。また、本能的に深層心理の世界に近づけません。そこでダイブとダイブ界(心象箱庭世界)の登場です。従来の人工精霊、タルパの作り方、育成方法を大きく変え、病理的なものに由来する存在との区別を明確化します。厳密には、従来の人工精霊やタルパもイマジナリーフレンドとして内包させてしまう形を意図しています。メンヘラがこの方法で挑戦すれば必ず失敗します。
不可視の存在を作りたいなら先にダイブ界を作る
まずは、ダイブの技を習得してダイブ界を先に作った上で、そう言った存在の発生に挑戦しましょう。ダイブ界は壮大な世界観に仕上げると良いでしょう。メンヘラは社会性や想像力がゼロのどうしようもない生き物ですから、ダイブ界の構築に挑戦してもつまらない場所しかなり得ませんし、場合によっては地獄のような環境となることでしょう。そもそも病理に起因する視覚的、聴覚的な異常現象なのに、それを人工精霊やタルパの原型に受け捉えるのは愚の骨頂です。もう少し、ご自身の状態を冷静に見つめる努力をしましょう。ただ、そのように感じてしまって、そう信じているもの自体を否定するつもりはありません。それはその人が克服すべき問題が無意識に擬人化されたもので、空気のお人形さんゴッコをして遊んでいるだけのものに過ぎませんよ⋯と釘を刺しておきます。