イマジナリーフレンドを作る事前準備と心構えについて

投稿日 2023.01.16 更新日 2023.03.11
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依り代として最適なものは、水晶球や鏡などになりますが⋯ガラスでできた球体やキューブ、厚みのある黒いプラスチック板でも構いません。そこらの安い物で十分です。また、人工精霊の場合と違い、それが複数個あっても構いません。あくまでも、現実世界と空想世界を中継、媒介するものです。壊れても空想世界やイマジナリーフレンドに何も影響はありません。また、新しいものを買って来て同じことをすれば再現できます。最近はタルパであっても依り代を用いる方を見かけますが⋯この手のアイテムをアクセサリー感覚、ファッション感覚で持つのは控えるべきだと考えます。人工精霊にしてもタルパにしても、本来は体得すべき「術」である点を忘れないようお願いします。依り代に対する過度な愛着心は形だけのものとなるため禁物です。

イマジナリーフレンドを作るなら動物型がおすすめ

イマジナリーフレンドを作るなら動物型がおすすめです。人間の言葉が理解でき話すことのできる心優しい性格をした動物のイマジナリーフレンドです。作った人の良き理解者、相談相手となり、現実を生きる上ので励みや心の支えとなることでしょう。なぜ動物かと言うと、現実の人間関係と競合せず、悪影響を与えることがないからです。理想とする異性の人間型を作ってしまうと、現実での恋愛や結婚に支障が出かねません。イマジナリーフレンドが嫉妬してあなたの恋路を邪魔して来るようになるかもしれません。恋愛感情に限らず、どのような場面で現実の人間関係に干渉して来るかわかりません。人間型を非推奨としている訳ではありません。ただ、作った人との関係性や属性のようなものは(あなたを応援してくれる)友人までに止めるのがベストと言えるでしょう。

イマジナリーフレンドは自己満足でOK

例え、空想世界の中であろうとも、容姿のデザインが安定して、独立した意思を持ち、動的なイメージも無意識に完全自動化され、コミュニケーションも現実の人間と対話しているかのような自然な会話を実現するレベルまでに至れば、本物のイマジナリーフレンドの完成です。いえ、あえて完成度や進捗度のようなものは排したいと思います。作成に着手した段階からイマジナリーフレンドと呼んでも構いません。そもそも、内心の世界にあるものは第三者に証明し得ないものであり、自分一人だけの秘密にして楽しんでいれば良いのですから、その辺はこだわらなくても構いません。人工精霊やタルパの世界は、それが競争意識へつながり、不毛な議論の原因や争いの火種と化しております。誰かと比較するのはやめて、自分は自分、他人は他人のスタンスで行きましょう。

イマジナリーフレンドで大切なのは世界観

人工精霊にしてもタルパにしても、本来、しっかりとした理論や後ろ盾のようなものが必要です。オカルトや宗教に関する知識なしに挑戦するのは無謀そのものです。タルパともなれば本来はチベット密教の僧侶が自身の修行を極めんとする至高の御業になります。当サイトが提唱するイマジナリーフレンドで、空想世界を事前に作る行為はその代替となるものであり、ある種の思想体系になり得るものです。しっかりとした世界観をしたものを作りましょう。出処や出自が不明なものほど怖いものはありません。人工精霊やタルパは最初からそうと理解した上でやれば、問題が起きえない安全なものとなりますが、基本理論が蔑ろにされているが実情です。また、こう言った方面の代物を実践するためには、瞑想は必須スキルとなりますが、心に問題のある人は本能的に避けている様子です。

人工精霊・タルパで失敗する者が続出している原因

人工精霊やタルパを作るためには瞑想は絶対に必要です。実際、幾人か観察させてもらいましたが、失敗して頭をおかしくさせてしまった人は瞑想を体得していなかった人たちです。瞑想なしで成功させている方もいるとは思いますが、少なくとも、失敗した人は瞑想を体得していなかった人です。至極当然です。失敗するような人は心に問題のある人で、心に問題のある人が瞑想をやれば直接本人に問題が突き付けられます。深層心理の世界に潜る行為になる訳ですから、過去のトラウマや悪い記憶に襲われます。これが嫌だから瞑想を飛ばして人工精霊やタルパを作ろとする訳なのでしょう。事前に適正のない事実が告げられたにも関わらず⋯こう言った問題点から、当サイトは瞑想なしでイマジナリーフレンドや空想世界を実現することは不可能な流れにしました。