解離性同一性障害は本当に実在する病理現象なのか?

投稿日 2022.08.28 更新日 2022.09.22
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解離性同一性障害と言う病気を聞いたことがありますか?いわゆる「多重人格」のことで、一人でいくつもの人格を持っている人のことを指します。アニメや漫画の世界でも、キャラクターの設定によく用いられており、ドラゴンボールのランチさんからこち亀の本田速人、ケロロ軍曹の西沢桃華まで多数おります。そして、これらメディアからの影響なのか⋯中二病の典型的な症例ともなっており、クラスに一人くらい多重人格を演じていた痛いヤツがいたと思います(同窓会で赤面自爆)。このように特異で奇抜な症状から胡散臭さを覚え、本当に病気として実在するものなのか⋯口にこそ出さないものの、そのように疑問を感じている人は少なくないと思います。実際問題、多重人格と言う病気は本当にあるのか?実態はどうなのか?その謎に迫って行きます。

解離性同一性障害に関心を持ったきっかけ

オカルトやスピリチュアルの世界に長らくいると、解離性同一性障害をカミングアウトしている方とよく出会います。そして、同障害の特徴的な症状の一つである人格交代現象を、オカルトの憑依や降霊術と混同しているパターンが目立ちます。まぁ、随分と都合がいいなぁ⋯正直なところ、占い師、オカルト研究家としてそう思っております。人格交代現象は自分の中にいる複数の人格に限られるものであり、憑依や降霊術は時空を超えた遠くにいる存在との同化、チャネリングです。また、イマジナリーフレンドと混同しているケースもありますが、イマジナリーフレンドは本人の意思とは完全に切り離されています。精神的ストレスなど心因的な問題発生により、イマジナリーフレンドが所持者の意思を乗っ取る事例はありますが極めて稀で、本質的に解離性同一性障害とは無関係です。

病理現象としての実在性について

解離性同一性障害は精神的なストレスを起因としており、うつ病など他の精神疾患を経て、最終的に人格が分裂してしまう病気とされています。英名ではDissociative Identity Disorder となるため、その頭文字を取りDIDと表記されています(本稿でも以降はDIDと表記)。実は専門の医師の間でも意見が分かれており、病理現象として実在性に疑問すら持っている医師もおります。うつ病患者の強い思い込みによる「仮想的な病気」との意見もあるようです。また、DIDを自称する人は高い確率で双極性障害を発症しており、気分や気持ちのむら、精神的な状態変化を人格分離に拡大解釈しているような気さえします。もちろん、専門医からDIDの診断を受けた方を批判するつもりはありません。ここでは、稀有な症例を気軽に自称する者に対する問題提起を意図しています。

本物のDIDはどのくらい存在するのか?

DIDの発症率は極めて低いものと思われます。どこの国でも本格的な調査は行われておらず未知数となっております。ある研究では1.5%と主張されていますが⋯素人目からしても何か多過ぎな気がします。統合失調症の発症率が1%ですから、調査手法に大きな疑問を感じます。本当にDIDの人がそんなにいたら、今頃、深刻な社会問題と化しているはずです。厚生労働省の公式サイトに専用の特設コーナー、相談受付窓口が設ける等、政府も対応しているはずです。正真正銘のDIDは日本国内でも数十人レベルだと思います。そして、多くは静かに暮らしているものと思われます。ネット上を中心に見受けられる自称DIDは、本当のところは双極性障害であったり、統合失調症一歩手前の状態にいるような人だと思います。以降、自称DIDによくありがちな行動パターンを解説します。

自称DIDあるある

状況に合わせて都合良く人格を交代させる

DIDを自称する人の代表的な行動パターンになると言えます。昔の人はこれを八方美人や日和見と呼びました。風見鶏のような無節操な態度から、多くの人が強い嫌悪感を抱くものとなっております。本当にDID診断を受けている方からすれば、DIDに対する誤解や偏見を助長させるものとなるので、迷惑極まりない行為になると言えるでしょう。人格交代現象はそう容易ではありません。

不自然な設定・創作的要素

DID界隈の権威、大物とも言える某占い師の方も指摘している通り、名前や語彙が似通っているなど、複数いる人格に意図的に設定されたような妙な統一感がある点です。人格は人格なのですから、バラバラであってそれぞれに個性があって然るべきです。中には趣味趣向まで完全共有しているケースもあり、多くの自称DIDに見られる顕著な特徴になると言えるでしょう。

不幸自慢

DIDを自称するような人は構ってチャンが多いです。常に注目を集めることに腐心しており、そのためなら何でもします。とりあえず、同情をもらうため不幸自慢に徹するケースが非常に多いです。毒親持ちだとかDID以外にも別の精神疾患を自称したりしています。そうすることで病み系やメンヘラのネット住民らの支持を集め、一大派閥のようなものを築いていたりします。

同族嫌悪

ネット上で知り合った病み系やメンヘラの人に対して、同情する一方で、裏で同じ人を同族嫌悪の感情から別人になりすまして誹謗中傷したりします。バレても別人格の責任して言い逃れを図ろうとしたり逆ギレします。病み系やメンヘラがギャーギャー騒いでいたら十中八九コレ。ぶっちゃけ、そんな人達に興味や関心を持つ人なんて同類しかいません。普通の人は関わりません。

自作自演

自称DIDは自分自身に対する誹謗中傷も行う場合があります。あくまでも悲劇のヒーロー/ヒロインでなくてはいけませんので、演出のためそのような手の込んだ行為を平気で行います。これもバレた場合、別人格の責任して言い逃れを図ろうとしたり逆ギレします。病み系やメンヘラがビービー泣き喚いていたら十中八九コレ。もはや、意味不明過ぎてワケワカメです。

Twitterアカウントを複数作成

自称DIDは必ずと言っていい程、人格別にTwitterアカウントを作成します。実に律儀です。人格別ならまだしも、別人なりすましや自作自演のための専用アカウントまで作成するのですから始末に負えません。一般的に本垢、裏垢と2~3個持つことは珍しくありませんが、自称DIDになると10個以上はざらです。重度のネット依存症で、一日の大半をTwitterに費やして過ごしています。

なぜかメンヘラ・病み系界隈で活動

そもそも、正真正銘のDIDであるのなら、DID界隈で活動すれば良いと思います。専門医から正式な診断を下された方もおり、社会的リスクを冒してまで、素顔を晒されている方までいます。他界隈と比べ、信ぴょう性の高い世界になっております。しかし、どう言う訳か⋯自称DIDはメンヘラや病み系が多く集う場所で活動しています。中二病界隈で誇らしげに活動している時もあります。

最後は開き直り

専門医の診断は受けていないけど⋯これは自称DIDの決まり文句ですね。しかし、そう言う人に限って、重度のうつ病や双極性障害など、他の精神疾患の診断はきちんと下されているようです。これはどういうことか?少しでも自分が良く見えるよう、ファッション感覚でDIDを気取りたいだけと言えるでしょう。実際、DIDは病気ではなくカッコいいものと思われている節があります。

治す意思なき問題児たち

以上が自称DIDの主だった特徴になります。なんだか、ただの悪口の羅列ではないかと強い批判の声を集めそうですが⋯そもそも、DIDを自称したり、病み系やメンヘラなぞに常識的な人なんか一人もおりません。非常識だからDIDを演じたり、病み系やメンヘラに身をやつしているのです。誤解がないように書き添えておきますが、現代社会はストレス社会です。統合失調症も100人に1人の割合で発症する身近な病気です。善良な一般人が心を病ませるのとは訳が違います。精神疾患そのものに対する差別を助長する意図は当方にまったくございません。治す意思がない上、自身の特性や気質を理解しておきながら、要らぬトラブルを巻き起こし他害する理不尽な存在を、地面の上に置かれたゴミ袋でも見つめるように、自称〇〇やメンヘラと指摘しているだけの話に過ぎません。

華麗なる自称DIDの世界

少し余談になりますが⋯もちろん、DIDを自称する者の全員がメンヘラと言う訳でもありません。ゴッコ遊びも相当数おり、中二病的感覚から愉快犯的なものまで様々です。いずれにしても、自称DID界隈を全力で活性化させる存在になると言えるでしょう。メンヘラの自称DIDがこれに振り回され、オロオロしている様子は見ていて実に滑稽です。愉快犯的なものともなると、もはや、キレのある斬新なギャグと言え、ヲチしていると本当に面白いです。この斬新過ぎる方々について、本稿の最後の方でも少し触れますが、飽きると潔く行方をくらます態度から清々しさを覚えます。中にはなりきり界隈へ転身して、自称DID界隈で培ったノウハウを遺憾なく発揮されている方もいます。とは言え、メンヘラもゴッコ遊びみたいなもので、ポジティブかネガティブかの違いに過ぎません。

自称DIDの本質はパーソナリティ障害

ゴッコ遊びをして楽しんでいるだけならまだしも、DIDを自称することによる精神的な悪影響は、自称DIDあるあるに見るよう確実であり、計り知れない様子に見受けられます。昔から病は気からと言われている通り、特に精神疾患ともなれば、願望や思い込みで症状を悪化させるのは容易いものです。軽度のうつ症状を起点に、DIDを自称し続けることにより、本格的なうつ病へ症状を悪化させて行く感じになります。実際、DIDを自称されている方のSNSを見ると、そちら系の病院へ通院中の方々が非常に目立ちます。本物のDIDの場合、うつ症状など他の精神疾患を積極的にアピールして不幸自慢されている方はいません。また、自称DIDは性格や気質に難ある人も極めて多く、元々、何らかのパーソナリティ障害を持っていたものと疑われます。自称DIDの本質は人格的な問題です。

自称DIDの正体とその末路

ゴッゴ遊びも多く混じっておりますが⋯結論から言うと、自己愛性人格障害と演技性人格障害を併発させたサイコパスです。中にはミンヒュハウゼン症候群のような状態になっている人もいます。DIDは極めて稀な症状であり、中二病的な誇大妄想から憧れを抱く人が絶えませんが、望んでなれるものではありません。現実を直視できず魂を拗らせ、DIDを自称したところで得られるものは何もありません。自称DIDの末路は回復困難な重度のうつ病、最悪は統合失調症です。一方で、本物のDIDの方の社会生活は至って普通の様子です。もちろん、日々の生活の中でいろいろ不便に思うシーンもあるかと思われますが、毎日を必死に生きようとしています。これに対して、自称DIDは破壊願望や希死念慮が強いのも最大の特徴となっており、反社会性人格障害の気質も見え隠れしています。

自称DIDのライフスタイル

ぶっちゃけ、確信犯的な自称DID、ゴッコ遊びの自称DIDの場合、ネット上での動きは一過的なものです。そりゃ普通に学校や会社へ行って普通の生活をしている人達ですから⋯その一方で、Twitterアカウントを10個以上も作成して活動しているメンヘラの自称DIDは、分析してみたところ、寝ている時以外はほぼTwitterやブログなどでの活動で(例外なく昼夜逆転の生活)、自称DIDあるあるでも指摘している通り、重度のネット依存症患者である様子もうかがい知ることができます。過去の怨み辛み嫉みから社会に対する不平不満まで、こいつら一体何を楽しみに生きているんだ!?って思うくらいネガティブなツイート、投稿ばかりとなっております。これは自称DIDに限らず、自称イマジナリーフレンド所持者にも共通して言えるライフスタイルとなります。

メンヘラ自称DIDが似非DIDである根拠

10人以上も様々な性格をした人格がいるのに、どうして自宅からの実況中継だけに限定されるのかシンプルに謎です。人格交代現象の発現と同時に、巧みにTwitterアカウントを切り替える様は、七面倒臭い「金色夜叉」の紙芝居でも見ている気持ちにさせられます。いや、10人もいれば中には外へ遊びに行きたがる人格もいるでしょう⋯たまに、外出している様子があるかと思いきや、行先は病院だったり、市役所などの公的機関だったりと、主人格都合によるものに限られます。もう、承認欲求を満たすために、TwitterなどのSNSを介してDIDを演じているとしか言いようがありません。SNSアカウントへのログイン/ログオフは、ブラウザのパスワード管理機能を使えば容易でしょうが⋯パソコンやスマホの認証はどうやって人格別に管理しているのかこれまたシンプルに謎。

ネガツイの自縄自縛で未来を失う自称DID

自称DID=重度のネット依存症患者であり、おそらく⋯起きている間は、四六時中スマホを見つめているような者だと思われます。ネガティブなツイートや投稿は何気ない生活習慣に思われますが、マザー・テレサのよく知られた格言にある通り、習慣と言うものは性格や人格を成す根幹であり、それにより形成されたものは運命へと変わります。毎日毎時毎分毎秒⋯ネガティブなツイートや投稿をし続ければ、それが10倍にも100倍にも膨れ上がり具現化するのは当たり前。究極の自己暗示・セルフマインドコントロールに他ならないと言えるでしょう。これをお読みになりハッとなった人は、今この瞬間から、とってもハッピーでバラ色なことばかり考えるように努力しましょう。自称DIDはスピリチュアル的に見ると、悪い意味で引き寄せの法則を体現しているアホなのです。

DIDは望んでなれるものなのか?

結論から言うとなれません。〇恵袋などでもたまに見かけますが、ネット上でDIDになる方法について模索している人がおります。そして決まって、訓練や練習のような何かでDIDになれる期待感を漂わせた文面となっております。意図的かつ計画的なもので確実にDIDになる方法はありません。しかし、もしかすると⋯なれるかもしれない方法はあるにはあります。DIDの原因はストレスですから、とりあえずマゾヒストにでもなれば良いのです。自分で自分に対して何か適当な苦痛を与え続ければ、極めて低い確率となりますがDIDになれるかもしれません。陸軍中野学校の拷問に耐える訓練方法でも調べて、ご自身に対してそれを行えば良いと思います。まぁ、99%の確立でただの統合失調症、廃人になるだけかもしれませんが⋯1%の確立でDIDになれるかもしれません。

DIDを自称する心理的背景

程度の差こそあれ、10代の子は「自分は特別な存在なんだ」と思い込んでいる子が少なくありません。特に中学生ともなれば「自分はやればできる」と過信している子は本当に多いです。いずれにしても、実行に移して証明して見せようとする子は皆無でほとんど口だけです。本当はチャンレンジして失敗するのが怖い、できない⋯その隠れた本当の心理を隠して自分を正当化する目的から、別の何かが利用されたり、代替的行為が観察されるようになります。学校秀才は東大話法を駆使するようになりますし、レギュラーになれないうだつの上がらない運動部の子は後輩イジメに走りやすくなります。そして、スクールカースト最底辺の子の中からは、強い自己愛と誇大妄想的な何かが結び付いた結果、激しい化学反応を起こすがごとく自称DIDが登場して来る⋯そんな感じでしょう。

DIDを自称するようになる負の思考ループ

もちろん、直前に述べた内容はすべての子に当てはまるものではありません。また、将来において現実社会で大きな活躍をするのは、スクールカースト最底辺に属していたような子です。その中のごくごくわずかの子だけ、卑屈な思いを募らせて、無意識に理想的な自分を思い描いて現実逃避していたり、常日頃から強い嫌悪感を抱いている本当の自分の姿に苛立つなどを交互に繰り返し、DIDを自称するようなメンヘラに育つと言う話です。これを端的に表現するなら、心の中で誇大妄想化と侵入思考化の原因を醸成していると言った感じでしょう。この負の思考ループからの脱出は容易ではありません。気分や気持ちのむらも常態化するようになるので、双極性障害への道まっしぐらとなります。DIDを自称しているような子は、専門のカウンセリングを一度受けることをお勧めします。

DIDゴッコは誰でもできるかんたんな遊び

以前、一カ月くらいの時間をかけて、自分自身の中に人格のモデルになるべき存在を複数体作ってみました。容姿、性格、声質、行動パターンとわりと細かい設定をしました。なるべくメモ等の媒体に記録せず、すべて記憶する形で行いました。どれも一カ月程度でイメージは固まり、完全に個別化、区別できるようになりました。もちろん、実際に解離性同一性障害になろうと試みた訳ではありません。小説家や漫画家が登場人物をデザインする要領で、空き時間を利用しながら楽しみながらやりました。驚くべきことに、最大で100体前後まで作り出すことができました。意外にも忘れることはありません。この記事を書いている今も維持されています。後はそれらの存在のモノマネでもして遊べばDIDになり切れることでしょう。自称DIDの実態は「設定」じゃないかと思います。

DIDに設定的な要素は必要なのか?

DIDは人格が分裂する病理現象です。それぞれの人格は別々の性格をした自分自身なのですから、まるで意図されたような設定⋯例えば、ビジュアル的な差異が生じるのは本来あり得ないことだと思います。もちろん、人格は人格なのですから、それぞれの人格に年齢や性別などの自然人的な要素、名前を付けるくらいはあっても問題ないと思いますし、必然的な流れだと思います。しかし、多くの場合、アニメやゲームの登場人物のように創作的な要素が強かったり、人格別にSNSアカウントを作成して演技的な要素を匂わせるなど、病理現象とは程遠いものであるのが実情です。中には、どこかからやってきたような第三者的な存在を人格と称しているなど⋯ちょっと、厳しい指摘になりますが、統合失調症の典型的な症例である妄想との融和を図っている方もおります。

そして突然治癒するDID

ネット上でDIDを自称されている方の多くが、人格別にSNSアカウントを作成して、日夜その生活ぶりを楽しんでいる様子です。しかし、年齢構成が実に謎めいております。圧倒的に10代後半の若者が多く、20代後半以降ともなると激減して行きます。やはり、大学や専門学校などで卒業を間近に控えるようになり、本気で将来のことを考えなくてならない状況に直面⋯そして、限りなくゴッコ遊びであったDIDに興ざめして、普通の生活へ戻って行くものと思われます。逆に言えば、30代以降でもDIDを名乗っている方は、本物であるか統合失調症であるかのどちらかになると言えます。仮に本物でなくとも誰かを傷つける訳でなければ、自分の中で楽しく遊んでいれば良いと思います。しかし、どう言う訳かオカルト・スピリチュアルの世界の方々でトラブルを起こします。

DID対する私見

あくまでも私見になりますが、DIDは極めて稀な病理現象であり、多くは重度のうつ病患者によるただの思い込みなんじゃないかと思います。現代の10代の子は心が不安定であり、うつ病などの精神疾患が多い世代でもあります。自称DIDに10代が圧倒的に多いのは、こうした条件が重なって来る影響も大きいと思います。さらに、自称DIDは近代において日本のような平和で豊かな先進国などで多く見受けられるムーブです。大学や専門学校の乱立による教育モラトリアムもそれに拍車をかけていると思います。昔のように高等教育機関の数が少なく、多くの子が10代のうちに就職して、一日でも早く一人前の大人になることを意識していた時代とはやはり違うでしょう。人はひまを持て余すようになると、不要な考えを巡らせ、どんどんダメ人間になって行くものです。

自称DIDは社会保障制度の足かせ

当サイトの主張に怒りを覚える方もいると思います。しかし、それ以上にDIDを自称されている方の周囲は怒っております。根本的に治す意思はなく、無駄に医療費や税金を食い潰しているだけの存在であり、社会保障制度や医療システムの足かせとなっております。自称DIDやメンヘラなんか、もう10割負担にすべきでしょう。他に困っている人は大勢おります。何よりも、本物のDIDの方をはじめ、他の多くの精神疾患患者に対する偏見や差別、誤解を増長させている温床と化していると言えるでしょう。非常に由々しき社会問題であり、言ってしまえば、個人のカルト化みたいなもんです。放置すれば遅かれ早かれ、地域社会に害悪を成す存在へと変わり果てることでしょう。ファッション感覚でDIDを自称する気が知れませんし、真っ当な保険料納付者や納税者に対する侮蔑です。

最後に

本稿はかなり辛口な内容となりました。もちろん、中には優しい性格をした自称DIDの人もいると思います。実際、そのような方を一人お見受けした経験があります。しかし、DIDはそれぞれの人格ごとに性格や気質のようなものが違うからDIDだと思います。10人近くいるのに、その人の中にいるすべての人格が、親切で良い人達なのも不自然だと思うんですが⋯やっぱり、一人くらい濃いの、あくの強いのがいても良いと思います。まぁ、その人の場合、トラブルを起こすような問題ある人物ではなかったので、それで良いんですが⋯見ていて、DIDと言うよりは、理想郷のようなものを心の中で作り上げ、少し意地悪な言い方をすると現実逃避を楽しんでいた⋯そんな感じでした。たしかに、現実世界は厳しいものですが、いつまでもあると思うななんとやらです。