自称霊能者・偽物の特徴について

投稿日 2022.07.03 更新日 2023.09.28
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除霊の方法についていろいろ語っていますが、変な誤解をされると少し困ります。まず、信じる信じないは個人の自由でお願いします。私自身、幽霊なんているわけないじゃんとバカにされても気にしません。また、信じる人はくれぐれもおかしな人には十分に注意してください。現実の日常生活で、ある日突然、霊能者を自称する人が目の前に現れたら相手にしないでください。そして、関わらないようにしましょう。本物が自ら名乗り出て来ることはありません。多くは偽物です。中には本当に頭のおかしい人もいます。あなたを脅して妙ちゅくりんなものを高値で売りつけるために接近しているのです。除霊そのものにお金はかかりません。除霊は塩や酒、香辛料など、そこらの日用品で十分にできます。何よりも掃除、洗濯、換気、整理整頓が重要なのです。

本物の霊能者とは?

普通の日常生活の範囲内で出会えることはまずありません。本物は黙っています。普通の日常生活は一般社会常識の世界ですから、自分が非常識な人間であることを、わざわざ宣伝して回るバカな真似はしません。霊能者も普段の日常生活は、その他の一般人と同じようにして過ごしています。多くは普通の職業についており、副業で匿名の占い師などとして裏で活動しているものです。システムエンジニアから看護師までいろいろです。とりあえず、占い館などへ行けば出会えます。まず、本物は頼まれない限り何もしません。基本は受け身で待ちの姿勢です。そして、人を脅したり不安を煽るようなことはしません。偽物は頼んでもいないのにアレコレと診断して来て、不安を煽って何かを買わせようとします。以下、自称霊能者、偽物の特徴について解説して行きます。

自称霊能者の特徴

顔が特徴的で動物っぽい表情をしている

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現実の日常生活の範囲内で、ある日突然、本物が目の前に現れることはありません。ほとんどは、偶然を装った詐欺師なので注意しましょう。自称霊能者、偽物の特徴ですが、不安を煽って変なオカルト商品を高値で売りつけて来る点にあります。しかし、いきなりそんなマネはしません。相手の信用をつかみ取るためじっくり時間をかけます。相談に乗ったり魅力的な話をして来ます。たまに相手の弱点を突いたり不安を煽って脅したりします。そうやって飴とムチをうまく使い分け、狙いを定めた人間をどんどん洗脳して行きます。最初の段階で見抜くのは意外にむつかしいです。とりあえず、自称霊能者は特徴的な顔をしています。キツネやタヌキなどの動物っぽい表情をしている人には要注意です。一番の対策は霊が見えると言う人は無条件にスルーすることですね。

なんか獣臭い人

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自称霊能者の特徴として、なんか臭いってのがあります。一見すると、髪型や服装、靴などの身だしなみはきちんとしていますが、近寄ると動物のような奇妙な臭いのする人です。自宅で犬や猫などの動物を飼っている人は、その点は十分に注意しているのでほとんど匂いません。また、ペットの匂いともまた違う獣臭をほのかにさせている人、かすかな腐敗臭のする人です。風呂できちんと体を洗わない人の体臭ともぜんぜん違います。我慢できないくらいクサい臭いではないけど、少し変な感じのする臭いです。これで霊能者を自称して来たら、即効で避けるべき人といえます。その人から半径1~2メートルの範囲内に入って突然そう感じたら逃げましょう。自称霊能者はキツネやタヌキなどの動物霊に取り憑かれ、ミイラ取りがミイラになったような人です。

自分語りをはじめる

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次に、自称霊能者の性格についてお話をします。まず、聞いてもいないことをベラベラと⋯本当によくしゃべります。自分は霊能力を持った特別な人間なんだと、自慢のような話が延々と続く場合もあります。自称霊能者はナルシストが多く、ホラ吹きである傾向にあります。そして、自称霊能者は良くも悪くも口先達者であるため、最初は正体を見抜くことがなかなか難しいです。しかし、たくさんの話を聞いていくうちに矛盾が必ず出て来ます。ある日突然、自分は霊が見えると言う人が目の前に現れたら、どんな小さなウソも見逃さないように注意しましょう。そう言った人は一切相手にせずスルーするのが一番良い方法となりますが、どうしても相手にしなければならない状況になった場合は、相手を質問攻めにしましょう。自称霊能者は質問されるのを一番嫌います。

見栄っ張りのウソつき

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自称霊能者は第一印象の良さだけは抜群です。それは、人を騙すことに慣れているからです。このため、自称霊能者には見栄っ張りのウソつきが本当に多いです。必ずどこかでウソをつきます。この手の人物がある日突然、あなたの目の前に現れたら注意深く相手の話を聞きましょう。金持ちを装っているケースが多いです。また、経歴もかなり脚色して盛ってます。そもそも、霊能者は特別な存在なのだから、社会的な成功者でもあらねばなりません。自称霊能者はそう言う風に考えています。今の時代、ネットで調べればかんたんに裏は取れますので、相手の話に矛盾点はないかよく確認しましょう。時系列が前後するパターンが目立つので、日付や時間と言った数字には特に注意しましょう。自称霊能者は高い確率で学歴や職務経歴、出身地や家族構成を偽っています。

気分屋で具体性に欠け数字に弱い

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自称霊能者はどういう訳か数字に弱いです。悪い意味でアナログ的な考え方や見方しかできません。物事すべてを感覚的に見ているだけなので、順序関係や時系列を無視することすらあります。つまり、気分屋でいいかげんな人が多いと言えます。気分で人や物を見ることを「霊能力」だとカン違いしています。しかし、言い訳の達人です。矛盾を指摘されても上手い具合に切り抜けようとします。だから、自称霊能者には質問攻めが一番の対処方法になると言えます。さらに、ウソをウソで塗り固めようとするので、必ずどこかで盛大なボロを出します。そして、あなたの目の前から姿を消し、別の新しい標的を求め何処かへ去って行きます。ただし、宗教勧誘系は要注意です。宗教勧誘員は訓練されているので無視が一番です。撃退してもより強力な者がやって来ます。

金遣いが荒い

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数字に弱い人は、物の値段や数量に対する真っ当な計数感覚がありません。その上、見栄っ張りと来ているので、自称霊能者は例外なく金遣いが荒いです。収入が支出を上回った生活をしていれば問題ありませんが⋯やはり、多くの場合、トントンか最悪借金まみれの生活です。ぶっちゃけ、カード破産者も少なくありません。関わると集られる場合もあるので深入りは本当に禁物と言えます。このため、自称霊能者がニコニコ顔になり「飲みに行こうぜ」と誘って来たら、それは「今日は驕ってくれ」とほぼ同じ意味になります。適当な理由を付けて断りましょう。鴨にされるので絶対に誘いに乗ってはいけません。心霊現象を語り、人の不安を煽るような者や霊感商法を行うような者は、こうしたお金に意地汚い最悪な人間的資質を生まれながらにして持った獣です。

感情的ですぐ怒る

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霊の存在を否定すると激昂する人までおります。なんでそこまでムキになるのか不思議でなりませんが⋯本物なら現実との折り合いはちゃんと付いているので気にしません。元から否定されて当たり前と心得ております。また、信じない人と議論することもありません。科学的に証明しようもありませんから議論は無意味です。そんなことをしているヒマがあったなら、信じてくれる人を幸せにするための楽しい何かを考えます。昔、テレビで科学者と霊能者の激しいバトルが繰り広げられましたが⋯アレは議論そのものに意味があるのではなく、相反する者同士の戦いを見せるのが目的です。プロレスの興行と同じで純然たるエンターテインメントです。アレは真に受けず指でも指して笑って見ていれば良いのです。結果として双方ともに名も売れ万々歳です。

作り話に腐心して最後は自爆する

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自称霊能者はその場で思い付いたような作り話を始めます。これに付き合って見るのも一興かもしれません。あなたに悪い霊が憑いている⋯と言われたら、どんな人?どんな服装しているの?男?女?髪型はどんな感じの霊?年齢はどのくらい?と言った感じに、具体性のある答えを求める問いで、自称霊能者を質問攻めにしてあげましょう。徐々にぎこちない口調になり、次第に言葉に詰まり始めて、100%最後はキレて「オレを馬鹿にしているのか?」「私を侮辱しているのか?」と喚き始めその場を去って行きます。無言で去る場合もありますけど。しつこい勧誘系にはウソの相談をして見るのも面白いかもしれません。あくまでも、何も頼んでもいないのに勝手に霊視して強迫して来るような者、しつこい勧誘系だけにしてください。本物を本気で怒らすと⋯

自称霊能者はお金に困っている人が多い

自称霊能者の圧倒的大多数は、見栄っ張りのウソつきで、ホラ吹きの気分屋です。そして、なんだか獣臭い⋯さらに、動物のような妙な顔つきや表情をしている。しかし、これらは表面上の大きな特徴に過ぎません。こまかい点を見て行けば、相手の正体を見破るのはかんたんです。一般的によく言われている、お金に困っている人の特徴もほぼ当てはまります。お金に困っているから霊能者を自称しているのが根本的な動機だからでしょう。ネットで「お金がない人の特徴」だとか「お金に困る人の性格」と検索すれば、より詳しく情報を知ることができます。自分の身を守るためにも調べておきましょう。以上が自称霊能者の特徴となります。人はお金に困り出すと、なぜか足元から身だしなみが崩れ始めます。しっかりとした服装をしていても、靴が汚れていたら要注意です。

医学的に見た自称霊能者について

結論から言ってしまうと、変なものを売りつけて来るのはサイコパス、宗教勧誘の方面から接近して来るのが統合失調症であるケースが多いです。自称霊能者は当然ですが霊なんか見えていません。このため、サイコパスは見えているとウソをつく詐欺師的なものとなります。しかし、一番始末が悪いのは後者です。自分でついたウソを信じ込んでしまうタイプです。見えないものを見えている、ただの幻覚や妄想を幽霊と信じています。このため、悪い意味でリアリティにあふれる話をして来ますので、コロッと騙されないよう注意しましょう。いずれにしても、第一印象はとにかく良い傾向にあります。何か変だなと思った時は手遅れである場合が少なくありません。お金や時間を失うだけならまだしも、周囲のあなたに対する評判も下がり、大切な友人も失うかもしれません。

霊的に見た場合の正体

サイコパス気質な自称霊能者はキツネやタヌキなどの動物霊、精神の病んだ自称霊能者は怒りや怨みを買った人の生霊に取り憑かれています。ちなみに、性別で見ると男性の自称霊能者は動物霊、女性の自称霊能者は生霊が多い傾向にあるようです。これはあくまでも主だった傾向であり、両方である場合もあります。悪霊や怨霊、動物霊、怒りや怨みを買った人の生霊⋯いろいろおりますが、何もいずれか特定となることはありません。自称霊能者として多くの悪行を重ねていたなら、当然、取り憑かれる霊体の種類は混在していたり複数となります。尚、誤解のないよう申し添えておきますが、すべての精神疾患患者が霊能者を自称するようになる訳ではありません。精神疾患以前に元々人格や性格に難があり、それ故に現実社会と摩擦を起こし廃人化した一部の問題ある人に限られます。

自称霊能者はカルトの入口

自称霊能者の正体が何であるにせよ、高い確率で背後に組織的なもの、カルトの存在があったりするものです。油断して気づいたら、似たような顔立ちをした者が続々と登場して来て、今度一緒に食事に行かないか⋯そんな風に、あなたを取り囲み、カルトに引き込もうとアレやコレやと仕掛けて来ます。本当に注意しましょう。似たような顔立ちをした者がポイントです。霊感商法でお金を儲けているような集団は、メンバー全員、キツネのような高を括った顔立ちをしています。陰謀論やハルマゲドンとか意味不明なことを言って恐怖心を煽る集団は、悪口になってしまいますが、チー牛かそれっぽい顔立ちをしたものばかり目立ちます。まさに類は友を呼ぶ?洗脳の恐怖と言ったところでしょうね。思考が奪われある特定の思想に染まったロボットみたいな人達です。

多重人格も要注意

サイコパスや統合失調症である以外にも、不幸自慢系やメンヘラ気質な人、中二病系な人にも注意しましょう。こちらの場合、現実の日常生活と言うよりネット上でよく見かけます。ほとんど演技であり、いわゆる構ってちゃんです。相手にするだけ時間の無駄となります。霊能者を自称したり、霊が見えると言うことで、自己承認欲求を満たしたいだけの精神未熟な子供です。現実の日常生活では問題解決能力ゼロの無能です。この手に輩は解離性同一性障害(多重人格)を自称している場合も多く警戒が必要です。解離性同一性障害はそうそう滅多にない特異な症状な上、憑依や降霊術などの御業と人格交代現象を混同しているケースが多く、多重人格を自称している者の霊能力は100%偽物と言えます。双極性障害や演技性人格障害などの精神疾患に罹っている人であるのが実態です。

もしも、お金の話を切り出されたら⋯

自称霊能者は最後は先祖供養と称し、寄付やお布施を要求し始めます。まぁ、この段階に来たら⋯多くの場合、被害者は洗脳されており容易に逃れ得ぬ状況と化しております。それでも正気を保っていたら、冥銭を差し出しましょう。先祖供養のためにはお墓は必要ですし、線香や供え物を買うためにお金は必要です。しかし、頭おかしい霊感商法や実体のない空気のようなものに対しては、冥銭を差し出しましょう。信仰や供養などの魂の救済、スピリチュアルに現金は本質的に不要です。と言いますが、現世のお金はあの世では役に立ちません。あの世にはあの世専用のお金があります。それが「冥銭」です。沖縄などごく一部の地方では、紙幣を模した紙切れを冥銭と称して、亡くなった人の棺に一緒に入れて火葬したりするそうです。自称霊能者には新聞紙で作った札束で十分です。

所詮、他人事ですから

これは自称霊能者に限った話ではありませんが⋯何かを自称して自慢するような人は、高確率で自己愛性人格障害や演技性人格障害などのパーソナリティー障害を患った人です。症状には程度の差もあるため一概に言えるものでもありませんが、現実と妄想の乖離が大きくなり過ぎると、常識的な社会生活を過ごす上で様々な問題が噴出するようになります。それをすべて覆してなかったことにする究極的な方法が⋯神を自称したり、霊能者を自称したり、救済者を自称するなどです。まぁ、統合失調症への第一歩です。自分一人だけならまだしも時に人心を惑わす厄介な行いもするので始末に負えません。本物は自慢しませんし、頼まれない限り何もしません。目の前で霊的に危険な状態にある人を見つけても⋯冷たいようですが放置です。所詮、他人事ですから。

最後に

現実生活のみならず、ネット上にもこの手の輩はわんさかおります。本当に注意しましょう。直接対面している訳ではないし、物理的に危害が加えられる恐れがない安心から油断してしまいがちです。霊感商法はネット空間でも活発に行われています。そして、最後に身も蓋もない助言となりますが⋯このようなサイトも含め、オカルトに関する情報を取り扱ったブログ、SNSに埋没してしまわないようお願いします。オカルトサイトなんて毎日見て過ごしているもんじゃありません。たまに、たまに見て楽しむ程度にしましょう。ゲームにアニメと世の中は楽しいものでいっぱいにあふれているのに、こんなものに心酔してはいけません。日本は世界的に見ても稀に見る平和で豊かな国です。そんな場所に生を受けたことに感謝して、思う存分楽しい人生を歩むよう心がけましょう。