恐るべし動物霊の生態図鑑
皆さんは動物霊と言うものを聞いたことがありますか?〇んだら化けて出て来るのは人間だけに限られません。動物だって〇んだら幽霊になります。強い怨みを持って〇ねばそりゃ化けて出て来ます。心霊現象の圧倒的大多数は、実は人間の生霊と動物霊によるものです。とりあえず、本稿では動物の幽霊とその生態について解説します。尚、自分は幽霊なんてものは信じない、幽霊が見えるとか言うヤツはアホちゃうか?と思う人は⋯どうぞ、エンターテインメントの一環でご覧になり笑い飛ばしてください。信じる信じないは人の自由ですからね。誰かに何かを強制するつもりもありません。自分の思うがまま自由な心でご覧ください。でも、性格に問題のある人は、表情から言動、しぐさ、服装や生活習慣の至るまで、本当に何もかも見事なまでに動物的です。
動物霊の正体
動物霊は「動物の死霊」と「怨念の化身」に分かれる
動物霊の正体は、人間に飼われていた犬や猫、人里近くで暮らしていたキツネやタヌキ、猿などの生き物になります。蛇なんかも多いです。そして、人間に虐待されていたり、何らかの危害を加えられた体験を持つ者が多くなります。ペット霊園に埋葬されたり、供養された動物はちゃんと成仏します。自然の摂理、食物連鎖で他の動物に喰われた動物の魂も成仏します。食肉加工された動物も成仏しています。だから、肉や魚は感謝して残さず食べましょう。人間から理不尽な仕打ちを受け、強い怨みを残して死んだ動物の魂が動物霊となるのです。その一方で、人間の悪い感情や欲望から生まれる動物霊、怨念の化身(生霊の一種)としての動物霊もおります。例えば、龍などの想像上の生き物です。人間の醜い心に由来する動物霊が最強にして最悪です。龍で破滅する人は多いです。
人間なら誰にでも取り憑く
人間の死霊の多くは、地縛霊など一部の悪霊や怨霊を除き、怨みを持った相手にしか害を及ぼしません。基本的に無関係な人には何もしません。極端に恐れる必要はなく、むやみやたらと近づかない限り害を受けることはありません。だから、興味本気から心霊スポット等へ立ち入るのは絶対にやめましょう。これに対して、動物霊は人間なら誰でもかまいません。動物霊は人間そのものを怨んでいるので人間なら誰でも構いません。そこら辺にたくさん漂っております。このため、一番取り憑かれやすい霊は動物霊となります。動物霊は人間の醜い心が大好きです。誰かに怨まれるような悪いことをしていない人でも、ちょっとした心の乱れから取り憑かれる場合もあります。霊力こそ弱く比較的除霊はかんたんであるも、取り憑かれやすさから大変厄介な存在になると言えます。
動物霊の基本的な生態と行動について
化け猫の逸話に見るよう、動物霊が特定の人間に狙いを定めるケースは少ないです。多くが人間であれば誰でも良いと言った感じです。そのため、動物霊は人から人へと渡り歩く習性もあるようです。このことから、動物霊に取り憑かれた人が身近にいたら関わらない、近寄らないに限ります。もっとも、心構えを正していれば、乗り移られることはありませんが、この世に完璧な人なんていないと思います。人は誰しも心に闇のようなものを抱えて生きています。どんなに小さなものであっても動物霊は見逃しません。コンプレックスのような感情にも喰らいついて来る場合もあります。コンプレックスは自己実現や成長のバネにもなりますが、嫉妬などの悪い感情の原因ともなります。動物霊たちはそれを悪い方向へ利用しようと狙って来る場合があります。
七つの大罪の象徴
動物霊に取り憑かれた人は、その動物の特徴が表面化します。争いが好きな人は犬や猿、陰険な人はネコ、ウソつきな人はキツネやタヌキ、貪欲が過ぎる人は豚などの家畜、異性問題や金銭トラブルを起こす人は蛇、そして、お金や権力に目がない強欲な人は、龍などの想像上の動物霊となります。このように性格や行動に問題のある人は、高い確率で動物霊に取り憑かれた人と言えます。人によっては複数の動物霊に取り憑かれる人もいます。何も一種類に限られません。だいたい、2~3種類の動物霊に取り憑かれています。詳細は以降、動物霊の種類をご覧ください。動物霊の種類と数は意外にも多く、人間の七つの大罪をもれなくすべてカバーしております。動物霊に取り憑かれないためにも、規則正しく品行方正な生活を心がけ、欲望に押し流されない強い心を持ちましょう。
動物霊の種類/対人トラブル系
犬
まず、犬の動物霊からくわしく解説します。人間同士の争いが大好きで、競争意識の強い人に取り憑こうとします。向上心のある努力家だった人が、攻撃的で大きな声を出すようになったり、乱暴な行動に出るようになったら要注意と言えます。例えば、他人に対して噛みつくような意見や発言をする、物を雑に扱い大きな音を立てるなどです。その一方で、自分より強い相手だとわかると急に黙るような人です。高い確率で犬やオオカミなどの動物霊に魂を支配された人です。常に殺気立ったオーラを放っており、周囲への警戒を怠りません。動物霊の中でも変な臭いを一番漂わせるタイプで、霊感のない人でも直感でその人に取り憑いた犬を感じ取ることができます。勉強ばかりで人生経験の乏しい人が、思い通りにならない現実に対する怒りから犬に取り憑かれます。
猿
次に、猿の動物霊について説明します。猿も犬と同じで、人間同士の争いが大好きです。権力や権利を強く求めている人に取り憑こうとします。嫉妬心を剥き出しにして、他人の足を引っ張ろうとする人は要注意です。具体的には、手柄を横取りするようなズルな真似をしたり、上にこびへつらうような行動などが目立ちます。その一方で、自分より立場が弱い者には徹底した搾取、見下すように冷淡な態度をとるような人です。この場合、高い確率で猿の動物霊に取り憑かれた人と言えます。常に上下関係や何かと自分を比べることばかり気にしていて、相手が自分より上から下かしか見ていません。鋭い目つきで人を品定めするような表情、いやらしい顔つきも特徴的です。競争ばかり強いられて来たような人が、現実に対する失望から猿などの動物霊に取り憑かれます。
猫
猫の動物霊も多いです。犬や猿は集団に関わる争いが好きであるのに対して、猫は個人間のもめ事が好きです。特に恋愛トラブルが大好きです。嫉妬心や独占欲の強い人、他人を縛ろうとする人は要注意です。自分の思い通りに行かないと癇癪を起す、感情の起伏が激しいなどの特徴があります。その一方で、相手に執着する一面を見せるなどのツンデレな傾向もあります。これらの問題行動が見られる人は、高い確率で猫の動物霊に取り憑かれた人です。化け猫の話にもあるよう、怨みの念がとても強く、いったん取り憑かれると除霊はかんたんにできません。狙った相手をトコトン追いかけ続ける執念深さもあります。このため、ストーカーなどもこの手の動物霊に取り憑かれた者と言えます。自分本位でわがままな人が猫の動物霊に取り憑かれます。
蛇
次に、蛇の動物霊について説明します。蛇はお金や不適切な男女関係に絡むトラブルが大好きです。具体的には、お金にルーズな人、誘惑に負けて不倫に走るような人は、だいたい蛇の動物霊に取り憑かれています。これで社会的な立場をなくして破滅する人が多いです。お金や男女関係の問題で同じ過ちを何度も繰り返すような人は、もはや救うことは難しく、絶対に関わってはいけない人となります。多くの場合、プライベートでの遭遇となるので、このような人から逃げること自体はかんたんです。蛇の動物霊に取り憑かれた人の特徴として、人を品定めすように睨むよう見つめて来たり、話が回りくどい、何度も同じことを質問して来る点があげられます。同性の良き友人に恵まれず、欲に溺れる傾向のある人は、蛇の動物霊の餌食になりやすいと言えます。
トカゲ
トカゲは同じ爬虫類から蛇と似たようものに思えますが⋯夫婦喧嘩、親子喧嘩、兄弟喧嘩などの家庭内トラブルが大好きです。家庭不和の絶えない世帯なら、家族全員がトカゲの動物霊に取り憑かれていると考えて間違いないでしょう。他の動物霊に比べて、その存在感は薄く力はそれほど強くありませんが、同じ屋根の下で共同生活をしている複数の人間に取り憑くことで、見事な連携プレーを果します。人間同士を争わせるために⋯金運や財産運にも強く影響して来るため、心あたりのある家は、早急に家計を見直し、無駄な支出を抑えてみることから始めてみましょう。家庭内にまつわる問題が多くなるため対策は必須です。トカゲの動物霊は合理的な思考には感心を示します。感情的な言動を控え、金銭管理をきちんと行えば、その家の守り神に昇華します。
動物霊の種類/自己中心系
キツネ・タヌキ
キツネやタヌキの動物霊も多いです。人間の世界と直接的な関わりの少ない生き物ですが、昔話にも見るよう、人間に化けていろいろな問題を起こすことで知られています。このため、詐欺などの知能犯罪に手を染める者は、例外なくキツネやタヌキに取り憑かれた人です。詐欺と言わないまでも、人を騙すような真似をする者は、高い確率でこれらの動物霊に憑かれた者と言えます。相手のことを一切かえりみず、自分のことばかり考えている人が、キツネやタヌキなどの動物霊に狙われます。面接や交渉、会議のような話し合いの場で、顔をニヤニヤさせた人、逆に、目だけ笑っていない不自然な笑顔をした人は要注意です。口角を左右どちらか片方だけ吊り上げるいやらしい笑い方をする人も警戒しましょう。相手を騙す、手玉に取って操ろうとする意思の表れです。
イノシシ
イノシシの動物霊は数は少ないですが、激しい言動や行動から非常に目立ちます。このため、イノシシの動物霊に取り憑かれた人は見つけやすいです。猪突猛進なる言葉がある通り、イノシシの動物霊に取り憑かれた人の特徴として、自分が絶対に正しいと信じて疑わず、人の話をまったく聞かない点、そして、融通が利かない、視野が狭く頑固などです。自分のことばかり考え続けているような人がイノシシの動物霊に狙われます。混雑した人混みの中を突進して前へ進むような人は、高い確率でイノシシの動物霊に取り憑かれた人です。譲り合いの精神を忘れ、心にまったく余裕のない人がイノシシの動物霊の餌食となります。社会的な立場を失ったり、破滅するまでの時間はそう長くありません。このような人を見つけたら、関わらないよう距離を置きましょう。
馬
馬の動物霊は非常に珍しいと言えます。しかし、学校や会社、近所などの周辺で、必ず一人くらいはいると思います。うぬぼれて人を見下したり、他人を出し抜こうと躍起になる人、努力している人や頑張る人をバカにするような人は、もれなく馬の動物霊に取り憑かれた人です。実際、根拠のない才能に溺れていたり、自信過剰気味な人は、馬のように鼻息や呼吸が荒いものです。息の強い特徴的なしゃべり方をする人は要注意と言えます。また、事あるごとに暴れ馬のようにかんしゃくを起こして怒り狂うような人も、馬の動物霊に取り憑かれた人である可能性が高いです。甘やかされて育って来た人はかんしゃく持ちが多い傾向にあります。与えられたものを当然のように受け取り続け、苦労をまったく知らないで育って来た人が馬の動物霊に狙われます。
熊
熊の動物霊は極めて稀な存在となりますが、その狂暴性から注意すべき存在となります。ささいな事で暴力を振るう粗暴な人、力任せで強引に物事を成し遂げようとする乱暴な人、それでいて、内心は不安と猜疑心に満ちており、自分より力ある者を見ると逃げ出す小心者は、熊のように体格が大きく、腕力のある動物霊に取り憑かれた人です。自分に対する評判や評価に敏感であるのも大きな特徴点です。執着心が非常に強く、一度でも根に持たれたり恨まれたら厄介な人になります。ただし、考えが浅く単細胞であるため、論理的な反撃に弱いので、冷静に対応するよう心がけましょう。弱点を見抜かれると途端にしぼみます。また、明るく元気の良い人を避ける傾向もあるので、あいさつの声が大きな人、はきはきとした人は苦手なようです。
鳥
鳥の動物霊も多いです。自己顕示欲が強く機関銃のようにしゃべる人、人の話を聞かず言いたい放題な人、口撃的な人は、高い確率でニワトリなどの鳥の動物霊に取り憑かれた人です。他人にちょっかいを出してきたり、他人のものを気軽に借りたり物をねだるような人も要注意です。他人に厳しく自分には甘い強欲でケチな人は、カラスやトビなど死肉を漁る習性のある鳥の動物霊に取り憑かれた人です。このため、人のものを気軽に触るような者、人の持ち物の値段をよく聞いて来るような者にも気をつけましょう。鳥の動物霊に憑かれた人の共通する分かりやすい特徴として、パーソナルスペースに対する意識が希薄で馴れなれしい点にあります。初対面は友好的に感じられるため、うっかり心を許してしまい、後に大きな損害を被ることがあるので厄介と言えます。
動物霊の種類/不摂生系
牛・豚
牛や豚などの家畜類の動物霊もいます。食べ物を粗末にするような人、暴飲暴食するような人が狙われます。これ以外にも、美食家や食通を気取り威張る人、食事の席でトラブルを起こすような人は、高い確率でこれらの動物霊に取り憑かれた人です。食べ物に関わらず、他人や他人のものを見て、いつも物欲しそうな目で見る人も要注意と言えます。本能のおもむくまま行動する傾向もあるので、場をわきまえない人や下品な人もそうと言えます。これ以外にも、他力本願な人もこの手の動物霊に狙われます。なんでも人にやってもらい、自分は楽をしようと考えている人がそうです。学校でいつも他人のレポートを丸写ししたり、ノートを見せてもらうような人がそうかもしれません。また、自分の頭で考えることも苦手であるため、常に集団の中にいることを望みます。
ネズミ
ネズミは貪欲な人や下品な人を狙います。食べ散らかすようにガツガツ食べる人は注意しましょう。お口のエチケットがなっていない人を見つけると、その人の口からその人の中へ入り込もうとします。くだらない冗談や下ネタが大好きな人は、口の中にネズミの動物霊を飼っている人です。唾を飛ばすように大声を出す人も要注意です。しゃべる時、口を大きく曲げるような人もネズミによる影響です。他の動物霊と比べると害は少ない方ですが、ネズミの動物霊に憑かれた人と関わると、空騒ぎに巻き込まれたり気苦労が絶えなくなります。ストレス源となるので距離を置きましょう。ネズミなどの多産系の動物は、金運や財産運のアップをイメージさせる大変縁起の良い生き物ですが⋯ネズミの動物霊に限って逆です。ネズミに取り憑かれた人は金遣いも荒くなります。
魚類
魚類の動物霊もおります。意外に思うかもしれませんが⋯魚類はそもそも、すべての地上動物の祖先です。動物霊にならない理由はありません。食べ物を粗末にするような人、好き嫌いの激しい人に取り憑き、その人の腹の中に住み着きます。健康を大きく損ねる場合も多く、それによるストレスから精神状態も不安定となりがちです。心あたりのある人は、食べ物を粗末にせず、栄養バランスをよく考えた食生活に改めましょう。そして、食べられることに感謝の念を捧げることで、これらの動物霊は体内から消失します。まれに、神格級のナマズや鯉の動物霊に気にいられ、強い守護の力を獲得する場合があります。魚類の動物霊は他の動物霊と比べて率直であり、コントロールしやすい存在と言えます。自宅の池でナマズを大切に飼育すると良いかもしれません。
軟体動物
タコやイカなどの軟体生物の動物霊もおります。これらの生き物は見た目とは裏腹に知能が高く、他の動物霊と比べても決して引けを取りません。数も意外に多く、そのイメージ通り、堕落した者が取り憑かれやすいです。万引きやスリなどの窃盗犯、性犯罪者などは、高確率でこの手の動物霊に取り憑かれています。人間の中枢神経に取り憑き、体内からその人の手足を支配しようとします。それらの犯罪と行かないまでも、後先をまったく考えずに行動して失敗を繰り返す人も憑かれている可能性があります。また、粘着質な性格をした人も要注意。特に女性に対してしつこく絡む男性がそうです。軟体生物の動物霊は取り憑いた人の内臓にも負担をかけ、気力を徹底的に奪い正常な判断力も鈍らせます。一度でも取り憑かれたら払うことが極めて困難な動物霊となります。
実験動物
次にこれまでと違ったタイプの動物霊を紹介します。医薬品や医療技術の研究開発のため、命を落とした者たちの魂です。多くはモルモットやハツカネズミなどの小動物になりますが、犬や猫、馬や豚の場合であっても、人類の繁栄と発展のために犠牲となった魂はこちらに該当します。特殊な事例となりますが数は意外と多いです。実験で壮絶な苦しみを受け命を奪われた者の無念は筆舌に尽くし難いものがあります。このため、忍耐力がなく飽きっぽい性格の人が狙われやすいです。これらの動物霊に取り憑かれると、常に楽をすることばかり考えるようになり、怠惰な人間へと変わり果てます。意思が弱く何かの依存症にかかるような人、アルコールや薬物の中毒患者などは、高い確率でこれらの動物霊の影響を受けています。依存的でかなり厄介な存在となります。
動物霊の種類/無責任系
鹿・山羊
鹿や山羊などの動物霊もおります。優柔不断で他力本願、状況に流されやすい人がこれらの動物霊から影響を受けています。誘惑や押しに弱く、一度信じたものにすがり続けるなどの問題行動も見られます。具体的には、自己破産するまで衝動買いをし続ける人、必要でないものまで買い込む人がそうです。さらに、怪しげな新興宗教などに多額の献金や寄付をするような人、効果や真偽の定かでない似非科学に入れ込むような人、現実離れした過激な陰謀論者もこの類の動物霊に取り憑かれた人です。マスク警察や反マスク派のような極論者もそうです。狂暴性はありませんが関わると高い確率で厄介な事態に巻き込まれます。よく、新興宗教に心酔した者でサタンを引き合いに出して気に喰わない相手を罵倒する人は、そのサタンの象徴である山羊に取り憑かれた人です。
ウサギ
ウサギの動物霊もおります。おとなしく愛らしい小動物のイメージから、それほど悪い存在に思えませんが⋯当事者意識と問題解決能力が著しく低く、いつも誰かに頼っているような人が狙われやすいです。危機に直面して慌てふためき我を忘れるような人がそうです。自分の失敗やミスをいつも誰かにカバーしてもらっているような人は要注意です。高い確率でウサギの動物霊に憑かれた人です。小さな問題であればご愛敬で済まされるかもしれませんが、この手の人間は、交通事故など大きな問題を起こすと、負傷者を放置して呆然としていたり、最悪ひき逃げをして事態をより拡大化させます。本当は何も理解していないのに「わかりました」と返事もするので厄介です。どうしても関わり持つ場合は、しっかりと見ておかないと痛い目を見ます。
亀
亀の動物霊もおります。怠け者や腰の重い人が取り憑かれやすいです。億劫で何もしたがらず、社交辞令ばかりで、口約束もよく破り、いわゆる、大企業病に罹っている者や、事なかれ主義の小役人気質の者がそうです。ウサギと亀の童話に見るよう、亀は本来的に見ると努力の象徴であったり、金運や財産運のアップを意味する大変縁起の良い生き物ですが⋯努力が報われず、あきらめ気味となり、希望や理想を見失い、生きることに半ば絶望しているような人の心に忍び込みます。緊急時やイレギュラーな事態に遭遇した際、何もできない無能と化すので、被害や損害を拡大化させます。学校の教師や会社の上司に、この手の動物霊の取り憑かれた者がいると、生徒や部下が巻き添えを喰らい、多くの犠牲者を出すので、非常に厄介な存在になると言えます。
もぐら
もぐらの動物霊もおります。数は非常に少なく、もぐらの動物霊に取り憑かれた人と出会う確立は、一生に多くても2~3人程度となります。しかし、強烈な印象から忘れることなく、長く記憶に留まり続けます。そのイメージ通り、陰湿で根暗な人、皮肉ばかり口にしている卑屈な人、粘着質な人、強いコンプレックスを持っている人など、関わると非常に厄介で面倒な人が、モグラの動物霊に取り憑かれた人だと言えます。関係性を断つのが難しく、一度でも気を許すと、精魂尽き果てるまで気力を奪われ続けるので要注意。表面的な見分けがつきづらく、一見すると真面目そうな人物に見えます。もぐらの動物霊に取り憑かれた人を見極めるポイントは、年収や学歴などの個人情報をためらいなく聞いて来る者、年齢不相応な言動や身だしなみをした者などになります。
悪魔
ガーゴイルのような悪魔の動物霊もおります。現実と虚構の区別がつかない人、善悪の区別が分からない人の心から生み出される大変珍しいタイプの動物霊となります。具体的には、被害妄想的な人、中二病的な世界観に浸って生きているような人から湧いて出てきます。年齢不相応な言動や態度を取る幼稚な人も要注意です。わざと他人を困らせたり、度が過ぎたイタズラをするような人も注意が必要です。バイトテロなどをやらかす人は、高い確率で悪魔に憑かれています。悪魔は自己顕示欲をかき立てるのが最大の特徴であり、憑いている人を〇チガイ的な行動へ促して、周囲から注目を集めようと躍起になります。一度、この手の動物霊が湧いた人は改心が難しく、極力関わらないのが望ましいと言えます。同居している家族も悪魔に憑かれている場合が多いです。
動物霊の種類/怨念系
龍
動物霊は何も動物の幽霊であるとは限りません。人間の醜い心に由来するもの、不特定多数の生霊が合体して動物霊化した存在もおります。龍などの想像上の生き物の動物霊がそうです。権力やお金に強い執着心を持つ人が取り憑かれやすいです。龍は運気を飛躍的にアップさせる一方、絶頂を極めると審判と称して取り憑いた人を試して来ます。多くの場合、ダメ出しをされて奈落の底へ突き落とし何もかも奪い去ります。莫大な富を築き上げて大成功していたはずの人が、ある日を境に運気が低迷して社会から消えるパターンがそうです。龍は縁起物として大切にされていますが、心霊的に見るとこれほど恐ろしくリスクのある存在は他におりません。余程の人徳者や人格者でないと使役できるものではありません。金運アップと称した物を好んで持つ人が狙われます。
蟲
虫の動物霊はおりませんが⋯蟲の動物霊は存在しております。龍などの動物霊と同様、不特定多数の生霊が合体して動物霊化したものです。龍は人間の欲望に由来しますが、蟲は嫉妬や怨恨と言った低俗な念に由来する動物霊となります。誰かを怨むとその念が倍増して発信者のところに返って来る、いわゆる「生霊返し」の手助けをする動物霊となります。その怨みの念が理不尽で不合理なものであればあるほど、発信者のところにはより多くの蟲がワラワラとたかるように集まります。蟲の動物霊は皮膚の直下に取り憑きます。その見た目は害虫のような不快感を覚えるものばかりとなります。逆に、品行方正な人には美しい蝶のような神格級の動物霊に守られている場合があります。この場合、感謝や賞賛と言った良い念から生み出された動物霊になります。
カエル
カエルの動物霊もおります。小さいものだからと侮ると痛い目を見ます。カエルの場合、集団で取り憑いて来るので強力です。他人の心を踏みにじったり、多くの人から希望や願いを奪い続けた者は、カエルの動物霊の集団に襲われやすいです。教育者にあるまじき不良教師、ブラック企業の社長やパワハラ上司が、犬や猿などの動物霊と一緒に、カエルの動物霊も多数同居させていたりします。消化器官や内臓に巣食うため、独特の口臭を漂わせていたら高確率でカエルに取り憑かれています。頑固で融通の利かない人も狙われやすく、自分は大丈夫と安心できません。表面に出やすくカエルのような表情をした人は要注意。ただし、改心すると素直にその人から離れる傾向もあり、生まれ変わったように善人と化した人は、カエルに取り憑かれていたのかもしれません。
こうもり
鳥と似ておりますが⋯鳥とは違います。こうもりの動物霊は、イライラや不満の絶えない人の近くにまとわり付くよう飛び回ります。怒りの念が多く集まる場所にも出現しやすく、ラッシュ時の電車やバスの車内天井付近にたくさんおります。直接、人体へ憑くことがないため、比較的、追い払いやすく、イライラが収まるとどこかへ飛んで行ってしまいます。しかし、ひとたび車内トラブル等の揉め事が発生すると、火に油を注ぐが如く勢いで当事者を煽り、正常な判断力を奪おうとします。こうもりは人より建物や場所に憑く傾向があり、天井から人間たちの様子を伺っているようです。問題の絶えない教室や職場は高確率でこうもりの動物霊たちの巣と化しております。怒りの感情を煽り、人間から気力を吸い取ることで自分たちの存在を維持しております。
河童
意外ですが⋯河童の動物霊もおります。こうした想像上の生き物の動物霊は、人間の怨念から生み出されるものですが⋯河童の場合、弱い物いじめをしている者、人の気持ちを踏みにじるような者が取り憑かれています。水子の祟りに匹敵するくらい恐ろしいものであり、憑いている本人よりも、本人の家族や友人に様々な悪影響を及ぼします。このため、家庭内の人間関係は最悪のものとなり、プライベートでも良き友人に恵まれず、人生そのものを無味乾燥でつまらないものへと変えさせられます。生涯、夢や希望を一切見ないまま、絶望の果てに命が尽き果てます。あまり長生きもできません。年齢的に見ると威勢良くいられるのも30代付近までで、中年以降は衰退の一途を辿ります。改心してボランティア活動などに精を出せば除霊されますが稀なケースでしょう。
動物霊を払う方法
心構えを正すのが一番良い方法
動物霊は力が弱いので独力で払うことは可能です。詳細は「幽霊の嫌う生活環境」と「幽霊の弱点を学ぼう」をご覧ください。しかし、一番の除霊方法は心構えを正すことです。怨み、辛み、嫉妬などの負の感情をできるだけなくすよう心がけましょう。誰かを怨んだり憎んでも何の問題解決にもなりません。嫉妬は本当に最低な感情です。成功者は褒めたたえ、いつかは自分もそうなりたいと目標に掲げ努力しましょう。他人の足を引っ張ろうとするアホが多過ぎます。動物は人間と違い本当に純真な魂を持った存在です。実はとてもわかりやすい存在です。とりあえず、良いことばかり考えて楽しく過ごしていれば、動物霊が寄って来ることはありません。いったん取り憑いた動物霊も、心を正せばその人から勝手に離れて出て行きます。動物霊は人間の醜い心が好きなのです。
動物霊と和解せよ
動物霊に取り憑かれた場合、動物霊は醜い心を栄養源としておりますので、心を正すことで勝手に離れて行くものです。しかし、動物霊そのものは決して悪い存在ではありません。そもそも、生きていた頃に人間から理不尽な仕打ちを受けていたり、人間の醜い心から生まれて来たものです。動物には罪はありません。その点を理解しましょう。霊に同情するとその霊に取り憑かれ、次々と良からぬ出来事が発生して不幸に見舞われますが⋯それは生に執着した人間の霊に限定されます。動物霊の場合は違います。気に入られ一生涯にわたり守護霊として守ってくれるようになる場合もあります。とにかく動物を可愛がり、肉や魚を食べる際は感謝の念を捧げましょう。この地上において命ある者はすべて尊く美しい存在です。Gを叩き〇す際も「悪い怨むな」の一言はあって然るべきです。
動物霊は動物が苦手
動物霊は生きている動物が苦手です。犬や猫を飼育している方は、存分に愛情を注いでやって下さい。死後はあなたの守護霊となり、あなたとあなたの大切な家族を守ってくれますが、生きている間もそれに近い役目を果たしております。犬と猫は本当に勘の鋭い動物です。住んでいる家を霊的に守っており、動物霊を追い払うくらいのことはしてくれます。龍などの特殊な動物霊は難しいかもしれませんが、それ以外の動物霊なら自宅から撃退してくれます。だから、十分な愛情を注いでやってください。ちなみに、動物霊以外にも人間の浮遊霊も追い払ってくれます。浮遊霊は地縛霊などの怨霊と違って、危険度はそれほど高くありませんが、中には色情霊のような変態もおりますので、女性の多い家は犬や猫を飼うと良いでしょう。また、理不尽な呪いに対する返しの手助けもします。
ペットを飼育する場合の注意事項
ただし、過剰な愛情も禁物です。わがままな性格に育ってしまったら意味がありません。単に甘やかすことは虐待と同じで、動物霊版の地縛霊を生み出しかねません。わがままに育った犬や猫は、死後は住んでいた家に取り憑きます。適度なしつけを忘れないように心がけましょう。また、犬や猫が亡くなった場合、すぐに新しい子を連れて来るのは絶対にやめましょう。一年くらい間をおいてからにしましょう。亡くなった子がちょっと嫉妬します。構って欲しくて新しい子に取り憑くかもしれません。まれにこのような形で、動物霊が動物に憑く場合があります。このため、気性の荒い犬や猫は、何かそう言った悪い霊的因縁があるのかもしれません。こうなってしまった場合、ゆっくり時間をかけて説得するように躾けて行くしかありません。祟られるので間違っても手放さないように。
動物霊対策の心得
動物霊に憑かれない体質になる方法
性格に難のある人は本当に動物的です。しかし、動物的であるからと言って、必ずしも悪い動物霊に取り憑かれている訳でもありません。犬のように義理堅い人、猫のような甘えんぼさん、熊のようにパワフルな人、ライオンのように指導力のある人⋯良い意味で動物的な人はたくさんおります。逆を言えば、そのような動物的な特徴を持った人が、人生を踏み外したり苦境に立たされると、犬のような人は犬の動物霊を、猫のような人は猫の動物霊を⋯呼び寄せてしまうのかもしれません。すべての生命は一つの原始生命体を出発点に分離、進化してきました。我々人間は遠い昔にたもとを分けたはずの他の生命の何かを⋯深層意識に取り残しているのかもしれません。自身の動物的気質を自覚しておくことで、動物霊に取り憑かれづらい体質になります。自覚しておきましょう。
動物霊が集まりやすい場所を知る
動物霊の見本市、動物霊の動物園と化した場所がこの世にあります。書く事を少し躊躇っておりましたが⋯具体的には、学校なら荒廃した底辺校、または、中庸性に欠け極端な教育方針を掲げる進学校になります。あくまでも個人的な所感になりますが⋯偏差値55~60の普通の学校が霊的にほど良い傾向にあるよう感じられます(絶対ではない)。企業なら言うまでもなく悪評の絶えないブラック企業、不祥事ばかり起こしている会社になります。実際、謝罪会見で登場して来る責任者・役員面々を見ると⋯どこか動物的な表情をしているものです。これから進学や就職、転職を考えている人は、動物的な表情や行動が目立つ人が多くいる場所や集団に関わったり、近寄らないよう注意しましょう。一生を左右する大切なことです。必ず事前の下見、見学は欠かないよう心がけましょう。
動物霊が集まりやすい時間はさけよう
人間が集中的に多く集まる時間帯は要注意です。混在によりイライラした人間が真っ先に動物霊の標的にされます。具体的にはラッシュアワーの公共交通機関ですね。なので、通勤通学は時間に余裕をもって行動しましょう。8:30~9:00の電車内は動物霊がたくさん集まっています。時間ギリギリに行動するのは本当にやめた方がいいです。ちなみに、車内マナーの悪い人は猿、車内トラブルを起こす人は犬の動物霊に取り憑かれている人です。いずれにしても、縄張り意識の強い動物の霊体が中心となります。まぁ、都市部の話になりますが⋯定時の20~30分くらい前に出社して、始業開始前までにメールチェックは済ませておくくらいの余裕は欲しいものです。それにしても⋯いい歳こいて車内トラブルを起こす人って、動物霊以外にも生霊もたくさん憑いているので救いがたいですね。
むやみにオカルト的なものに手を出さない
素人が何の知識もなく中途半端な心構えでオカルト的な何かに挑戦すれば⋯必ず失敗します。式神を作ろうとか絶対に考えないでくださいね。必ず身を滅ぼします。陰陽師の真似事は絶対にやめてください。己の命を賭すくらいの覚悟もなく、そんなことをすれば強力な動物霊をたくさん引き寄せます。おまじないの類も本来気軽やるものではありません。願ったり考えただけで何かが実現すると言うのは⋯裏で何がしかの動物霊と取引をしているものです。多くの場合、後で大切なものを失います。当サイトでは人工精霊やチベット密教の秘奥義として知られるトゥルパについても研究しておりますが⋯まぁ、そちらの世界を覗いて見ると一目瞭然ですが、術の体得に失敗して精神を患った者ばかりです。その多くは動物霊に取り憑かれており、救いがたい世界と化しております。
最後に
この世に跋扈する霊の圧倒的大多数は動物霊です。そして、動物霊は何も動物の死霊に限られないと言うことです。人間は本当に欲深い生き物です。傲慢、嫉妬、怒り、強欲、怠惰、暴食、色情⋯様々な「罪」を抱えます。これら七つの大罪を犯したことのない人はいないと思います。程度の差こそあれ、胸に手を当てて考えれば、誰にでも思い当たる節は必ずあるはずです。人間とは⋯そう言う生き物なのです。生きることは魂の修練であり動物霊との戦いになるのです。もちろん、人生はちょっとくらい羽目を外して楽しんでも構いません。ちなみに、真面目が過ぎた人、頑張り過ぎる人は⋯リスの動物霊に取り憑かれいる可能性があります。リスは憑いた人を無駄に頑張らせようと急かして来ます。何か霧消に急ぐ気持ちが出て来たら、ナッツでも食べても落ち着きましょう。
よくある質問
動物好きな人は大丈夫か?
動物霊は自分たちを虐待したり虐める人間は分かります。こう言った人間を見つけると最優先で取り憑こうとします。破滅させるまで本気で祟ります。食べる訳でもないのに無意味に生き物の命を奪うような人、動物の苦しむ姿を見て楽しむ人は、もれなく同じ目に遭わされます。では、動物の好きな人が大丈夫かと言えばそうとも限りません。犬猫のしつけがなっていないマナーの悪い飼い主は、動物霊からしたら動物を虐待する人と同じです。少なくとも、道のど真ん中に〇ンコをさせて後始末しない犬の飼い主で、幸せそうな人は一人もおりません。性格難タイプの人が多く関わるとロクな目にあいません。〇ンコみたいな人です。とりあえず、犬猫などから懐かれやすい人は、動物的な本能から安心、安全な人で運の良い人が多く、そのような人は動物霊から狙われにくいです。
動物の守護霊はいるのか?
動物霊のすべてが悪とは限りません。数は非常に少ないですが、動物の守護霊もおります。具体的には、あなたが大切に飼っていた犬猫などペットは、死後、飼い主やその家族の守り神となります。人間から大切にされていた動物が悪しき動物霊になることはありません。動物園で飼育されていた動物、神社仏閣付近にたむろし人間から一定の敬意を持たれていた動物などは、すべてとは言いませんが、その中の何匹かは動物の守護霊となります。基本的には飼い主など主従関係にあった人間に憑きますが、ペットを飼育したことのない、または、飼いたくても飼えない事情のある人でも、犬猫などの小動物に強い興味と関心、愛着のある人は、こうした動物の守護霊に好かれ憑かれる場合もあります。人間の守護霊と違い、正しい心構えである限り、一生涯のお付き合いとなりそうです。
動物の守護霊を呼ぶには?
諸般の事情で犬猫が飼えない方、飼えなかった方で、生きもの大好き!!動物の守護霊が欲しい!!と願う好事家は、地域ネコのボランティアスタッフでもやれば良いでしょう。餌やり場に動物霊(ネコ以外にもいろいろ)も混ざって来ていることでしょうから、気のいい奴に気に入られて憑いてくれるようになるかもしれません。率先してネコの糞尿の後始末もやりましょう。さすれば、その地域を見守る土地神様も感心して、あなたの運命は劇的に変わるかもしれません。ただし、決められたルールに基づき、許可された餌やり場に限ります。むやみやたら野良猫に食べ物を与えるのはやめましょう。やはり、動物嫌いの人もおりますし、ルールを無視したものは周囲からの反感を招きます。結果として、カラスなどの悪い動物霊も寄って来て、優先的にそいつに取り憑かれます。
植物や虫の霊もいるのか?
結論から言うといません。生命を大分類すると人間、人間以外の動物、植物、魚類、虫などのその他もろもろの生物に分かれますが、基本的に霊的な存在になれるのは人間と人間以外の動物、そして、魚類だけです。だからと言って、植物を無下に取り扱ってはいけません。植物は人間や動物の魂の住処となっている場合があります。虫も同様で、人間や動物の魂の乗り物みたいな感じになります。時に神様が乗っている場合も⋯だから、虫もむやみやたらに〇すものではありません。人間に健康被害を及ぼす害虫以外は窓から逃がしてあげましょう。Gなどの害虫にも何らかの魂が乗っている場合がありますが、多くの場合、生前に行いの悪かった者の魂となります。害虫はやってしまっても問題はありません。しかし、できるだけ苦痛を与えず一瞬で済ませるようにしましょう。
海外由来の動物霊もいる?
ライオンや象、キリンなど、動物園でしかお目にかかれないようなものは、上述した通り、死後は丁重に埋葬されるため成仏します。海外由来の動物霊は皆無に等しいと言えるでしょう。反対に、来園者の多くに愛されて育ったものであるため、動物の守護霊として良い方向に転じやすいです。運が悪い人は動物園や水族館のイルカショーへ行くと良いかもです。ただし、トラや孔雀など吉祥動物のモデルとなっているものは別です。龍と同様、人間の欲望や醜い心から生み出されています。傲慢な人はトラ、見栄っ張りで虚勢を張るような人は孔雀の動物霊に取り憑かれた人です。結構、数は多いです。また、犬や猫などに関しては、海外原産種はすでに国内に相当数おりますので、むしろ、秋田県や土佐犬などの国産に由来する動物霊の方が圧倒的に少ないと言えます。
動物霊は動物にも憑くの?
ほとんどありません。これまで述べて来た通り、動物霊は人間の醜い心を栄養源としておりますので、動物霊の大半は人間に取り憑こうとします。しかし、例外がない訳でもありません。上述した一部にもある通り、コウモリなどは人間ではなく人間の集まる場所に憑きます。また、飼育していた犬猫が死んでから、すぐに新しい子を迎え入れないようにしましょう。まれなケースではありますが、死んだ子が嫉妬して新しい子に取り憑く場合もあります。犬と猫は競争意識も強いので、死んだ子と新しい子の組み合わせ、犬犬、犬猫、猫犬、猫猫、いずれのパターンも要注意です。複数匹飼育している場合も含め、新しい子は一年くらい経過してから迎え入れましょう。ハムスターや小鳥などの小動物の場合、別の種類であればすぐに迎え入れても問題ありません。
動物霊も冬眠するの?
もちろん、動物霊が冬眠することはありません。この世に人間の欲望と憎悪の感情が渦巻いている限り、季節を選ぶことはありません。しかし、元は動物だけにあり、その生態は如実に現れて来るものです。やはり、動物霊は夏場がもっとも活動的であり、動物霊に取り憑かれやすい時期になると言えます。人間側にも大きな問題が発生しやすい時期でもあります。特に夏休みの浮かれやすい状況から、心に大きな隙が生まれ、そこに付け入るよう動物霊に入り込まれます。解放感から無軌道にならないよう注意しましょう。実際、人の性格が突然ガラリと変わったり、生活に大きな変化が見られるようになるのは夏場を過ぎたあたりからです。夏休み明け後、そのような激変のあった人は要注意です。動物霊に取り憑かれている可能性が高いので警戒しましょう。