比喩表現系パニックホラー小説も考えてみる
シナジー効果と言うものをご存知だろうか?複数の会社やお店が協力することにより⋯単独でやるよりも大きな経済的効果を生み出すことができる。商店街で企画するお祭りが⋯その最たる例になると言えるだろう。どこのアンテナを運営していた誰とは言わないが、素直にオレと組んでいれば⋯今頃、あのサイトは大繁盛だったろう。お前もIPアドレスが見れていた訳だから、誹謗中傷魔が誰であるかすでに分かっていたはずだ。管理不作為によるブログ潰しと思われても致し方あるまい。あのさ、オカルト以前に何か大切ことを忘れておらんか?過去に何があったのか知らんけど⋯猜疑心の塊、人間嫌いにタルパなんか作れる訳ないだろ。あと、チベット密教で修行した経験あるんか?自分自身でも実践できることを正直に語り続けていた方が良い人生を歩めるぞ。
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ヲティスタン共和国の西隣に栄華を誇った国があった。
その国の名はアナテスタン⋯⋯
かつて、アナテスタン共和国は世界の富が集まる国だった。しかし、近年は海外資本の撤退が顕著となり、衰退の一途を辿っていた。首都は廃墟と化したビルが立ち並び、多くのスラム街も形成する有り様に変わり果てていた。同国の通貨は紙くず同然となり、国債利回りも2525%に達していた。
どうしてこうなった?
原因はいろいろある。それをこの場で一つづつ丁寧に説明するのは面倒だ。いや、そんなものはどうでもいい。
ただ⋯⋯
同国の首相であったボルテクス・ポックノーレが天才過ぎただけだった。彼の考えに及ぶものが誰一人おらず、常に孤高の決断を強いられてきたようだ。理解の足らない臣下達が、まるで彼の足を引っ張るかのよう⋯⋯誤った施策を次々と実行した結果に過ぎない。
彼は笑みを一切浮かべないクールな表情をしていたことから⋯⋯いや、何をされても怒りもしなかったので「アナテスタンの茄子」と揶揄された。
ちなみに、唯一成功させたプロジェクトが、砂漠地帯での茄子栽培であることに由来する。これ以外にも「おたんこ茄子」「ボケナス」「タコナス」とも呼ばれ弄られていたようだ。
本当に何を考えているのか分からない男だった。
ある日、地球物理学の世界的権威である、ゴットハルト・ヴィッテンダー博士を科学顧問に起用し、同国の起死回生と称しトンデモないことを企む。それに同国出身の名門貴族であったデビルズ・ミッチェル卿が強い警告を促す。
そして、18年後⋯⋯
彼の企みは悪夢となりアナテスタンの地で具現化する。まぁ、この話は⋯現在準備中の小説サイトの方で詳しくやって行こう。
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次回、ウィキスタン共和国について語る。