水晶占いと夢小説で人工精霊タルパを作って遊ぼう

おはこんばんちは、お笑いとギャグを愛する夢占い師、アレクサンドル・ワタシノフスキーです。もちろん、ロシア人ではありません。生粋の日本人です。以前、わたしてつやの名でオカルトブログ、人工精霊の作り方「運の光」を運営していた者です。途中からタルパ界隈を玩具にして遊び始めましたけど⋯相手が悪かったな。とりま、大聖堂の大勝利で終わりましたね。関係者の皆さま、お疲れ様でした。笑い過ぎて死にそうになったわ。では、本題に入ろう。これまでの反省を踏まえた総決算的なタルパの作り方について解説して行きたい。私のオカルトライフワークにおいて最終決定版となるものだ。水晶占いのスクライング(幻視技法)を応用した、大人なタルパの作り方を新しく提唱したい。タルパの世界からメンヘラを駆逐して、紳士と淑女の集う楽しい場所に変えたい。
オカルトと病理をきちんと分けて考えることのできる人は、タルパを作っても問題ありません。現代はストレス社会です。心の病を持っている人を一律に批判するつもりはありません。問題なのは混同している自覚のない人。
人工精霊タルパとは何か?
人工精霊とは西洋魔術に由来する降霊術の一種で、使い魔のような存在となります。何処から何らかの霊体を召喚するのではなく、イメージをそのまま霊体に変える技となります。生霊の発生原理を応用したもので、自分で思ったり考えたものを霊視、霊視できたものとの交信を試みます。つまり、自分好みの容姿と性格をした霊体を自由自在に作り出そうと言う⋯ちょっと、にわかに信じがたい話となります。タルパはチベット密教の秘奥義として知られ、人工精霊と似たようなものになります。今日では知名度はタルパの方が上となっておりますが、本場タルパの作り方はチベット密教の修行僧でないと知り得ません。ネット上で語られているタルパは、魔術や占術を参考に理論構築された人工精霊です。心理学の観点からは、後天的に発生させるイマジナリーフレンドだと言えます。
水晶占いによる人工精霊タルパの作り方
従来はタルパの原形イメージを現実空間に重ね合わせ、一人二役と呼ばれる自動化の訓練で対話を試みますが⋯現実空間を背景にした視覚化は行いません。また、一人二役と呼ばれる自動化の訓練も行いません。すべて水晶球を通じた訓練で作り出します。水晶球を見つめると水晶表面の鏡面反射により、自分自身の姿が映し出されていると思います。鏡ほど鮮明に映りませんが、人影のようなものが薄っすらと見えるはずです。通常、占断の邪魔となるため、部屋を薄暗くして映り込まないようにしますが⋯これをタルパに見立てる形で訓練を行います。タルパの原形イメージと被らせるように見つめ続けていると、自分の影が徐々にタルパの姿へ変わって行き、まるで生きているかのように動いて見え始めます。対話のようなものもすぐにできるようになります。
視覚化は霊視、自動化はタルパの自我形成です。一人二役とはタルパ側の意思を自分で考えながら、手動的に交信している状態と言います。これを徐々に無意識化して行くことで、一人二役の状態を脱して、本物の人間と変わらなくなっていきます。
精神的な悪影響や危険性について
このサイトで提唱しているタルパは、精神衛生上におけるリスクを極力排除する方針で安全性を高めております。現実空間を背景にした視覚化を行わない理由は、うつ病や統合失調症との違いを明確化するためです。さらに、一人二役による自動化の訓練を行わず、タルパとの相対感や距離感を安定的に保つことで、内在性解離や双極性障害などの気分障害、妄想性障害との区別化も図ります。一人二役の大きな問題点は常態化による乱用です。心の隙間を埋めるような一体感による過信を招きやすく、タルパと無関係な憑依や解離性同一性障害を自称する者が続出しました。精神を鍛え自我を強めることで、タルパもこれに反応するよう独立性を高めて行きます。こっくりさんと同じ感覚で楽しめますが、外部から霊体を呼び寄せるものではないのでオカルト的にも安心です。
用意するもの
水晶占いと称してはおりますが⋯本物の水晶球を買う必要はありません。普通のガラス球でも構いません。水晶占い自体、光沢のある表面をした物さえあればできます。ホムセンで買ってきた黒いプラスチックの板で実践されている方もいます。ただ、タルパを作るために使うものは球体もしくは凸面をしたものが良いかもしれません。その理由は⋯路上に設置されたカーブミラーが凸面鏡である理由と同じです。自分の姿を広く映し出してくれます。平面状だと顔の一部分しか映りません。タルパの原形イメージが被せやすく動きを感じやすいのは球体か凸面です。あと、水晶球やガラス球は光が透過しますから、自分の姿が映っていても背景に打ち消されてしまいます。色は好きなもので構いませんから、タロット占い用のクロスでも買って、それを下に敷くなりそれで持つなりしましょう。
やめたい時はやめよう
水晶占いによる具体的な方法は⋯追々、詳しく説明して行きます。まず、新しく提唱するやり法で目指したいもの、意図や思惑のようなものについて述べさせて頂きます。何よりも精神衛生面における安全性の確保を第一とします。いつでも好きな時に中断できるようにします。従来のものは中断できず、安全性がまったく考慮されておりません。タルパは完成したら二度と後戻りできないと言う原理原則論に縛られ過ぎです。それでいて、事前に注意を促しても軽視されているのが実情です。タルパ界隈の一部住人がカルト化していることも相まって、タルパをやめることをタブーとする理不尽な雰囲気もあります。不安や恐怖を感じたら、すぐに中断、安全にやめることができるような方法を整備すべきです。これは進捗の度合いに関わらず、どの段階からでもできるようにすべきです。
従来の視覚化に代わるもの
現実空間を背景にせず⋯まず、水晶球などのアイテムの中に映し出します。何かをイメージして「無」の空間からそれを具象化するのは至難の業です。錯視現象を促すものを利用した方が効率的です。占いの世界では⋯水晶占いに限らず、タロット占いのパスワーキングやタットワの技法に見るような方法で、心象世界の中でイメージを作り出すことができます。少し周りくどい説明になりますが⋯現実空間を背景にしたイメージの重ね合わせではなく、現実空間での錯視現象をトリガーに心象世界でイメージを具象化します。ここで言う心象世界とは空想の世界になります。つまり、現実空間での錯視現象をトリガーに心象世界の中に入り込み、具象化したイメージと交流⋯とも言い換えることができます。これをダイブ(深層意識に潜る行為)、白昼夢の明晰化とも言います。
ダイブは段階的なものとなります。水晶球を見つめた状態で⋯空想の世界にいるタルパと交信する浅いレベルから、自分が空想の世界の中へ入って行きタルパと直接対面する強いレベルまであります。その中間的な状態もあります。
自動化は創作的手法により実現する
英語学習の秘訣は⋯頭の中でいちいち日本語に変換しない、英語は英語で勉強するです。英英辞典も買った方がいい。これはある意味で英語の無意識化と言えます。同様にタルパの自動化訓練も頭の中でいちいち変換を試みないことです。一人二役は自動化の訓練法として定着しておりますが⋯これはタルパの反応を無理に「無」から変換しようとする行為に思えなくもありません。すでにあるタルパの言葉でタルパの言葉を導き出すやり方が良いといえるでしょう。具体的には空想遊びです。水晶球でスクライングしてタルパを視覚化、ダイブした際⋯自動化されているものと想定したタルパとの仮定として交流を空想します。事前に作成したシナリオに基づくシチュエーションを繰り返していれば、最小量の思考で再現できるようになります。これが創作的手法による自動化になります。
夢小説でタルパを自動化
上述したシナオリとは⋯言わば、タルパ作りを目的とした夢小説になると言えるでしょう。毎回同じシナリオばかりでは飽きてしまうので、何本か作っておくと良いでしょう。従来の訓練のやり方で悩んでいるくらいなら、遊ぶような感覚で楽しみながらやり続けた方が有意義だと思います。自動化の進捗率はこだわる必要はありません。白昼夢を見ているように⋯物語がどんどん膨らんで行くようになれば、自動化が自然と進んでいる証拠だと言えます。設定された世界観の中でタルパと交流を深めることができるようになります。そこは自分だけの閉じられた異世界(ダイブ界)になります。上級者になれば視覚化のみならず、触覚や嗅覚、味覚まで得られるようになります。タルパと会話したりハグしたりアレまでできるようになりますよ。現実世界と変わらぬリアルな体験ができます。
どんなシナリオで楽しむの?
スリルと興奮を覚える内容が良いでしょう。タルパとの空想冒険活劇です。一緒にモンスターと戦いながら宝物でも探したり、異世界の真理を探究する物語が一番です。似非ファイナルファンタジーや妄想ドラクエの世界をお楽しみください。青春時代が残念だったと言う人は⋯理想の学園ファンタジーをお楽しみください。タルパとの恋愛シミュレーションをお楽しみください。〇ランス書院に見るような大人な世界も良いですね。タルパとアレもガチできますから。好きなアニメ作品の世界観とストーリーをそのまま用いても問題ありません。オカルト界隈の一部から創作と一緒にするなとお叱りを受けそうになりますが⋯怪談や都市伝説も創作です。幽霊に足がないと言うイメージは、江戸時代の絵師、丸山応挙の幽霊画により、多くの人々の意識の中に根付いた創作イメージです。
引き寄せの法則も発動させて願望成就
健全な空想を楽しむことで⋯好奇心と創造力を高め、現実の日常生活は心豊かなものへ変わって行くことでしょう。運が良くなります。引き寄せの法則が発動されます。シナリオを作成する際、あなた自身が日頃から抱いている願望を織り込むと良いでしょう。まぁ⋯描いた通りの出来事が起きるかどうかわかりませんが、何かうれしくなるような出来事には恵まれるはずです。以上、概要のようなものだけ軽く説明しました。次回から水晶球によるスクライングから自動化、シナリオ作成まで詳しく解説して行きます。尚、タルパやイマジナリーフレンドを精神疾患と混同されている方の閲覧は固くお断りします。タルパは心象世界での出来事⋯すべて空想に過ぎません。自分の中での既成概念(病理的な現象)をタルパと考え、それを他人に押し付けるのはやめましょう。