そう言うのを一般的に「なりきり」と言います

投稿日 2024.12.07 更新日 2024.12.08
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タルパを作り出すためには⋯瞑想や何がしかの方法⋯まぁ、今日においては、西洋系の魔術や占術などを用いて、変性意識状態になった上で訓練を行う必要があります。実態は降霊術の派生技であり、人工精霊みたいなものです。なのに⋯変性意識不要論を唱えているような出鱈目な者から、知り得るはずのないチベット密教の知識で知った被る者まで⋯タルパ界隈は詐欺師だらけである。本物はごく少数に過ぎない。依然として人格や憑依、ナントカ次第とやらについて具体的に説明できる者が一人もいない。形だけ真似ていたり、作り話をしているだけの似非なのは明らかだろう。そう言うのを一般的に「なりきり」と言います。これ以外に適切な表現方法があったら教えて欲しい。もう、ここら辺で真実や真理に目覚める必要があると言えるだろう。

変性意識不要論の致命的な矛盾

タルパ界隈の関連するSNS、ブログ、ウィキなどを見て来た限り⋯魔術師や占い師など、一部のオカルト知見者を除き、誰一人として瞑想を語っていた者はいなかったし、変性意識について言及していた者もいなかった。それを憂い、当方でタルパ作りにおいて本来は必要なものと説き始めたところ⋯変性意識不要論の登場である。もちろん、当方の見解に対する技術論的な反証、抗弁としての不要論なら話は理解できる。そう言う思想もあるのだと尊重できる。しかし、そうであるなら⋯例えば、瞑想までやる必要はないと断言した上で、タルパの作り方や訓練方法を解説したサイトがいくつもあって良かったはずだ。明らかな知識不足と誤認、変性意識と言う言葉すら知らなかった様子なのに、あたかも知っていた風に不要とうそぶく態度には強い疑問と違和感を拭うことができない。

憑依と自称DIDの総括

一人二役の訓練法に対する認識の誤り以外に原因はないと言えるだろう。脳内音読の簡略化、あるいは、発声による無自覚な「なりきり行為」であると断言できる。自動化されていない訳だからタルパやイマジナリーフレンドと信じている存在との対面、対話は不可能⋯すべてはそう言う訳だ。憑依や自動筆記なんて⋯魔術師や占い師、催眠術師の中でも限られて来る高等な技だ。素人にできる訳がない。この期に及んでDIDを自称してタルパ界隈やイマジナリーフレンド界隈にのこのこ現れる者は遅れている。小中学生なら理解できるが⋯いい歳した大人が中二病を炸裂させて、本当に頭がおかしいと思うし大変恥ずかしいと思う。DIDを自称して許されるのは中学生くらいまでだろう。本当にDIDなどの精神疾患で苦労されている方の気持ちを少しでも考えたことがあるのか?

病理との関係性について

述べ五年以上にもわたり情報分析を進めて来た。タルパと精神疾患の関係性について様々な憶測、見解、考察も述べた来たが⋯最終的な結論は、精神疾患でもタルパ作りに挑戦して構わないである。精神疾患に対しては厳しい姿勢で臨んで来たが、すべてのケースを否定するつもりもない。症状によっては実践した方が良い場合もあるし、今は一概に禁止するのも逆効果だと再考している。ただし、医師に箱庭療法などのような深層意識に触れる意図的行為の実践可否を問い、その許可がもらえた上での話、前提条件となる。タルパもダイブも⋯深層意識を耕そうとする点から、箱庭療法と同等の行為になりますからね。故にダイブ推進論者に転向した。現実空間を背景にした視覚化は無理にやらなくても構わないと考える。ダイブ状態の方が完全に近い五感も得られやすいし推奨する。

本来あるべきタルパ実践像のまとめ

本来あるべきタルパ実践像は⋯まず、訓練は必ず変性意識状態で行い(でないと深層意識にアクセスできない)、設定条件を深層意識にしっかり刻み込み、通常意識状態でそれを無意識に感じられるようにする点にあると言える。次に、自動化と言うものは、一人二役から二人二役の状態へ分離させて行くものであり、交代や同化ではなくタルパと顔を向き合った対話の実現にある。タルパ独自の声をしっかり認識するため、脳内音読が必須となる(タルパになりきった発声は自分の声でタルパの声にはならない)。タルパの声の脳内音読を無意識化するのが自動化とも言える。変性意識になったり深層意識に触れることで、精神が不安定な状態になるようであれば、タルパ作りに不適切な体質と言えるし、そう言った者が自己正当化するために、憑依のような真似事を始めるのだと言えよう。