タルパの自動化訓練の客観的な定量化と向き合い方について

投稿日 2024.05.27 更新日 2024.05.27
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タルパの自動化訓練は、まずは実践者本人が変性意識状態となり、設定条件に基づく情報を深層意識に刻み込む作業となる。無意識は深層意識で働くものだから、そうしないと意味がない。通常意識状態で訓練を行っても、顕在意識での一時的な思考作業となるので、うんなものすぐに忘れる。英単語や年号の暗記学習とは訳が違う。暗記学習は自分が意識して使うために覚えるものだから効果はあるが⋯思念体は所持者から完全分離された存在となる。思念体に関する設定条件は、深層意識の⋯あたかも自分の意識外、自我とは別なところにあるような感じにしっかり定着させる必要がある。思念体に関する情報を暗記して覚えようとするものではない。それじゃただの機械プログラムな気がする。それにしても、この自動化⋯本当に未知で未解明な部分が多い。

自動化の本質を良く理解しょう

微オートから完オートまでいろいろな段階があるが⋯ぶっちゃけ、100%完全な状態はあり得ないと思う。どんな上級者も90%程度ではないかと思います。やはり、人間ですからその日の体調や気分によって微妙に変動していると思います。また、ライフスタイルや生活環境の変化に伴い、大きく上下することだってあり得るでしょう。まず、自動化はそういうものだと割り切り、少しくらい低下したり調子が悪くなっても凹まないようお願いします。さらに、自動化はそうした外的要因に影響を受けやすいので、一度、完オートに至ったからと言って慢心してはいけません。調子が悪いと感じたら再訓練です。定期的にそのようなメンテナンスを行いましょう。でないと、タルパはどんどん無口になって、存在感も希薄になって行くかもしれません(簡単に消えないとは思うが)。

自動化の進捗達成度を数値化する方法

かんたんです。タルパに対して適当な質問をして、返って来た答えが作為的か無作為的か判別すれば良いだけです。例えば、適当に五つ質問して、無作為的に感じられた答えが一つであれば、自動化の進捗率は20%程度と判断できます。少しでも自分の思考が働いていたようであれば作為的なものとなり、自動的なものとは言えなくなります。ただ、それ自体に悲しんでもいけません。重要な点になるので何度も強調しておきますが⋯そう思った、そう考えたこと自体⋯心象は本物です。自分の作ったタルパなら、きっと、このように答えるだろう⋯そのように想起してものだと思います。だから、残りの四つの質問に対する答えが作為的に感じられても⋯まだ、自動化の進捗率が20%なんだ、微オートレベルなのかな?と嘆く必要はぜんぜんないと思います。

自動化の進捗を妨げる要素は誰の心の中にもある

もちろん、想定外の答えに戸惑うことだってあるでしょう。現実では思い通りに行かないことでいっぱいです。実は思念体も⋯そうなんだよ。設計デザインした通り、100%完璧な自動化なんて絶対にあり得ない。深層意識はあなたの人生観が地層のように積み重なった世界です。そこに良い思い出もあれば嫌な記憶もあるでしょう。既存の無意識からまったく影響を受けずに自動化の訓練を進めるのも難しいです。だからこそ、心を「空」にできる瞑想の技を極める必要性も唱え、以前は人工精霊の作り方でそれを強く推奨しておりました。まぁ、現在はあらかじめ隔離した、閉じられた世界(ダイブ界)を作った上で、その中で思念体を作り出しましょうね!と言う方向性、スタンスに変えたので、今もタルパをやり続けている人に向けたメッセージ、個人的な戯言となります。

自動化の進捗率は気にしない方が良い

もういっそのこと⋯自動化の進捗率なんかまったく気にせず、楽しみながらタルパを育成するスタンスに徹した方が良いかもしれません。タルパの型の区分けを曖昧化して、型を巡る不毛な争いをなくしたかったように⋯自動化の進捗度合を巡る不毛な競争心も無意味なものに変えて行きたい。主観、心象第一主義で良いと思う。ただ、誤解がないように釘を刺しておくが⋯自動化の進捗率は気にするなとは言ったが、自動化の進捗率自体は必要なものとなる。タルパの不調はだいたい自動化の部分で真っ先に現れる。再訓練、メンテナンスのタイミングを逃さないためにも、進捗率自体は常に意識していた方が良いかもしれない。大きく変動したら要注意だ。まぁ、そんな感じで常日頃からタルパの健康に気をつかいましょう。尚、ここ言う健康は比喩表現である。誤解なきよう願いたい。