二次元コンプレックスのフィクトな恋を楽しむ
日本はアニメ大国であるため、二次元の人物に憧れを抱く人は少なくないと思う。個人的には銀英伝のアンスバッハ准将のように、限られた条件、どんなに不利な状況の中でも、強い意思で目的や任務を果そうとする人物に共感を覚える。恋愛的な側面から言えば⋯アニメのキャラクターにそのような感情を抱いたことはないのだが、フリーレンで言えばフランメが好みだな。ああいう知的クールな落ち着いた感じのする大人の女性が好きだ。だが、女児型タルパを三体所持していると言う理由だけで、ロリコンと散々罵倒され続けた。邂逅的に創造したもので、養子的な立ち位置、親子属性なのだが⋯娘を持つ世の父親はロリコンか?最後のC子は睡眠時覚醒により、自動化と視覚化が一発に近い状態で実現した。触覚化も睡眠を利用すると捗る⋯この話は次回詳しく話す。
現実という三次元立体空間でどう楽しむのか?
本題に入りたい。我々は三次元立体空間で生きている訳だが、その中でどのようにして二次元の彼女(または彼)と交流して行くのかが気になるところだと思う。一般的なFセクの場合、自分も二次元的な存在となり、作品の世界観に没入して楽しむものになるんじゃないかと思う。現実空間で初音ミクと結婚した男性は極端な事例で、多くはそのような秘密めいた精神的な行為、空想遊びになると思う。そもそも、アニメの人物構図と現実空間はマッチしない。最近は昔のものと違いコスプレも高度化しており、まるで本当に作品の世界から飛び出て来たと思わせるものもあるが⋯それを参考とするには情報量が少な過ぎ、物足りなさを覚えると思う。また、モデルの女性は現実の人間だ。オカルト的には生霊飛ばしになるし、そうでなくても倫理的に抵抗を覚える人は少なくないだろう。
ダイブ(白昼明晰夢)と相性が良い二次元コンプレックス
余談であるが⋯実在する人物と瓜二つのタルパを作るのは絶対にやめた方がいいだろう。オカルト的に生霊飛ばしになるからとかではなく、あなたの人間として価値が下がる⋯絶対にやめた方がいい。憧れのアイドルも当然だ。二次元コンプレックスと違い、ドルヲタはいつかは必ず卒業せねばならない時もやって来るだろう。一体、それはどういうことなのか?ここで具体的には説明しない。あとは各自で考えて欲しい。少し考えればすぐにわかること。しかし、まったくの架空のキャラクターであれば問題ない。二次元コンプレックスのフィクトな恋は、ダイブによるタルパとの交際に最適化できる理想の実践形態、類似の構図になると言える。大好きな作品の世界観をそのままダイブ界の設定にしてしまえば、後はタルパとの邂逅や錬成は、その思い入れが強いだけあり楽勝だろう。
避けがたい版権タルパの是非
ダイブ体も二次元ならダイブ界で違和感なく二次元の彼女(または彼氏)との交流が楽しめるだろう。しかし、人は至福の境地に至るとそれを他人に知ってもらいたい心理になるのも⋯また、人間の性(さが)だと言える。具体的な動機はいろいろあるだろう。二次元コンプレックスのフィクトな恋の素晴らしさを世に知らしめるべく行動を起こす者⋯別に悪意がある訳ではないが単に自慢したいだけの者⋯いずれにしても、自分らしさを追求したい意欲は、時にその思いが外部へ向かうことはままある。タルパ界隈ではアニメや漫画の登場人物をモデルにしたタルパを「版権タルパ」と呼んでいるが⋯そうなると、特定作品のキャラクターを恋愛対象として独占的に楽しむ行為を公開して良いのか?そう躊躇われる。これはFセク/Fロマ界隈と同じ問題、共通的な課題になるとも思う。
二次創作界隈と同じ感覚で楽しめば良い
結論からまったく問題ないである。著作権の観点からも気にされると思うが、制作元に対する業務妨害であったり、作者を誹謗中傷するもの、営利目的のものなどでない限り、米国のあの制作会社を除けば二次創作的な行為すべて黙認されている。いや、米国のあの制作会社の絵タッチで描かれた人物に萌える人いるのか?需要なさそう。また、思念体の二重性、ダイブ界パラレルワールド説からも、各自の内心に取り込まれて完全に個別化される。人気の女性キャラクターのヘリコプター着地点マークなイラストに対して「俺の女に手を出すな」とヤーさんのような口調で因縁をつける人なんていないし、そんな話は聞いたこともない。むしろ、もっと描け!と喜ばれる感じ。そうして互いの健闘を称え、励まし合い、各自別々でFセク道を切磋琢磨。だから、気にせず堂々とやれ。