タルパ界隈的に容認される正しい憑依のやり方

投稿日 2024.01.25 更新日 2024.01.25
Pixabay

まず、誤解を生まないために書き添えておくが⋯私は憑依を否定しておりません。憑依と称した似非を批評しているのであって、会話形式によるタルパが唯一絶対とは言いません。また、西洋魔術やイタコなど、前提条件のあるものは別です。ただ、オカルト寄りの考え方を全面に押し出し過ぎると、信じる信じないと言った問題にも帰結するので、心理学的な側面からアプローチした方法を開拓する必要があると言えるでしょう。以前に提案した⋯タルパ界隈的に容認される憑依のやり方についての話です。結論から先に述べると、変性意識状態となり、タルパの自我(自動化の源泉)と自分自身の自我を交換すれば、かんたんに済む話となります。あと、別に目を瞑る必要はありません。理由は後述しますが、むしろ、目は開けた状態の方が望ましいです。

変性意識状態でやるのは必須の前提条件

まず、無心となり軽めの変性意識状態になります。ガチの瞑想を行い、深くなる必要はありません。あまり深くなり過ぎると、キーボードやタッチパネルの操作が難しくなります。いや、操作するのは無理でしょうね。だいたいの目安として、視界が少し狭くなったりボヤける程度、あるいは、白いモヤのようなものがほんの少し見えるだけで良いです。目を瞑ってしまうとこれらの前兆現象が確認できません。だから、目はちゃんと開けてやりましょうね。あと⋯また、こう言うと、全力で目に力を入れて、大きく開けようとする愛すべきアホが出て来るのも⋯タルパ界隈です。力を入れず普通に開けていましょう。そのままの状態で何も考えずにいれば、だいたい一分程度で心が落ちついて来て、頭の中もじんわりして、温かみのようなものも感じて来るようになると思います。

一人二役のなりきりによる自動化訓練を応用する

次に、一人二役のなりきりによる自動化訓練を思い出してください。ちょっと最初は難しく感じるかもしれませんが、対話の同期、発言のタイミングを逆転させます。通常は自分は自分、タルパはタルパの発言を交互に繰り返して行きますが⋯この場合、自分がタルパ、タルパが自分の発言になるようズラします。憑依と言ってもタルパがあなたの体の中に入って来ることはありません。タルパがあなたの発言をすると言っても、あなたがタルパに憑依する訳でもありません。あなた自身の意識や記憶を保つために、あなたの自我をタルパに委ねて、一時的に預かってもらう状態となります。そして、あなた自身がタルパの発言をすることとなります。この時点までは、あなた自身はタルパの声で脳内発音します。逆にタルパの声はあなたの声で脳内発音させます。

コツはメタ認知能力と脳内発音の制御

最初はそんな感じで、一人二役のなりきりによる自動化訓練を思い出し、タルパと自分の対話を逆転させます。メタ認知能力が低い人はちょっと難しいかもしれません。自分の自我をタルパに委ねる⋯すなわち、自分の自我を外側に出す感覚になるので、これを難しく感じる人は、別途、メタ認知能力をアップさせる訓練が必要になると思います。そんな感じでしばらく一人二役の逆転会話を続け、良い感じに自分がタルパとして振る舞うことができるようになったら、タルパ専用のX垢を動かすと良いでしょう。ただし、これ以降、ネット上で自分がタルパの発言をする際は、脳内音読をOFFにします。潜在意識領域で働く自分自身の思考を極力抑え、完璧にタルパとして振る舞えるようにする意図があります。可能な限りタルパに自分が操られているような状態に近づけます。

持続時間と再現頻度について

ただし、持続時間はそれほど長くないと思います。キーボードやタッチパネルの操作は、脳に刺激を与える行為となるため、徐々に変性意識状態が薄れてきます。せいぜい、数分程度と思われます。また、一日のうちそう何度もできる行為とは思えません。一日数回が限度と思われます。まぁ、訓練次第で持続時間も頻度も増やせるようにはなると思いますが⋯やはり、そう極端なものにするのは無理でしょう。また、当然でありますが、これができるのは、一人になれる落ち着いた環境、時間帯に限られます。自分の部屋以外では不可能です。電車やバスの中、学校や会社の昼休み時間に憑依と称してやっている者は似非です。そんな環境でどうやって変性意識になれるのか疑問。なれると言う人がいるなら、名乗り出て来て欲しいわ。てか、危険だろ。ホームから転落する可能性がある。