創造型の問題点について

投稿日 2023.08.12 更新日 2023.08.12
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当サイトは、ダイブ(白昼明晰夢)の技を利用することにより、後天的にイマジナリーフレンドを発生させる方法について解説しております。既存の人工精霊・タルパはあまりにも問題点が多く、本物と偽物の見分けも付きづらいので、メンヘラや人格異常者に良質で深い変性意識が体感できない点に着目して、新しい方式の思念体を提唱させて頂いている次第です。ただし、まったく新しいゼロベースの理論でもありません。邂逅型と呼ばれる型式、実践方法を体系化させたものになります。私自身もかつては創造型至上主義者と言っても過言でないくらい、邂逅型や発生型に対して根強い反発心を持っておりました。しかし、メンヘラや人格異常者は創造型に偏在しており、良質で深い変性意識が体得できない点の発見が、これまでの考えを改めるきっかけとなりました。

実は問題の多い創造型

創造型の最大の問題点は、変性意識に頼らなくても、実現の可能性がある点だと言えます。創造型も基本的には(瞑想などによる)変性意識状態となり、自動化や視覚化の訓練を行う必要がありますが⋯ある程度時間をかけて、同じイメージを繰り返すことで、次第にそれっぽくなっては行きます。微オートとか言っている者はそのタイプに属すると思います。先に瞑想さえ極めておけば、完全な自動化は意外なほど早く達成できます。まさに、急がば回れだと思うんですが⋯もちろん、変性意識を活用していない人を否定するつもりはありません。ただ、なりきりや自称が混雑して来やすい環境、雰囲気は良くないな⋯そう思っております。一方で、邂逅型は創造型の本質を踏襲しており、求人型/求人票型の思想と組み合わせれば、創造型以上の創造型との邂逅が叶うと考えます。

悪い意味で多様性が容認されている創造型

思念体は主観に基づく精神的な産物です。だから、作り方は人それぞれであって良い⋯現在はそのような風潮になっております。この考え方自体は否定しません。むしろ、賛成です。しかし、思念体の本質や原理原則論的なものから大きく逸脱したものまで容認するのは反対です。ガイドラインの未整備も相まって、これがなりきりや自称を増やしている原因と化しております。思念体の本質、本来あるべきスタイルへ戻るべきでしょう。そのために、当サイトでは前提条件を声高に主張させて頂いております。なりきりや自称は⋯どうせ、すぐに飽きてこの世界から姿を消します。つまり、ガイドラインと前提条件を明示した手法へ改訂、情報の再整備をすることで、新規参入のなりきりや自称の交雑を抑止、この世界から自然淘汰させることが可能になるものと考えます。

思念体の本質が歪められがちな現状における創造型

具体的には⋯これは以前にも触れた話題になりますが、思念体に寿命を設定すると言った、本来的にあり得ないものです。創造型だからと言って何でもかんでも自由に創造して良いと言う訳でもありません。思念体の本質や原理原則論から逸脱したものは認めるべきはありません。そんなものを一度でも認めたら、なりきり界隈や二次創作界隈との交雑がさらに深刻化します。もちろん、この問題はこの世界の住人、全員で意識共有すべき問題だと言えます。特定個人に責めを負わせるのは流石に酷だと思います。最大の原因は、正しい情報がきちんと整備されていない状態だと言えます。そのためにも、この世界の入口とも言うべき各wikiサイトの運営者には、もっと、啓蒙的な活動を促すような方向性で頑張ってもらいたいものです。情報がまだまだ足らない気がします。

創造型は説明責任を前提条件とすべき

不可視の存在を作りました!!そう言うのは簡単です。最低限、創造型は「作りました」から「どのように作ったか」へスタンスを変えるべきです。具体的にどんな手法を用いて、どのような過程を経て作ったのか?実際、自分の身に起きた現象なのですから、本物であればきちんと説明できるはずです。もちろん、完璧な自動化、視覚化までは求めません。重要なのは【前提条件】です。なりきり界隈や二次創作界隈から紛れ込んでいる者にはできない話になりますね。創造型はこの世界の主勢力であり、主要関係者のほとんどが創造型支持者であるため、逆に無理な改善策でもないと思います。この世界の「作った」は本当に便利過ぎる言葉です。自らを天才と称し、創造型を無駄な努力と貶している発生型支持者も⋯そんな自称連中に踊らされている可能性を危惧すべきだろう。