ダイブ体を作ろう！！空想世界の中の自分自身

ダイブ界の出入りの仕方、ダイブ界からの緊急脱出法について述べて来ました。いよいよ、ダイブ界の整備です。あなた好みの心の王国を作って楽しんで行きましょう。しかし、その前にまだやるべきことが一つだけ残されています。ダイブ体と呼ばれるダイブ界の中におけるあなた自身の姿になります。具体的にはアバターのようなものになります。本稿ではその作り方について解説したいと思います。ダイブ界は作った本人であるあなた自身が主人公となる世界です。ダイブ界で活躍するにはダイブ体が必要となります。別に現実の自分自身でも構いませんが、現実と少しだけ異なるものにすることをお勧めします。5年後くらいに成長した理想の自分自身をイメージしたものにすると良いでしょう。いつか、その姿をしたダイブ体が現実世界での自分自身となります。

ダイブ体を作るコツ

10年後だと遠過ぎて逆に現実感を喪失する恐れがあります。2～3年以内だと短過ぎて何かもの足りません。5年後くらいがちょうど良いでしょう。多くの企業の人事部でも5年と言う期間を目安に、社員に対して5年後はどうしたい？5年後は何をしている？と言った課題を研修等で与え、レポートを書かせることで、目的意識や成長意欲を高めるように仕向けます。まぁ、若い人⋯特に学生さんの場合だと5年でも長過ぎるかもしれません。どうしても違和感がぬぐい切れない場合は3～4年にすると良いでしょう。そんな感じで将来の自分自身の姿をイメージします。それをダイブ体にしましょう。もちろん、続けているうちに現実の自分がダイブ体に追いついて来ます。少しづつ伸ばして行くと良いでしょう。ダイブ界はゴールのない永遠の物語の世界なのです。

ダイブ体の設計デザイン・容姿

次に設計デザインについて語りたいと思います。自分自身の姿と言っても、まるでドッペルゲンガーのような生き写しにする必要もありません。姿と言っても挙動や言動を指しており、あくまでも精神的な自分自身を重視しております。なので、ダイブ界での外見は別人でも一向に構いません。極端な話、ネコでもクマでも好きな動物の姿になっても構いません。ただし、あまりにも現実からかけ離れ過ぎた理想的な容姿にしてしまうと、現実逃避となり自分が惨めになるだけだと思います。そのような現実と理想の乖離、落差は⋯長年、深層心理に隠されていたコンプレックスやトラウマと言った負の感情にすり替わる恐れがあります。やめておくのが良いでしょう。現実生活でも役に立つ自己啓発的な方向性を心がけましょう。理想の自分自身に少し嫉妬するくらいのものが適度です。

ダイブ体を作る本当の目的

自分らしさの追求も兼ねています。ダイブ界は現実世界とは違いますから、ダイブ界では本音と建前を使い分けて生きる必要はありません。心のリミッターを解放することで、自分の中に眠っていた才能も開花するかもしれません。まぁ、何よりもストレスが解消できます。それが自信につながり自己肯定感も高まり、結果として現実生活での運は良くなり、何をするにしても上手く行くようになります。自己啓発だとか自己肯定感と言うと、何か怪しげなセミナーをイメージさせますが、本来、生きる上で必要かつ大切な資質です。現実世界の頭おかしいセミナーや妙ちゅくりんな新興宗教がそのイメージを歪ませているだけです。自分らしさの追求ですから、性同一に悩んでいる方は自分の望む性別に設定すると良いでしょう。治したい性格もダイブ体を作ることで改善が見込めます。

ダイブ界での立ち位置・職業的なものも決めよう

アバターに属性や設定値のようなものがあるように、自分自身のダイブ体を考える際は、同時にダイブ界における自分自身の立ち位置、職業的な何かも決めると良いでしょう。異世界転生モノに見るよう王様や貴族にしても構いません。しかし、ここでも現実生活に役立つ方向性でやると良いと思います。大きな仕事をする妄想をしていれば、現実でもいつかそれに⋯追いつくかどうかわかりませんが、それに向かって成長して行くと思います。ダイブ界で資産家や投資家として過ごせば、現実世界でも本当にそうなるかもしれません。実際、私はダイブ界で様々なビジネスモデルを考え、それを実験、シミュレーションする場所に活用しております。お陰で仕事運は上々です。ダイブ界では冗談宗教団体の教祖や投資家を演じております。同じ仕事のことを考えるならダイブ界でです。