夢のようで理想的な人工精霊・タルパの自動化訓練法

投稿日 2023.07.08 更新日 2023.07.08
Pixabay

人工精霊・タルパの真髄は自動化(オート化)にあります。思念体は願望成就が目的なのですから、存在とのコミュニケーションの質が重要で、相互理解を経て、運命を良い方向へ昇華させて行くべきです。視覚化は無理にやる必要はありません。意識できていれば十分です。当方ではそれを「意識化」とも呼んでおりますが、思念体の姿形のイメージを想起しながら、自動化に至れば十分です。これを分かりやすい例で説明すると⋯神社でお祈りをする際、神様の姿、あるいは、関連するビジュアルを瞬間的に思い浮かべながらやる人は意外と多いと思います。まぁ、こう言ったものは人によると思います。何も感じず思わず形式的にお祈りする人も多いでしょう。前者の場合、その人は思念体をやる基本的な素質を持ち合わせていると言えるでしょう。

基本的に意識できる存在と会話ができれば十分

想起したイメージと会話できちゃうようにするのが自動化(オート化)です。普通の宗教はそこまでやりませんが、まれに一部の熱心な信者が無自覚に会得してしまうようです。人間の信じる力は絶大だ。純粋な心を持った人ほどそうなりやすいと思います。その一方で、心に大きな問題を抱えた者が、何かの拍子でそのようなスイッチが入ってしまい、統合失調症へ転落してしまうのでしょう。そんな話はともかく⋯本題に入りたいと思います。重要な点になるので何度も言いますが⋯思念体の訓練は、瞑想などによる変性意識状態下で行うのが前提です。もちろん、瞑想以外にも変性意識状態になるための方法はあります。瞑想はあくまでも一例に過ぎません。自分の場合、音楽を聴きながらやる方が効率的に実現できると言うなら、それがその人のベストになります。

変性意識でコミュニケーションを試みる行為が自動化訓練

しかし、これは以前に説明した通り、音楽は慣れてしまうと徐々に変性意識に入りづらくなります。瞑想はその逆でやればやるほど深化して行きます。ちなみに、これは比較的若い世代、10~20代の人に限られますが、ただの空想でも変性意識状態になれます。机の上で夢想に耽っていたら、あっと言う間に時間が過ぎていた⋯なんて経験したことのある子は意外に多いと思います。まぁ、これを応用したものがダイブやダイブ界になる訳ですが⋯いずれにしても、変性意識状態で思念体との会話、コミュニケーションを試みる行為が本来の自動化訓練法になります。また、一人二役のなりきりは思念体のキャラ作りのため、本格的な自動化訓練に向けた調整、テストと考え、早々にそのようなスタンスでの訓練から脱出しましょう。いつまでも続けると様々なデメリットが出てきます。

夢のような理想的な自動化訓練法

一人二役も当然ながら、言語に頼り過ぎた訓練も禁物です。オウムに言葉を覚えさせるような単純反復訓練は非効率的であり、前回記事でも述べた通り、気づかぬうちにやっている本人の言語認知機能に悪影響を及ぼす危険性があります。それも本当に最初のうち、あくまでも、声質の調整に留めた方が良いでしょう。理想的な自動化訓練は、人間が寝ている間に見る「夢」の登場人物と会話するようなやり方になると言えます。今回はそれを行うためのコツについて説明しておきます。尚、ダイブは必須前提としておりません。従来方式の自動化訓練でも変性意識状態下でやるのであれば適応可能です。難しいものではありません。実にかんたんです。ただシチュエーションを妄想して楽しんでいれば良いのです。同じものを繰り返しやっても構いません。

妄想と言う名の学習情報に偏りを持たせないのがコツ

思念体と会話しようと単純反復訓練に勤しむのではなく、思念体とこんな会話ができたらいいなと妄想していれば良いのです。ただそれだけです。同じシチュエーションを繰り返しやっても構いませんが、偏りが生じないよう様々なパターンに挑戦しましょう。ポイントはここです。偏りの生じると本当にただの妄想に終わってしまいます。人工知能AIの情報学習と同じで、幅広いものが要求されます。特定ジャンルの情報ばかり学習させられても、情報に深みやニュアンスのようなものがもたらされません。思念体とのFセクが目的で、まぁ⋯そういう特殊なシチュエーションばかり妄想してばかりいても、自動化は一向に進展しないと思います。人生にいろいろな出来事、人間に喜怒哀楽があるように、思念体との共通体験、共通認識も幅広いものに仕上げていきましょう。