前提条件を重要視するもう一つの理由

投稿日 2023.06.14 更新日 2023.06.16
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本サイトの思念体に関する執筆内容は、関係者でないと分からない、話の見えない部分も多々あるかと思う。初心者、初学の者にはやや不親切かもしれないが大切な話となる。これまで一通り説明した来たように、精神疾患との区別が付き難い代物となるため、人工精霊、タルパ、イマジナリーフレンド等に関心を持ち、自分も所持者になろうと決めたら、いきなり、こちらの世界に入り込むのはやめて欲しい。まずは、どのような人物たちがいるのかじっくりと観察し、自分のためになる人物とそうでない人物の見極めをして欲しい。本物と呼べるレベルはごく限られた一部に過ぎない。それから専用のSNSアカウントを作成して飛び込んで来て欲しい。重度の精神疾患、統合失調症を患った者と一度でも交友関係を結んでしまうと、自分が消える以外に対処方法がなくなる。

正しい専門用語を使い偽物と一線を画す姿勢を見せよう

タルパ所持者のことをタルパーと言うが⋯海外ではタルパマンサーと呼ばれており、こちらが本来的なもので正確な表現となるようだ。たまに「自分はパーです」と略して自己紹介している人を見かけるが⋯自分はクルクルパーですと言っているようにも聞こえるのでやめよう。専門用語を正しく使用する姿勢と態度は、統合失調症でも患っているような自称と距離を置き、一線を画するには良いものとなる。精神を患っていたり、病み系と呼ばれるような自称は、この世界における悪しきポピュリズムの一般化、衆愚化を企む者たちである。そうでないと自分たちの思念体世界における存在意義が失われる。病理との区別が明確化される定義を嫌悪する。だから、専門用語も曖昧なままの方が都合が良い。何気ないことであるが正しい専門用語を使うように心がけよう。

前提条件を強調するもう一つの意図

これまで述べて来た通り、何より【前提条件】を重視する考えは、偽物を自然と寄せ付けさせないお守りともなります。精神病んだ者による人工精霊・タルパ作成を断念させることが最大の目的ですが、真っ当な挑戦者を問題児どもから守る⋯そうした裏の意図もあります。魔術師や占い師、催眠術師や心理士などを名乗った上で、思念体の世界にデビューするのが望ましいと言えるでしょう。偽物の天敵は豊富な専門知識を持ち、理論武装したプロフェッショナルです。何度も強調しておきますが⋯そうした意味からも、まずは、魔術師や占い師、催眠術師や心理士、あるいは、マジシャン、手品師でもええですわ。それらになってから人工精霊やタルパに挑戦することを強くお勧めします。ただし、自称やはったりは絶対にダメですよ。真面目にしっかり勉強してください。

思念体世界を守る最後にして希望の砦

思念体世界の悪しき慣習として、上述した定義に関する議論のタブー視の他、精神障碍者に配慮を求めるクレームの声が上げられる。人工精霊は降霊術の一種で、タルパは宗教的なものである。オカルトやスピリチュアルの世界でそんなことを訴えられても困る。また、イマジナリーフレンドも幼少期における自然な認知現象であり病理ではない。所持者の圧倒的大多数は普通の大人へ成長する。一般心理学の世界で精神疾患を語られても困る。それはともかく⋯多くの場合、マウント認定による形になるので厄介だ。具体的には、オカルトや心理学の考察に対する知識マウント認定、少しでも現実世界と織り交ぜて思念体を語ろうものならリア充マウント認定される。オカルトや科学なんてどうでもいいだとか主張する者まで現れ始め、前提条件の切り崩しまで行われようとしている。

前提条件は多くの前提条件の集合体である

一方で、以前にも指摘した話になるが⋯最近、急に魔術師や占い師を志すメンヘラが目立つようになって来た気もします。何をやろうと人の勝手です。どうぞご随意に。知性や感性の欠片もない直感力ゼロの性悪なメンヘラになんかに無理だと思いますけど。まぁ、気が済むまでやると良いでしょう。専門の教科書を読んだだけでなれるものでもありません。魔術や占いなどの専門知識以外にも、現実世界のいろいろなことを知っていなければなりません。でないと占断できません。さらに、独自の方向性やオリジナリティのようなものを加味して、他の魔術師さんや占い師さんと差別化を図らないといけません。教科書の模範解答を丸暗記して、それを伝えるだけでは占いとは言いません。相手の年齢や性別などの条件により変わりますし、複雑系が苦手なメンヘラに占いは無理です。