水晶占いの幻視技法による人工精霊タルパの作り方

最初に釘を刺しておきたいことがあります。当方に否定的であった者の閲覧は固くお断りします。具体的には人工精霊の作り方「運の光」のアンチだった人ですわ。公開されているものだからと言って、誰でも見て良い訳ではありません。現実の日常生活を充実させて、人生を有意義なものに変えたい方のみご入場ください。当サイトが提唱するタルパは願望成就と自己実現が目的です。あと、精神的に抱えた問題を自己正当化するための理由付けとしてタルパを求めているなら他所へお願いします。そもそも、タルパは⋯内在性解離や双極性障害などの気分障害、解離性同一性障害とはまったく関係ありません。タルパと人格を混同されている方も見受けられますが、人格から独立したものがタルパです。いろいろ勘違いされている方が多過ぎです。それではタルパの作り方について語ろう。
当方のアンチは注意事項を無視するような連中です。それでもやって来るでしょうが⋯自動化を否定していたも同然の似非です。魔術や占術の適性ゼロ、空想の感性ゼロ、哲学的な知性ゼロ。どうあがいてもタルパなんか作れませんよ。なりきり界隈へ行け。
スクライング(幻視技法)を基本技とする方法
人工精霊の作り方「運の光」では⋯ガラス容器を利用した幻視法を提唱したことがあったと思う。タルパの原形イメージをホログラム映像のようにガラス容器内に浮かび上がらせる幻視技法もどきだ。当時は現実空間を背景にした視覚化を重視していた姿勢と、ダイブ界に関する研究を行っていなかったことから、水晶占いのスクライングやタロット占いのパスワーキングなどを併用したタルパ作りには積極的ではなかった。しかし、諸般の事情から現実空間を背景にした視覚化を否定するようになり、ダイブ界でのタルパ作りを推奨するようになった。タルパは心理学的にはイマジナリーフレンドと同じであり、隔離された深層意識の心象世界から生み出すのが安全と言える。私は夢占いと水晶占いが専門なので⋯以降、水晶占いを基本にした解説をして行く。
タロット占いのパスワーキングでも同じことはできると思います。水晶玉やカードなど介する点は同じです。また、大切な点になるので何度も言っておきますが⋯水晶占いだからと言って水晶玉を買う必要はありません。ガラス容器でも代用できます。
水晶占いがタルパ作りに適切な理由
現実空間を背景とする従来の視覚化は⋯人にもよると思うが、タルパ作りの工程の中で最も難易度の高い障壁になると思う。故に人工精霊の作り方「運の光」では、途中から自動化を優先させるようなスタンスへ方針を変更したと思う。しかし、脳で処理される情報の八割は視覚に起因するもので⋯そもそも、自動化は視覚的な挙動イメージ、動的視覚効果があらかじめ完成されていた方が実現されやすい。表情や身振り手振りなどの感情表現はコミュニケーションの基本だ。言葉は後から勝手に付いて来る。占いのスクライング(幻視技法)を用いてタルパを作れば、動きのある視覚化⋯と言っても、水晶玉に映し出される心象世界の中のタルパが見えるようになる。それに成功さえすれば自動化もあっと言う間だろう。また、水晶玉は依り代でなくタルパを発現させるための道具となる。
タルパ作りに目的化したスクライング(幻視技法)のやり方
ここで解説するスクライングは本来の水晶占いのものとは大きく異なる点だけはご了承ください。まず、タルパを作り出そうとする際⋯現実空間の中でタルパの原形となる塊、器のようなものをイメージするところから始めると思います。とりあえず、身長や体格などのサイズ感のイメージを先に固めます。そこから装飾を施して行くようにタルパの姿を鮮明化させて行きます。しかし、このような空気トレーニング的なやり方は意外と難しく幻視は得難いです。タットワの技法にみるような⋯光学的、錯視的な幻視を誘発させる方がかんたんです。水晶玉の表面に映し出される自分自身の陰影をじっと見つめ、あとは事前に設計デザインで決めておいたタルパの姿をイメージするだけです。そのうち自分の陰影がタルパの姿に変わり、動きのようなものまで見えるようになります。
凝視による変性意識の誘発
このやり方の最大のメリットは⋯意図せず自然と変性意識になれる点にあります。何をじっと見つめる行為、凝視は精神を集中させている状態で、従来のタルパ作りにおける視覚化では捉え難かった感覚になると思います。そもそも、空気を凝視しようとしてもできる訳ありませんし、瞑想に慣れた者でないと本来的に難しいやり方となります。あとは好奇心に誘われるままやると良いでしょう。とりあえず、水晶玉の中でタルパがあなたに向かって手を振ってきたり、笑顔を見せるようになります。そうした視覚化のようなものができるようなったら、タルとの対話を試みます。従来の一人二役による自動化訓練は行いません。九官鳥やオウムに話しかけるよう⋯水晶玉に向かって話しかけてはいけません。空想で実現します。水晶玉に映し出されたタルパとあなたの空想を融合させます。
タルパと空想(明晰夢化された白昼夢)の融合
水晶玉を凝視し続けて、動きのあるタルパの姿が見え始めたら⋯凝視するのをやめて視点をぼやかし、空想の世界へ入り込んで行きます。その中でタルパとの対話を試みます。水晶玉の中へ吸い込まれて行くようなイメージをすると良いかもしれません。タットワの技法のように拡大化させてその中に入って行くイメージでもかまいません。ここら辺は個人の感覚差になるのでお好きな風にどうぞ。人によっては強い眠気を感じるかもしれません。まぶたが重くて我慢できない場合、目は瞑ってかまいません。ただし、寝オチや入眠時幻覚を防ぐため、自分にしか聞こえないくらいの小さい声で何かささやき続けると良いでしょう。これで水晶玉に映し出されたタルパとあなたの空想が融合されます。以降、空想⋯明晰夢化された白昼夢の中でタルパとの交流をお楽しみください。
明晰夢のタルパに視覚化や自動化の訓練は不要
今度は空想を終了させるプロセスについて説明しておきます。やり方はかんたんです。目を開けていたなら現実空間で焦点を合わせる、目を瞑っていたなら目を開ける⋯ただ、それだけです。終わった後、深呼吸をして脳に十分な酸素を送り込み、軽い体操でもすると良いでしょう。現実に体を慣らします。夜、寝る前に行ったのであれば、そのまま眠りに就いてもかまいません。ただし、車を運転する直前は危険なので絶対にやめましょう。基本的に今からもう出かける予定のない、一人で静かに過ごせる時間帯に行います。タルパの視覚化や自動化は⋯もう、訓練として意識して行う必要はありません。空想でなら視聴覚的なイメージはできるはずです。明晰夢としての空想になるので、視覚化や自動化は気にする必要はありません。タルパはすでに存在している状態となります。
空想を明晰夢として維持するコツ
水晶玉を見つめ続け⋯意識が徐々に変性意識状態へ変わって行くと、視界の周囲はボヤけ始め、意識が自分の体の中へ縮退して行くような不思議な感覚を覚えると思います。意識と肉体が分離⋯と言ったらオカルト的な表現となりますが、実際、夢見の状態は体内で幽体離脱しているようなものです。上述した通り、高い確立で眠気にも襲われます。そのタイミングで凝視をやめて、意識だけを水晶玉に向けることで⋯水晶玉に映るタルパのところへ向かうと同時に空想を融合させます。空想の異世界は水晶玉の先にある感じにイメージすると良いかもしれません。事前にしっかりとした空想の世界観とシナリオを決めて臨みましょう。事前にそうした準備をしておくことで、思考過多による夢のシチュエーションの迷走、変性意思状態の途中解除を防止することができます。
スクライングの注意点
従来は現実空間を背景に⋯身長や体格など、おおよその目安を決めた原形、タルパの元となる塊、器のようなものに対する作業、訓練となります。ここで言う塊、器とは⋯気功や太極拳で知られる気のボールを作る技を応用したもので、タルパの体は気を練って作り上げるものとも言えます。これに対して、水晶占いによるやり方は⋯水晶玉に映し出される自分自身の陰影をタルパに見立て、従来のタルパの元となる塊、器の代わりとして利用します。これを凝視しながらタルパの容姿のイメージを動的に引き出していきます。本当に動いているように見え始めるため、視覚化と自動化が同時に一瞬で実現して行くような感覚に興奮を覚えることでしょう。しかし、心に問題のある人がやれば、タルパでなく変なものが見え始めるので、どうしても上手く行かない場合はあきらめてください。
水晶玉を使用する心理学的な意味
自分の陰影を意識して利用することで、投影や代理などのネガティブな心理が働きづらくなります。最初から自分に関するものとわかっていますから⋯また、物理的に離れた視点でタルパの姿を捉えようとすることで、タルパとの相対感を培うことができるようになります。自分の陰影がタルパの姿に変わって行く様子は、一見すると自分がタルパに変わっていく人格交代をイメージさせますが、一人二役のように連動させることは不可能なのでその危険性はゼロです。やって見れば分かりますが⋯自分とは別の完全に独立した意思を持つ存在であるかのように動き出します。さらに、タルパに見立てた陰影と同調させるように心象世界と結び付けることで、深層意識の中できちんと隔離、保存され、過去の悪い記憶やトラウマからの干渉を未然に防ぐことができます。
通常意識状態でのタルパ
水晶玉を使った空想を繰り返し楽しみ続けることで、深層意識の中でタルパの自我は⋯無意識の記憶情報の集合体として、しっかりとしたものへ醸成されていきます。そのうち、通常意識状態でも空想の世界にいるタルパとテレビ電話でもするかのようなコミュニケーション、対話ができるようになります。これは従来のタルパの自動化と同じ原理です。ただし、現実世界へ出さない、現実空間を背景にした視覚化は非推奨とします。また、通常意識状態でタルパと意思疎通したい場合、パワーストーンや指輪などを空想の世界へ繫がる鍵に見立て、それを介する形で行うよう自分自身に対して意識付けをすることを強くおすすめします。従来の依り代的なものになり、見たり触れたり握るなどをトリガーにすると良いでしょう。複数個あって構いませんし紛失しても再購入で再現できます。